平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

戦争絶滅法案~戦争が始まって10時間以内に最前線に行くのは国家元首、賛成した国会議員!

2014年05月31日 | 事件・出来事
 デンマーク陸軍大将フリッツ・ホルムが考えた『戦争絶滅受合法案』という法案がある。

 内容は、
 戦争が始まってから10時間以内にまず次の者たちから、最前線に最下級の一兵卒として送り込まれる。
 ①国家の元首
 ②国家元首の16歳以上の男性親族
 ③総理大臣、国務大臣、次官
 ④男性の国会議員。ただし戦争に反対の投票を為した者は除く。
 ⑤キリスト教または他の寺院の僧正、管長、その他の高僧で公然戦争に反対しなかった者

 この法律があったら、地球上の戦争の大半はなくなるでしょうね。
 きっと政治家は話し合いで物事を解決しようとする。

 戦争の本質をシニカルにえぐり、安全な所にいて美しい言葉を並べる権力者に対する静かな怒りさえも感じる法案だと思います。

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解釈改憲に反対する「国民安保法制懇」が発足!~安倍政権の暴走を止めよう

2014年05月30日 | 事件・出来事
 安倍政権の暴走を食い止めるグループが発足した。

 その名は「国民安保法制懇」

 メンバーは、
 阪田雅裕(元内閣法制局長官)
 大森政輔(元内閣法制局長官)
 柳澤協二(元防衛官僚)
 孫崎享 (元外務官僚)
 小林節 (憲法学者)
 樋口陽一、長谷部恭男、最上敏樹、伊勢崎賢治、愛敬浩二、青井未帆、伊藤真氏。
 いずれも立憲主義や戦場の現実立場から、安倍首相の<解釈改憲>に異を唱える方々だ。

 何しろ安倍首相のつくった「安保法制懇」は皆、集団的自衛権に賛成する人たちですからね、賛成派だけの意見だけで物事が決められたら、たまったものではない。
 というか、安倍首相はなぜ「安保法制懇」に反対派を入れなかったのか?

 以前、麻生副総理は、
「ナチス政権下のドイツでは、憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わってナチス憲法に変わっていたんですよ。誰も気づかないで変わった。あの手口、学んだらどうかね」
 と、とんでもない発言した。
 現実には麻生副総理が言うような「ナチス憲法」というものは存在しないが(←さすが麻生さん!)、
 ヒトラー政権が「全権委任法」を成立させ、ワイマール憲法を無力化し、ナチに拠る独裁が始まったのは確かだ。
 権力者は自分を縛る<憲法>を骨抜きにしたいと常に考えている。
 そして、今回の安倍首相がしようとしている<解釈改憲>はまさにそれだ。

 歴史というのは、力と力、推進勢力と反対勢力のせめぎ合いだと思う。
 今回出来た「国民安保法制懇」は反対勢力。
 歴史が正しく進むためには、反対勢力が必要だ。
 それで何とか極端に行かず<中庸>になる。

 出来れば、今回の「国民安保法制懇」と安倍首相の「安保法制懇」が公の場で議論してほしい。
 きっと「国民安保法制懇」が議論で勝つとは思いますが。


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集団的自衛権~自衛隊員の声「日本が攻撃されてもいないのに戦争をしますか。私は絶対に嫌です」

2014年05月29日 | 事件・出来事
 現在、議論されている集団的自衛権について自衛隊員の方はこんなふうにコメントしている。

「集団的自衛権の本質はひとつしかない。
 自衛隊が米軍やその同盟軍といっしょに海外で戦争することです。殺したり、殺されたりする。
 日本が攻撃されてもいないのに戦争をしますか。正気で耐えられますか。
 私は絶対に嫌です」(元自衛隊3等陸曹・井筒高雄さん)

「もし他国が日本を攻撃してきた場合は、たたかって殺されても仕方ないと思う。
 だか、アメリカの都合で戦場に行き恨みもない人たちを殺した、自分や隊員が殺されたりするのは単なる無駄死のような気がしてならない」(長崎新聞)

 そうなんですよね。
 日本には直接関係ない国の人を殺すのが集団的自衛権。
 安倍首相は<限定的>と言っているが、戦争に限定的などない。
 拡大解釈されて、どんどん海外派兵を行っていく。
 現に自民党・石破幹事長は、多国籍軍参加について「現内閣はやらないが、将来は参加の可能性あり」と言っている。
 つまり安倍首相は「限定的」と考えているかもしれないが、将来的には時代の流れによって「限定的」が都合の良いように拡大解釈されるということ。

 それに戦場で殺し、殺される戦いをするのは<自衛隊の人たち>なんですよね。

 だから実際に戦場で手を染めることのない人間が集団的自衛権に賛成するのはおかしいと思う。
 そんなに危機を感じているのなら、今すぐ自分自身も自衛隊に入るべき。
 それが思想と行動の一致だ。

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卑怯なり、安倍晋三!~原子力規制委員会に原子力ムラの田中知氏を抜擢!

2014年05月28日 | 原子力発電・反対
 原発の安全審査を行う原子力規制委員会。
 その委員である島崎邦彦氏と大島氏が退任し、代わりに与党・自民党の推薦で田中知氏と石渡明氏が委員になるらしい。

 辞める島崎氏は地震学者で、安全判断について比較的フェアな判断をしてきた方。
 一方、代わりに入る田中知氏は<原子力村の中心的人物>。原発メーカーから献金ももらっている。

 またか……。
 安倍晋三首相のやり方はすべてこれである。
 人事で自分に近い意見の人間を引っ張ってきて、組織を意のままにする。
 NHKしかり。
 内閣法制局長官しかり。
 最高裁長官しかり。
 そして、今回は原子力規制委員会。
 そう言えば、集団的自衛権の根拠を示した<安保法制懇>も、あくまで首相の私的諮問機関だが、賛成派の人間ばかりを集めていた。

 安倍晋三首相、卑怯ですよ。
 賛成派が多くて反対派が少なくなれば、賛成に傾く可能性が高くなるに決まっているじゃないですか?

 安倍晋三首相は本当にこの国を意のままにしようとしている。
 一部で<独裁者・安倍>と揶揄されるのも当然だ。
 おまけに安倍さん、頭悪いからな~。
 記者会見で示した、集団的自衛権のパネルの実例はすべて論破されているし(笑)
 国民を説得する記者会見なんだからフツー簡単に論破されない事例を持ってくるでしょう?
 アメリカでは「アベは考えが浅い」と言われているらしい。

 安倍氏のことを書いていると、どんどん過激になってしまうが、
 <バカに権力を持たせると国が滅ぶ実例>
 として歴史に刻まれるような気がしている。


※追記
 プロレスラーの田延彦氏はツイッターでこう発言。
「へえー、原子力規制委員、厳格な審査をする島崎氏が去る?変わって推進派が就任?へえー、都合が悪くなると決まって力技だな」
 おっしゃるとおり!

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軍師官兵衛 第21回「松寿丸の命」~されど! 殿が裏切るはずがございませぬ! 何故に松寿丸を!?

2014年05月26日 | 大河ドラマ・時代劇
 光(中谷美紀)は語り、叫ぶ。
「これも武家に生まれた者の定め、いた仕方ございませぬ。
 されど!
 殿が裏切るはずがございませぬ!
 それなのに何故に!? 何故に松寿丸を!?」
 光の複雑な心情を語った名ぜりふだ。
 おそらく後半が本音だろう。

 人は自分の大切なものを守るために生きている。
 光の場合は、子供と夫。
 ラストシーン、光が夫のために祈る仏壇の傍らには、おね(黒木瞳)から贈られた松の扇。

 ところが織田信長(江口洋介)の場合はすこし違う。
 天下布武。
 この大義のためなら個人が犠牲になっても仕方がないと考えている。
 これが権力者の考え方だ。

 もちろん群雄割拠の無秩序状態は民に不幸をもたらすので秩序回復は必要なのだが、この<無秩序>や<不幸>のほとんどは権力者がつくりだしている。
 今回の村重の謀叛だって信長の強権がなければ起きなかったことかもしれない。
 現代の安倍首相だって「国民の生命と財産を守る」といかにも正しそうなことを言っているけど、近隣との摩擦をつくっているのは彼自身だし、少しも外交努力をしていない。
 まあ、同じことは中国の指導者にも言えるのだが、ともかくいつの時代も権力者というのはどうしようもない。
 国益、大義と称する自分の思いのために争いを起こし、結局、いつもひどい目に遭うのは名もなき庶民だ。
 権力者はぜいたくな暮らしをして高見の見物。
 官兵衛(岡田准一)は地下牢の中で嘆き苦しんでいるのに、信長は安土城の高い所からワインを飲みながら残酷な命令を出している。

 半兵衛(谷原章介)はイケメンですね。
 松寿丸のことを秀吉(竹中直人)にも迷惑がかからず、官兵衛にも救いになるような方法で収めている。
 それは自らの責任を伴うものなのだが、死期が迫っている半兵衛にしてみれば何でもない。

 松寿丸の無事を伝えるおねの方法も工夫が凝らされていた。
 職隆(柴田恭兵)の説明は少しこじつけっぽかったのですが、これが凡庸な脚本家なら、何の工夫もなく、生存のこと書いた手紙を直接送ったりするんでしょうね。

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原発事故のメチャクチャな状況を語った『吉田調書』~政府はなぜ公開しない?

2014年05月25日 | 原子力発電・反対
 3・11の時、福島第一原発の所長が吉田所長(故人)が、当時のメチャクチャな状況を語った『吉田調書』が朝日新聞によってスクープされた。

 そこには、
★第一原発にいた所員の9割にあたる約650人が吉田氏の待機命令に違反し、10キロ南の福島第二原発へ撤退していた。
 その中には事故対応を指揮するはずのグループマネジャーと呼ばれる部課長もいた。

★吉田所長が非常用復水器の仕組みを理解しておらず冷却に失敗し同日中にメルトダウンした。ことなどが書かれている。

 別に吉田所長や避難した650名の方々を非難するするつもりはない。
 原発が目の前で爆発しそうだったら誰でも逃げるだろう。
 吉田所長だって、当時は完全な<安全神話>の時代だったのだから仕方ないと言えるし、何よりも最前線で収拾にあたられたことに敬意を表したい。

 問題なのは、現政府がこの『吉田調書』の公開を渋っていることである。
 これが公開され、分析されることで、今後の事故対策に役立つことはたくさんあるはず。
 なのに、なぜ政府は公開をしない?
 これが公開されれば、原発の危うさが喧伝されて、国民の間に<原発反対>の気運が高まることを怖れるからか?
 現政府の方針は<原発維持>ですからね。こう勘ぐられても仕方がない。

 昨年、成立した『特定秘密保護法』。
 これが現実に施行されたら、『吉田調書』のような政府に都合の悪い資料は<特定秘密>として隠蔽されるだろう。
 国民は偏った、不確かな情報の中で物事を考えていかなくてはならなくなる。

 政府は吉田調書を公開すべきだ。

 なおスクープした朝日新聞は『吉田調書』の一部を公開している。←これがマスコミの役割!
 今後も随時公開していくようだ。
 興味のある方はこちら

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安倍晋三事務所が移民に反対する保守青年に一喝!~意見があるなら選挙に出ろ!

2014年05月24日 | 事件・出来事
 移民受け入れに反対する保守青年が、衆議院の安倍首相の事務所に電話した時のやりとりが一部で話題になっている。

 真剣に移民受け入れを反対する青年に職員は、
「自民党を支持している人が反対していると言うが何人の意見ですか? 印象ではないですか?」
「ご意見があるならあなた自身が選挙に出ればいいじゃないですか?」
 といった主旨のことを発言。

 青年が選挙に出るための供託金300万円が払えないというと、
「供託金のために本気でお金を貯めたことがあるんですか?」
「一生懸命貯めれば300万くらいすぐに貯まりますよ」

 青年が「今、国民全体が疲弊していて300万貯めるのは大変」と訴えると、
「国民全体が疲弊しているんですか? あなたのわかっている範囲で言っているんじゃないですか?」
 といった主旨の逆ギレ。

 実際のやりとりはYoutubeのこちら
 生々しくて、結構面白いです。
 現実はドラマより面白い?

 このやりとりで言えることは、あくまで個人的な意見ですが、
 <自民党は青年のような人間に対して政治をしていない>ということ。
 安倍首相をはじめとする主要な自民党議員が、二世三世の<おぼっちゃん議員>であることが示すように、底辺の暮らしをする人間のことなど考えていないということ。
 上の連中は上の連中どうしでつるんでいる。
 何しろ消費税はあげて、企業は減税ですからね。
 現在は残業代もなくそうとしている。

 一方、電話で話している安倍晋三事務所の言うことも<オトナの意見>としてはわからないわけではない。
 オトナが言っていることは要するに
「甘えるな」
「個人の思いを大多数の意見のように思い込むな」
「本気で自分の思っていることが正しいと思っているのなら、リスクを負う覚悟を持って取り組め」
「何でも他人がやってくれると思うな」
 ということ。

 これらを僕なりに翻訳すれば、<個人として自立しろ>ということ。
 国家とか大きなものに自分を委ねれば、それは楽ですよ。
 日本という国が軍事的にも一流国家になれば、現在の惨めな自分も優越感に浸れるし、舐められずに済む。
 でも、それは幻想なんですよね。
 国家が偉くなっても、現実の自分の惨めな生活は変わらない。
 それはワールドカップで日本が優勝しても自身の境遇は何も変わらないのと同じ。
 だからこそ大切なのは、個人が自立して、どんな小さなことでもいいから自分自身に誇りを持つこと。

 電話の青年は純粋ですね。
 純粋にオトナを信じている。
 そんな純粋さを利用して、オトナはほくそ笑んでいる。
 こんな青年はいずれはダマされて戦場に行くんだろうな。

 はやく自立して、オトナを批判できる人間になってもらいたいと思います。

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憲法9条がノーベル賞にノミネート~安倍首相らが名を連ねる日本会議は反対を表明?

2014年05月23日 | 事件・出来事
 先月、憲法9条がノーベル平和賞にノミネートされた。
 僕も賛同に署名しました。
 10月の発表が楽しみです。

 過去記事「憲法9条をノーベル平和賞に」はこちら

 このノミネートに対し、国会議員も対応。

『民主党の小西洋之、共産党の吉良佳子両参院議員らは22日、参院議員会館で記者会見し、日本の憲法9条にノーベル平和賞を授与するよう求める文書を駐日ノルウェー大使館を通じてノーベル賞委員会に対して提出したと発表した。
 文書には、自民党の2人を含む与野党7党と無所属議員の計60人が賛同者に名を連ねた』(時事通信) 

 素晴らしいですね。
 自民党議員にも2人、骨のある人がいましたか。
 一方、これに反対する団体も。

『誇りある国づくりのために国民運動を推進している民間団体、日本会議青森支部(柴田千代治支部長)は17日夜、青森市の「ねぶたの家ワ・ラッセ」で総会を開き、憲法9条のノーベル平和賞受賞に反対していくことを確認した。
 総会には11人が出席。「わが国と郷土の伝統継承」「道徳教育の推進」など、今年度の活動方針を確認した後、今秋の青森市議選立候補者に対して、憲法改正や市議会本議場に国旗と市旗を掲揚することに賛同を促す活動を展開することを決めた。
 また、憲法9条のノーベル平和賞受賞阻止に向けて、東京のノルウェー大使館に反対するはがきを送ることを決めた。同支部では「憲法は平和条項が規定されているだけで緊急事態対処、家族保護などの項目は盛り込まれておらず、国家の基本法としてふさわしくない」としている』(産経ニュース)

 この日本会議という団体、『誇りある国づくりのために国民運動を推進している民間団体』らしいが、日本国憲法がノーベル賞を獲ったら、それこそ<誇りある国>になるのになぁ。
 オリンピックで金メダルを獲るとかワールドカップで優勝することに匹敵する快挙では?

 それに「憲法は平和条項が規定されているだけで緊急事態対処、家族保護などの項目は盛り込まれておらず、国家の基本法としてふさわしくない」と言っているが、そんなことは憲法でなく、一般法律で書くことでは?

 なお、Wikipediaに拠れば、この日本会議の国会議員懇談会には、安倍晋三首相を始め、石破茂、小池百合子、麻生太郎、菅義偉、下村博文など、政権のそうそうたるメンバーが参加している。

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福井地裁が大飯原発の運転差し止め判決!~安倍内閣の暴走を止めた司法

2014年05月22日 | 原子力発電・反対
 福井地方裁判所が大飯原発の運転差し止めを命じる判決!

「原発は電気を生み出す一手段にすぎず、人格権より劣位にある」
「地震の揺れの想定が楽観的で、原子炉を冷却する機能などに欠陥がある」
「原発停止による国富の流出を問題視する意見もあるが、豊かな国土と国民がそこに根を下して生活していることが国富であり、これを取り戻すことができなくなることが国富の喪失であると当裁判所は考えている」

 やっと<司法>が機能しましたね。

 日本は、立法・司法・行政の<三権分立>の国。
 なのに行政=政府が強すぎる。
 現在のことでもっと具体的に言うと、安倍内閣がやりたい放題。

 立法府である国会は与党勢力が強すぎてまったく機能していない。
 日本維新の会やみんなの党のように自民党に擦り寄る情けない野党までいる。
 おまけに第四の権力と言われるマスコミは、首相と食事をするなど馴れ合いで、ほとんど批判精神を失っている。
 『美味しんぼ』などの心あるメディアは<風評被害>の名の下に叩かれ、口を封じられる。

 となると、安倍政権のやりたい放題を止めるのは<司法>しかない。

 そもそも安倍首相が唱える<集団的自衛権>の解釈だって、憲法違反ではないのか?
 憲法9条をどう読んでも集団的自衛権が可能だとは読めない。
 だとすれば、もし安倍内閣が解釈変更に踏み切った場合、裁判所は「憲法違反だ」と指摘すべきだ。

 というわけで、今回の判決は、司法が自己主張したという点でも意味がある。
 同様の形で、国会(立法)もマスコミも政府の暴走を止めるために機能せよ!

 

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マスコミ関係者の安倍首相との食事~ジャーナリストとしての矜持はないのか?

2014年05月21日 | 事件・出来事
 安倍首相とマスコミ関係者の癒着は続く。
 新聞の首相動向に拠れば、15日、集団的自衛権・記者会見の後、首相は西新橋のすし店「しまだ鮨」にて次の方々と食事をしたらしい。

・田崎史郎時事通信解説委員
・島田敏男NHK解説委員
・曽我豪朝日新聞編集委員
・山田孝男毎日新聞特別編集委員
・小田尚読売新聞東京本社論説委員長
・粕谷賢之日本テレビ網報道局長

 安倍首相は前回の一次政権の時、マスコミにたたかれて退陣しましたからね。
 メディア対策に余念がない。

 食事に呼ばれて参加するマスコミ関係者も情けない。
 ジャーナリストとしての矜持はないのか?
 アメリカでは、記者は権力と距離を置く。
 会見で出されるコーヒーを口にしないし、食事などをしたら厳罰らしい。

 というわけで、
 田崎さんや島田さんがテレビで安倍首相の政策を支持するような発言をしていたら疑ってかかった方がいいかも。
 いっしょに食事をして懐柔されているかもしれないですから。

 NHKには<お友達>を経営委員と会長に送り込み、今度は民放や新聞などの発言力のある人間と食事をする安倍総理。
 したたかといえばしたたかだが、批判を怖れるチキンな人にも思える。
 何だか、新聞などが政府の広報機関に成り下がった戦前・戦中がやってくる予感がします。

 
 
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