平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

江頭2:50名言集~1クールのレギュラーよりも1回の伝説!

2011年12月14日 | 名セリフ・名言集
 gooランキングで江頭2:50さんの名言集をやっていた。
 <笑いのためなら死ねる数少ないサムライ芸人>と言われる江頭さん。
 その言葉はどんな偉人の言葉より現代のわれわれの胸を打つ。元気にする。

 まずは芸人論。

★1クールのレギュラーよりも、1回の伝説。
 確かに特に何の江頭さんがテレビに出れば皆が注目する。何をしでかしてくれるんだろうと思う。
 そして記憶に残る。最近では「メチャイケ!」で重盛さと美さんの太ももにしゃぶりついたこと!
 レギュラーで毎回出ているが、存在感を出せない芸人さんよりはずっといい。
 テレビ画面の外の安全な場所にいるわれわれ視聴者は、ある意味残酷だが、「よくやるよ!」「すごい!」というのを求めている。
 珍獣ハンター・イモトさんも「よくやるよ」という感じだが、江頭さんのような<いかがわしさ>はない。
 そして、われわれは健全なものを求めると共に、一方で<いかがわしいもの><非道徳なもの>、公に出来ない<お座敷芸>のようなものを求めている。
 そこで、こんな江頭さんの言葉。

★芸人にとっちゃ無秩序が秩序さ!
★まずい事をやるために、俺は呼ばれたのさ。

 このふたつの言葉が江頭さんの芸風を表す言葉である。そして現代のテレビでこれをやれている芸人さんはほとんどいない。
 <いかがわしさ>については、こんな言葉もある。

★浄化?これ以上、天使に近づけと言うのかい?

 どういう文脈で言われた言葉かはわからないが、現代社会は汚いもの、有害なものを排除して<無菌状態>になりすぎている。
 たとえば有害図書排除。
 こういうものがあって、人は自分の心の闇と折り合いをつけ、何とかバランスを保って社会生活を送っているのに、これらがなくなったらどうするのか?
 心の闇は鬱積して、別な形で爆発する。
 天使ばかりだと、人は息苦しくてやっていられない。
 江頭さんのこの言葉は、ある意味<哲学>である。
 それはこんな言葉にも通じる。

★きたねえ豚も炙りゃいい香りするだろ?

 こんな言葉もある。

★99人があきれても、1人が笑うなら俺達の勝ちじゃねぇか。
 強いですね。
 普通だったら、99人にあきられてしまったら落ち込んでしまう。辞めようとおもってしまう。
 これは、もしかしたら江頭さんのやせ我慢かもしれないが、われわれもこれくらい開き直ることが出来たら、結構強く生きていられる。
 しかし、江頭さんは甘えは許さない。叱咤激励をする。
 たとえば、こんな感じで。

★おい!おい!おまえはいつだって全力だったと言えるのか?俺は言える!!
★本気でやらないと、本気で笑えないんだよ。

 江頭さんは常に真剣勝負なのだ。
 だから、その言葉は実に力強い。

 江頭2:50名言集PART2はこちら。


コメント
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