LalaTVで「冬のソナタ」を再見した。
最終話のタイトルは「冬の終わり」。
不覚にもウルウルする。
これはなぜかと考えると、ラストシーンが穏やかだからなんですね。
それまでのユジンとチュンサンって<冬の嵐>のまっただ中にいる。
記憶や生い立ち、サンヒョクやチェリン、様々な難問が運命の恋人たちに襲いかかる。
それがラストでは……。
すべてが解決、解放されて心の中は穏やか。まさに「冬の終わり」。
再会の感動もありますが、この穏やかさがラストシーンを名シーンにしているのでろう。
その他「冬のソナタ」では小道具の使い方が上手いですね。
たとえば<ポラリス>。
夜空で絶対に動かない星・北極星。
これは「自分は動かずにずっとユジンのそばにいる」というチュンサンの象徴なのですが、これが至る所に登場する。
まずユジンが勤める会社の名前。
これで二十年後もユジンがチュンサンのことを思っていることがわかる。
チュンサンでもあるミニョンがポラリスのネックレスをプレゼントしたこともそう。
これはミニョンの「自分は動かずにずっとユジンのそばにいる」「ユジンを守り続ける」という意思表示。
このネックレスは小道具としてその後様々な使われ方をする。
サンヒョクと共に歩んでいく決意をした時、ユジンはこのネックレスを外す。
ミニョンの生い立ちが分かり、別れねばならない時、ネックレスが壊れる。
そして別れの時、チュンサンは泣きながらそのネックレスを海に投げる。
ポラリスがその時々の主人公たちの気持ちを表現している。
実に見事な小道具だ。
その他にもこんな小道具がある。
道具ではないが、<靴をはかせる>という行為。
これは高校時代、遅刻して塀を乗り越えた時、チュンサンがユジンにしたことだが、これがその後のドラマで大活躍する。
たとえばユジンがミニョンと出会ってスキー場の視察に行くシーン。
ここでユジンはミニョンに靴をはかせられ、チュンサンとミニョンを重ね合わせる。
ウエディングドレスを着たユジンにミニョンが靴をはかせるシーンもそう。
ミニョンはチュンサンなのにどうしてふたりは別れなくてはならないの?と視聴者は思う。
またアメリカに旅立つ時、ミニョンが空港で女の子に靴をはかせたことで、ユジンは彼に出会うことが出来た。
この様に<靴をはかせること>が小道具として3回も使われている。
< 〃 >が小道具になってしまう所もすごい。
「冬のソナタ」を小道具という視点で見直してみるのも楽しいかもしれない。
最終話のタイトルは「冬の終わり」。
不覚にもウルウルする。
これはなぜかと考えると、ラストシーンが穏やかだからなんですね。
それまでのユジンとチュンサンって<冬の嵐>のまっただ中にいる。
記憶や生い立ち、サンヒョクやチェリン、様々な難問が運命の恋人たちに襲いかかる。
それがラストでは……。
すべてが解決、解放されて心の中は穏やか。まさに「冬の終わり」。
再会の感動もありますが、この穏やかさがラストシーンを名シーンにしているのでろう。
その他「冬のソナタ」では小道具の使い方が上手いですね。
たとえば<ポラリス>。
夜空で絶対に動かない星・北極星。
これは「自分は動かずにずっとユジンのそばにいる」というチュンサンの象徴なのですが、これが至る所に登場する。
まずユジンが勤める会社の名前。
これで二十年後もユジンがチュンサンのことを思っていることがわかる。
チュンサンでもあるミニョンがポラリスのネックレスをプレゼントしたこともそう。
これはミニョンの「自分は動かずにずっとユジンのそばにいる」「ユジンを守り続ける」という意思表示。
このネックレスは小道具としてその後様々な使われ方をする。
サンヒョクと共に歩んでいく決意をした時、ユジンはこのネックレスを外す。
ミニョンの生い立ちが分かり、別れねばならない時、ネックレスが壊れる。
そして別れの時、チュンサンは泣きながらそのネックレスを海に投げる。
ポラリスがその時々の主人公たちの気持ちを表現している。
実に見事な小道具だ。
その他にもこんな小道具がある。
道具ではないが、<靴をはかせる>という行為。
これは高校時代、遅刻して塀を乗り越えた時、チュンサンがユジンにしたことだが、これがその後のドラマで大活躍する。
たとえばユジンがミニョンと出会ってスキー場の視察に行くシーン。
ここでユジンはミニョンに靴をはかせられ、チュンサンとミニョンを重ね合わせる。
ウエディングドレスを着たユジンにミニョンが靴をはかせるシーンもそう。
ミニョンはチュンサンなのにどうしてふたりは別れなくてはならないの?と視聴者は思う。
またアメリカに旅立つ時、ミニョンが空港で女の子に靴をはかせたことで、ユジンは彼に出会うことが出来た。
この様に<靴をはかせること>が小道具として3回も使われている。
< 〃 >が小道具になってしまう所もすごい。
「冬のソナタ」を小道具という視点で見直してみるのも楽しいかもしれない。