平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

小川彩佳さんのニュース23が始まった!~特集は「ネトウヨ」「分断」「孫正義天才育成財団」「AI」。かなり骨太ですね

2019年06月05日 | バラエティ・報道
 小川彩佳さんの『NEWS23』(TBS)が始まった。
 初日の月曜日(6/3)は緊張されている感じだったけど、昨日(6/4)は笑顔も見られてよかった!

 特集がいい。
 月曜日のテーマは『分断の言葉』
 火曜日のテーマは『AI時代の天才』
 ………………

『分断の言葉』は、
・ネット上でリベラルと保守がぶつかり合い、罵り合い、中間の意見がなくなっている。
・自分のアイデンティティを確認するために相手を攻撃する。
・極端な意見を言うとイイネ! をもらえる。
・イイネ!=自分がどう見られているのか確認する装置ができてしまった。
・大きなものにつくと安心する。
 といった内容。

 ネット世界の現状を客観的に捉えていて、僕もいろいろ考えさせられる。耳が痛い。
 ネトウヨは「狂人化した反日売国奴」「ネトウヨなるゴミクズ」という言葉に反応して発狂しているようだけど、この特集、左派の言論に対しても批判しているからね。
 ………………

『AI時代の天才』では孫正義氏が主催している『孫正義天才育成財団』を紹介していた。
 この財団に集められたさまざまな天才たち。
 AIの天才はまだ10代だが、スーパーコンピュータにアクセスして地震予測のAIを作っている。
 すごいな。
 世の中には、こういった天才がいるんだね。
 孫氏は彼らに場所と資金と留学の機会を無償で与えるという。

 こんな『天才育成財団』を設立した孫氏の目的は──
「ひとりの天才が人類を救うかもしれないから」
 わかるわ~。
 人類を進化させてきたのは、こうした一握りの天才たち。
 ピタゴラス、ダ・ヴインチ、ニュートン、アインシュタインetc
 何を以て『進化』とするかは別の問題だが、少なくとも天才たちが人類を新しい地平に導いてきたことは確か。
 ここに目をつけた孫正義氏はやはりすごい。
 政府にはこういう発想がないんだよなあ。
「もんじゅ」「クールジャパン」「加計学園」「下町ボブスレー」
 利権、しがらみ、人間関係、前例主義などに縛られて、つまらないことしかしない。
 10人くらいの天才に投入する予算なんてたいしたことないのに、「もんじゅ」とか大規模予算が大好きで、これを推進する。
 先日、白血病の治療にチューブ糊が有効であるという研究が発表されたけど、人類を救う発見・発明ってこういうことなんじゃないのかな。
 アメリカの戦闘機を6兆円もかけて買うくらいなら、その何割かを天才たちに投資した方が、よほど人類や日本経済のためになる。

 というわけで始まりました、小川彩佳さんの『NEWS23』。
 内容としてはかなり骨太ですね。
 わかりやすい報道番組に方針展開した『報ステ』とは大違い。
 視聴率は獲れないかもしれないけど、内容は僕にとってかなり刺激的で、いろいろ考えさせられる。
 キャスターの小川さん自身が現場に出て取材されていたけど、彼女のやりたかったことってこういうことだったんだろうな。

 さて今日はどんな特集が組まれるか。

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『報道ステーション』の視聴率が急降下~まあ、そうなるよね。薄くて、当たり障りがない内容だから

2017年01月28日 | バラエティ・報道
『報道ステーション』の視聴率が急降下しているらしい。
 今月4日は過去最低クラスの6.7%。
 第2週の平均は9.4%とひとケタ台。

 まあ、そうなるよね。
 古舘さんの頃より、格段につまらないから。
 毒にも薬にもならない〝フツーのニュース番組〟を見ている感じ。

 以前も書いたけど、月~木のコメンテイター後藤謙次氏は、政府寄りコメンテイター。
 取材先は、いつも政府の関係者。
 政府に都合の悪いことは当たり障りのないことを言い、転じて「野党もだらしない」と野党批判をおこなう。
 それで結局、問題がうやむやになり、富川悠太アナが笑顔を浮かべて終わり。
 そう言えば、後藤氏は小林麻耶さんがやってたTBSの夕方のニュース番組もコメンテイターをやっていた。
 だが、すぐに打ち切り。
 こういう人をよく使うよな~。
 おまけに日曜日の『報道ステーションサンデー』にも起用している。
 テレビ朝日、大丈夫か?
 まあ、『ひるおび』の田崎史郎よりはマシだけど。

 はっきり言って、現在の『報ステ』は政治問題が扱われる10時10分~20分の間だけ見ればいい。
 あとは、時々やってる原発などの特集報道。
 その他は、ネット、夕方のニュース、ワイドショーでやってることで別に見る必要はない。

 まあ、後藤謙次氏を起用しているあたり、テレビ朝日は完全に安倍ちゃんに屈してるよな。
 あとは、ワイドショーでやっているようなニュースをやって完全に視聴率狙い。
 その結果が現在の視聴率。
 視聴者は、ワイドショー的な報道番組なんか見たくないんだよ。

 権力批判のない、当たり障りのない報道番組はいずれ衰退する。
『報道ステーション』よ、ジャーナリスト精神を取り戻せ。
 まずは、退屈な後藤謙次氏を外して、以前のような月~金の日替わりコメンテイターにしたらどうか?

※参照記事
 視聴率急降下で暗雲漂う『報道ステーション』

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「マツコの知らない世界」~<2時間サスペンスドラマの世界>。視聴者はパターンを楽しんでいる

2016年10月29日 | バラエティ・報道
『マツコの知らない世界』で<2時間サスペンスドラマあるある>をやっていた。
 2時間のサスペンスドラマって実は視聴率的にも安定しているんですよね。
 中高年を中心に絶対に見る層が確実にいる。
 <浅見光彦>や<信濃のコロンボ>などシリーズ化されているものも多い。

 では、<2時間サスペンスドラマあるある>はどのようなものか?

★パーティで乾杯すると必ず毒殺される!(笑)
★刑事じゃないのに探偵を始める!(笑)
★葬儀の時には隠し子が現れる!(笑)
★  〃   怪しいやつが現れる!(笑)
★その怪しいやつは必ず死ぬ!(笑)
★ジョギング中に死体を発見することが多い!(笑)
★お隣さんは必ず三日前に引っ越している!(笑)
★「もうすぐ大金が入る」と言った人物は必ず殺される!(笑)
★階段から突き落とされる!(笑)
★子供はだいたい転ぶ!(笑)
★行方不明の人は大抵、お墓にいる!(笑)
★ふとした瞬間に犯人に気づく(笑)

 2時間サスペンスドラマのお約束は<崖>だけではなかったんですね。
 こうしたお約束の上に成り立っている。
 役者さんも山村紅葉さんなど定番な人が多い。
 視聴者は、「水戸黄門」の印籠のように、このお約束を楽しんでいる。
 これが安定視聴率の理由なのだろう。
 僕はこのマンネリ感がイヤで2時間ドラマをほとんど見ないのですが、たまには、お約束を楽しんでみるのもいいかもしれません。

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5時に夢中!(東京MX)~時事ネタに下ネタでコメントする岩井志麻子先生が過激で面白い!

2016年10月28日 | バラエティ・報道
 本日は下ネタ!
 東京MXの『5時に夢中!』(夕方5時放送)の岩井志麻子先生がスゴい!
 日々のニュースに対するコメントが全部、下ネタなのだ(笑)

★たとえば、大麻所持で逮捕された元・女優の高樹沙耶容疑者のニュース。
 記事に
『高樹容疑者の自宅から大麻用のパイプ10本が見つかった』
 という見出しがあると、岩井先生はすかさず、
「もしわたしが逮捕された場合、見出しは、『岩井容疑者の自宅からバイブ10本が見つかった』になるわね」

 文字が小さくて区別がつかないと思うので拡大すると、
 高樹容疑者の場合は、パイプ
 岩井先生の場合は 、バイブ

 ど、どうしようもないーーーっ!(笑)
 夕方の放送なのにいいのかーーーっ!?
 普通のニュース番組では<医療大麻の是非>を真面目に論じているのに!

★岩井志麻子先生の快進撃は続く。
 年賀状に家族や子供の写真を載せる<幸せ自慢>に関しては、
「別に写真なんかどうでもいいけど、
 年賀状に、『ウチのだんなは一晩で5回できます』って書かれてたらイラつく」(笑)

 岩井先生、やめろーーーっ!
 司会のふかわりょうさんのツッコミも見事。
「そもそも年賀状にはそんなこと書きません」(笑)

★元アイドルが風俗嬢をやっているという記事に関しては、
「わたしの知り合いにプロの童貞というのがおりまして、童貞役でAVに何百本も出演しているんですけど、
 これって全然、童貞じゃないですよね」

 岩井先生、そっちに話を広げるのかーーーっ(笑)

 ともかく東京MXの『5時に夢中!』はメチャクチャだ!
 フツーのニュース番組では聞けない過激な発言がいっぱい。
 僕はにわかだが、この番組の面白さに気づいている人はすでにたくさんいて、番組プロデューサー・大川貴史さんの 『視聴率ゼロ~弱小テレビ局の帯番組「5時に夢中!」の過激で自由な挑戦』という本も新潮社から出版されるそうだ。
 なお、岩井志麻子先生の出演は毎週木曜日。
 新潮社の編集者・中瀬ゆかりさんとの丁々発止のやりとりも面白い。

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NHK特集「不寛容社会」~不寛容の本質は鬱憤晴らし。そして壇蜜さんの見事なコメント!

2016年06月12日 | バラエティ・報道
 昨日のNHK特集で〝不寛容社会〟を扱っていた。

・熊本地震での芸能人への不謹慎狩り→『大変なのはお前だけじゃない』『偽善者、売名行為』
・一般人が「こんな料理を食べました」とSNSにアップすると、『熊本の人が大変なのに不謹慎です』

 いやはや異常だ。
 過剰反応社会。
 こんなこともあるらしい。

・ジャポニカ学習帳で『昆虫の写真が気持ちが悪い。子供が嫌がる』とクレイム。結果、ジャポニカ学習帳から昆虫の写真がなくなる!
・薪を背負って本を読んで歩く二宮金次郎像→『スマホのながら歩きを助長する』

 すごいなぁ。
 昔ならまったく考えられなかったこと。
 出演者のひとり津田大介さんはこんなことを言っていた。
「昔はテレビで発言すると、『お前の考えは間違っている』という批判が来た。今は内容ではなく、『お前、空気読めよ』という批判が来る」

 すごく息苦しい社会になっているなぁ。
 日本人は同調圧力が強いから特に。
 その根本には、皆が欲求不満状態になっていることがあるらしい。
 誰かを叩いたり、何かを批判することで鬱憤晴らしが出来て、気持ちよくなれる。
 自分は正義感からやっていると思っているから、ドーパミンがどんどん出ている。
 そして承認欲求。
 この感覚はわかる。
 僕は安倍自民党が嫌いで叩いていますが、現実の鬱憤晴らしの面がないとは言えない。
 一応、大きなものしか叩かないという原則は守っているつもりですが。

 次に番組はインターネットのプラスとマイナスについての議論になった。
 まず、プラス面は、『市民が発言権を持ったこと』。
 マイナス面は、先程も書いた『鬱憤晴らしにも似た安易な批判』。

 このマイナス面はさらに加速するらしい。
 出演者のコメントから引用すると、
『灰色を認めず黒か白かをはっきりつけて、相手を徹底的に潰そうとする』
『自分と同じ意見の偏った情報にばかり触れるようになり、それが全世界になる。そして、どんどん偏っていく』
『同質性を強めるようになり、同質性を乱すやつは〝悪〟になる』
『主語が大きくなると、述語が強くなる』

 最後の言葉はどういうことかと言うと、
〝僕〟とか〝私〟という主語で語っている分には主張や行動は謙虚だが、〝我々〟とか〝わが団体〟とか〝わが国〟になると、尊大で傲慢になる、ということらしい。
 なるほど。

 番組の結論は、なんとなく次のような形で落ち着いた。
『異質なものと向き合う姿勢を持とう』
『発言や行動に後ろめたさを持とう』
 よくわかるんだけど、教科書どおりの結論かなぁ。
 そう思っていてもなかなか出来ないのが人間だし、謙虚な姿勢でいたら異質なものはどんどん浸食してくる。
 異質なものを理解しようという姿勢は大切だけど。
 結局は、上に書いたようなことを意識しながら発言や行動していく、ってことかなぁ。
「今の自分は鬱憤晴らしで発言していないか?」
「正義感に酔っていないか?」
 これらのことを意識するとしないとでは大きく違う。

 最後はコメンテイターのひとり壇蜜さんの言葉。
『わたし、自分に対する批判を読むと興奮するんです。わたし、変態でしょうか?』(笑)
 やっぱ壇蜜さん、好きだわー。
 自分を客観視できていて、笑いにもできる。
 本当に頭のいい人だ。
 批判されるとムキになって反論するどこかの首相とは大違い。
 あ、また安倍さんの批判をしてしまった!

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報ステの『独ワイマール憲法の教訓』がギャラクシー賞を受賞~ヒトラーと安倍首相の類似性

2016年06月04日 | バラエティ・報道
 報道ステーションのふたつの特集がギャラクシー賞・テレビ部門大賞を受賞した。
 ひとつは「ノーベル賞経済学者が見た日本」
 もうひとつは「独ワイマール憲法の“教訓”」
 授賞式でテレビ部門委員長の丹羽美之・東京大学大学院准教授は次のように語っている。

「このまま自由にものが言えなかった時代に逆戻りしてしまうのではないか、という不安も大きくなりました」
「私たちはものがはっきり言える、言いたいこと、言うべきことをきちんと言える、そういうテレビ番組を応援したいと思っていますし、そういう番組がつくられていくことがこの国のテレビジャーナリズム、民主主義の成熟度を図るバロメーターになるという思いで選考に当たりました」

 ふたつめの発言は的確なジャーナリズム論だ。
 さて、今回は、受賞した「独ワイマール憲法の“教訓”」について、本ブログでも紹介しましたので、それを再録します。
 以下、3月19日の本ブログより。 

 ……………………………………………………………………

 昨日(3/18)の報道ステーションの「緊急事態条項」特集。
 ここで、ヒトラーがいかにして独裁者になったかを伝えていた。
 それは、
・経済対策
・強いドイツを取り戻す!
・敵はユダヤ人

 あれれ?
 どこかの首相と似ているぞ。
・ア×ノミクス
・日本をとりモロす←彼は滑舌が悪い
・敵は中国、北朝鮮

        ※

 ヒトラーはこんな演説もしていた。
「この国を軟弱ではない、強靱な国にしたいのだ!
 この道以外にない!」 

 これも、どこかの国の首相が言ってたよなぁ。
「美しい国」「強い国」「世界の中心で輝く国」
「この道しかない!」

        ※

 ヒトラーは言葉の言い換えも得意だったらしい。
・独裁→決断できる政治
・戦争の準備→平和と安全の確保

 これも、どこかの国の首相がやってたよなぁ。
「決められる政治」
「平和安全法制」
「積極的平和主義」
「武器装備移転」

        ※

 ご本人は意識していないかもしれないが、彼とヒトラーは、根底でよく似ている。
 彼は自己愛が強くて、自分を客観的に見ることが出来ないから、「そうではない」と言っているだけだ。
 ただ、やっていること、やろうとしていることは、ナチスが歩んできた道と同じ。
 現に彼の仲間であるA副総理は、
「ドイツのワイマール憲法はいつの間にか変わっていた。あのナチスの手口を学んだらどうか」
 と語っていたし。

 おそらく、どこかの国の首相はヘタレだからヒトラーにはなれないだろう。
 しかし、番組でも言っていたが、彼よりもマッチョでカリスマ性のある人物がリーダーになったら、この国は一気に<独裁国家>に変わる。
 太平洋戦争時がそうであったように、個人ではなく、日本的な集団独裁体制になるかもしれない。
 彼は、その下地をつくっている。
 だから今の段階で、歯止めをかけておかなくてはならない。

        ※

 最後は、ナチスのナンバー2、ヘルマン・ゲーリングの言葉。
「国民を指導者の意のままにするのは簡単だ。
 自分たちは外国から攻撃されていると説明すればいい。
 平和主義者に対しては、愛国心がなく、国家を危険にさらすと批判すればいい。
 この方法は、どこの国でも通用する」

 安倍さん ←やばい、名前、書いちゃった!
 あなたが行こうとしている道はとんでもない道だよ。
 あなたは意識されていないかもしれないけど、行き着く先は国家主義の独裁国家だ。
 だから、もっと客観的に自分のやっていることを見られた方がいい。
 ご自分の中にも<国家主義的要素>があるのは、お認めになるでしょう?
 麻生副総理は「ナチスの手法に学べ」と言ったが、なすべきは「ナチスの教訓に学べ」だよ。

 安倍首相が憲法改正で、真っ先にやろうとしているのは〝緊急事態条項〟だそうだ。
 これは、災害時や国の緊急時に、憲法を停止させ、首相に権力を集中できるというもの。
 危ない、危ない。
 ヒトラーが独裁者になったのも〝緊急事態条項〟を使って、ワイマール憲法を骨抜きにしたから。
 憲法というのは権力者を縛るものだから、権力者はこれを無力にしたくて仕方がないんだよね。

 やっぱ、安倍さんとヒトラーは資質において似ているわ。
 だって発想が同じなんだもん。


※追記
 動画はこちら
 報ステ「独ワイマール憲法の教訓」(デイリーモーション)

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めちゃイケ! お騒がせ女学園抜き打ちテスト~橋本マナミさん、美人が困る姿は可愛らしい!

2015年10月04日 | バラエティ・報道
 昨夜、やってた「めちゃイケ! 毎度めちゃ×2お騒がせ女学園」の抜き打ち中間テスト。

 お騒がせ女として、登場したのが、
・矢口真里
・三船美佳
・熊切あさ美
・峯岸みなみ
・岩井志麻子
・小林麻耶
・ダレノガレ明美
・橋本マナミ
・上西小百合衆院議員→国会をさぼったとされる〝浪速のエリカ様〟 といった方々。

 よくこれだけ集めたなぁ……。
 スキャンダル、炎上、奔放な発言、下ネタ、女性に嫌われるアナウンサー第2位、愛人にしたい女性ナンバー1……。
 ある意味、彼女らは猛獣。
 スキャンダルや自らのマイナスイメージさえも利用して、芸能界という荒波の中を生きていく、したたかでたくましい女性たち。
 そんな彼女たちに、ナイナイの岡村先生はエールを贈る。
「あなたたちは行動したんです! 何もしなければ波風は立ちません。バッターボックスに立たなければヒットは生まれません。ただ、あなたたちは、ちょっと失敗してしまったんです!」
 同感ですね。
 物議を醸す人、ひんしゅくを買う人は素晴らしい。
 彼女たちは途方もないエネルギーの持ち主で、近くにいたら圧倒されてしまうでしょうが、遠くで見ている分には、こんなに面白い人たちはいない。
 今回のテストの問題にもありましたが、チャップリンの言葉がそのまま彼女たちに当てはまる。
「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見ると喜劇である」

 さて、こんな猛獣たちの中、新しいキャラを引き出されたのが、橋本マナミさん。
 橋本さんと言えば、愛人にしたい女性ナンバー1で、妖艶で知的なイメージ。
 でも、オバカだった!
 成績は、Cクラスの11位の229点。下から2番目。
 ひとつ上の10位は、AKBの峯岸みなみさんだったが、彼女の得点は284点で、橋本さんより50点以上上。
 ちなみに5位の三船美佳さんは307点で、10位の峯岸さんと点数でそんなに大きな差はない。5位~10位までは、どんぐりの背比べ。
 なのに橋本さんは!
 よゐこの濱口さんではないが、「俺のムラムラを返してくれ~~」(笑)

 でも一方で、世の男たちは、橋本マナミファンになった人、多くなったと思うんですよ。
 妖艶な美人なのに、おバカというギャップ!
 キャラが崩壊して、「わたし、愛人キャラなのに困るんです」と、うろたえる姿に萌えを感じた男性は少なくないだろう。
 美人が困る姿ほど魅力的なものはない。
 それに、これってギャップ萌えですよね。
 妖艶な美人なのにおバカは、クールなのにドジッ娘、ツンツンしてるのにデレる、に通じるものがある。

 最下位は、ダレノガレ明美さん、192点。
 めちゃイケ!テストでは、川栄李奈さんの「ウソだろうが!」のように名言が飛び出すことが多いが、ダレノガレさんは自分が最下位だということを知って、こんな名言を。

「あたし、お母さんに言われてるんです。
 明美は、出来ればやる子、だって!」

 出来ればやる子~~~(笑)
 もちろん、正解は、やれば出来る子。

 すごいぞ、ダレノガレさん!
 最後の最後で、特大の逆転ホームラン!
 強気で毒舌なダレノガレさんだが、裏でお母さんに、やれば出来る子、と励まされているギャップも可愛い。
 実は、些細なことに悩む素直な人なのかもしれない。
 人間性は、目に見えない小さな所にあらわれる。

 今回のめちゃイケ! 抜き打ちテストは、橋本マナミさん、ダレノガレ明美さんの魅力を引き出した番組でした。

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TBSの『ひるおび』は、政府ヨイショの広報番組!

2015年06月19日 | バラエティ・報道
 仕事が一段落してテレビをつけたら『ひるおび』(TBS)で政治の話題をやっていた。
 安倍首相の食事友達の田崎史郎が出ていないから見ていたら、あらまぁ、安倍ヨイショのオンパレード!

 まず、戦争法案が〝憲法違反〟の可能性が大いにあることをまったく伝えない。
 維新がどうした、橋下がどうしたという政局の話題でゴマかして本質を伝えない。

 まあ、百歩譲って〝政局の話題〟もありとしよう。
 しかし、出演している宮崎哲弥がひどい。

「憲法学者の違憲発言が、潮目が変わったと言われているけど、そんなことはない。マスコミが騒いでいるだけだ」
 確かにそういった側面もあるかもしれないが、反対運動は国会前デモで2万5000人が集まるなど、全国で日に日に高まっているし、2000人以上4809人(6/20現在)の学者が反対に署名し、日本弁護士会も全会一致で「違憲判断」を出した。山崎拓氏、亀井静香氏、村山元首相らも声をあげた。
 これらのことをどう説明するのか?
 宮崎氏はさらにこうも言っている。

「民主党は反対ばかりしていないで対案を出せ」
 別に民主党を支持しているわけではないですが、民主党は、現状維持+周辺事態法の改正という〝対案〟を出してますよ。
 もっと勉強してね。
 そもそも〝集団的自衛権の行使〟という提案をしてきたのは、政府。
 立法府がその法案について質問し、糾すのは当然でしょう?
 おまけに政府はゴマかしとはぐらかしで、まったく説明をしていない。
 野党が「ちゃんと説明しろ」と要求するのは当然のことではないか?
〝対案を出せ〟というのは論点ずらしの詭弁でしかない。

 それに個人的には、「個別的自衛権」と「日米安保」で、十分、守れると思いますけど。
 今までの「国際貢献」で、日本は十分に感謝されてもいるし、味方も多い。
 他国で一発も銃弾を撃ってこなかったという〝平和国家〟のブランドもある。
 これらだけで十分ではないか。
 アメリカといっしょに戦争する「集団的自衛権」は、新たな敵をつくるだけで百害あって一利なし。

 八代弁護士は、今回の戦争法案について〝合憲〟と考えているそうだ。
 憲法学者を始めとして、ほとんどの法律に関わる人間が〝違憲〟と言っているのにねぇ。
 実に特異な見識をもった法律家だ。
 八代氏の弁護士としての評価ってどのくらいなんだろう?
 昼間から毎日テレビに出ているくらいだから、きっとヒマなんだろうな。

 三田寛子さんは、もっと勉強して下さい。
 テレビに出られてコメントできるってことは、あなたにはすごい影響力があるってことなんですよ。
 このまま戦争法案が通ったら、あなたの子供が戦争に巻き込まれたり、戦場に行くことになるかもしれないんですよ。

 DAIGOさんは、ロックンローラーなんですよね?
 だったら既存の権威をもっと疑って下さいよ。
 怒りや権威の否定がロックだと思うけど、竹下元首相の孫だから無理なのかな?
 でも、竹下登さんは「集団的自衛権は現在の憲法の下では使えない」という見解の人ですよ。
 あなたは、おじいさんの考えについて、どう考えているのか?

 政府寄りの発言が多いTBSの『ひるおび』出演者およびスタッフの皆さんには、ジョージ・オーウェルのこの言葉を贈ります。

「ジャーナリズムとは報じられたくないことを報じるものだ。
 それ以外のものは広報にすぎない」


 まあ、お昼の情報番組にジャーナリズムを求めてはいけないのかもしれないけれど、政府ヨイショだけはやめて下さい。

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しくじり先生~大事MANブラザースバンドの立川俊之さんが自分の歌とJ-POPを斬りまくり!

2015年02月13日 | バラエティ・報道
 以前の「しくじり先生」(テレビ朝日)に、大事MANブラザースバンドの立川俊之さんが出演されていた。

 大事MANブラザースバンドと言えば、名曲『それが大事』。

 JASRACの関係があるので、歌詞を転載できませんが、
<負けず、逃げ出さず、投げ出さず、信じ抜くことが大事だ>と表現した歌。

 ところが、この歌を歌い続けてきた立川さん、最近、この歌詞の内容はウソだと思っているらしい。

 つまり、生きるとは、
<気持ちに負けて、現実から逃げて、すべてを投げ出して、誰も信じられなくなる>ことではないか、と。

 わかるわーー、これ。

 年齢を重ねて、ある程度の失敗や挫折を重ねると、<負けず、逃げ出さず、投げ出さず、信じ抜くことが大事だ>とは素直に言えなくなる。
 逆に年齢がいっている人が、<負けず、逃げ出さず、投げ出さず、信じ抜くことが大事だ>と信じているとしたら、あんた、どういう人生を送ってきたんだよ? と言いたくなる。

 立川さんは、自分の歌だけでなく、他のJ-POPもこき下ろしていた。

♪君を守り抜くよ♪ ←ウソつけーーーっ!(立川)
♪一生離さない♪  ←んなわけあるかーーーっ!(立川)

 そうそう、こういう言葉に共感できるのって、10代、20代ですよね。

 立川さんが考える<ミリオンヒットをつくる魔法のフレーズ>というのもあるらしい。
 それは、次のふたつ。

♪桜が舞い散る♪  ←春になると必ず出て来る歌詞。花びらの掃除が大変っ!(立川)
♪ずっと、きっと♪  ←このふたつしかボキャブラリーがないのかーーーっ!(立川)

 いいぞ、いいぞ、立川さん!

 というわけで、僕は立川俊之さんに大いに共感するわけであります。
 そして、こういう心境になった立川さんが逆にどういう歌を歌うかを聴いてみたい。

 立川さん、人生を重ねた大人の歌をぜひ聴かせて下さい。


※追記
 「しくじり先生」は、明後日の日曜日、スペシャル番組として放送されるらしい。
 楽しみなのは、フィギュアスケートの浅田真央選手の姉、舞さん。
 天才の妹の陰に隠れた<しくじり人生>を赤裸々に語るらしい。

 「しくじり先生~俺みたいになるな~SP」2月15日(日)21:00~ テレビ朝日系列

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ミレニアムズが面白い!~オードリー若林さん、ウーマン村本さんがSNSをメッタ斬り!

2015年01月13日 | バラエティ・報道
 『ミレニアムズ』(フジテレビ系 土曜23:10~23:55)が面白い。

 中でも爆笑なのが、<人づきあいが苦手な人におくるコミュニケーションを上手に遮断する講座>(笑)

 オードリーの若林さんとウーマンラッシュアワーの村本さんが、世の中のコミュニケーション上手の多数派を斬りまくるのだ。

 前回のテーマは<SNSでの上手なふるまい方>

 冒頭、フジテレビの女性アナウンサーが、SNSを楽しく活用している人が、100人のアンケート中93人で、面倒くさいと思っている人が7人であることを紹介すると、
「7人を少ないと見過ごしているからSNSに支配される世の中になったんですよ!」(笑)
「わかってるのか、このサイバーテロリスト!」(笑)
 と、ふたりは激怒!

 ツイッターに関しては、
「フォロワーが10人、20人の人はつぶやかなくても口で言えばいい」(笑)

 フェイスブックに関しては、
「フェイスブックをFBと略しているやつがいますけど、FBと言っていいのは、ラグビーのフルバックだけですから」(笑)

 ラインに関しては、
「ラインから退出させられるために、自分はアイコンに卑猥な写真を使っている。サルの肛門とかはベスト!」(笑)

 いいですね。
 若林さんと村本さんの<鬱屈>や<狂気に似た怒り>を的確に表現している。

 ツイッターで、一般人から寄せられた批判コメントには、村本さん、こんな対応をしたらしい。

『お前はお笑いに向いていない。現実をよく見ろ』
 こんな批判コメントを寄せられた村本さん。
 この一般人のプロフィール紹介に<セーラームーンは俺の嫁>と書かれているのを見つけて、
 早速、『こいつの方が現実を見てませんよね』と自分のフォロワー20万人にリツィート!(笑)
 いはく「20万人のさらし者にしてやった。月にかわってお仕置きしてやった」(笑)
 闘ってるなぁ、村本さん。

 話題はこうした一般人への怒りに拡大して、

若林「有名人の揚げ足をとることでつぶやくやつは、他人をおとしめることでしか自分の価値をあげられないつまらない人間ですよ!」

村本「顔を隠さず、同じ土俵にあがって勝負してこい、このアンチ、この野郎! お前なんかどうせ友達、いないんだろ!」
  「SNSは便利だけど凶器にもなる。車と同じ。無免許で乗るな!」

 <鬱屈><怒り><毒><狂気>
 かつては、タモリさんやたけしさんがやってたんですけど、最近、テレビでこれをやる人は少なくなった。
 コンプライアンス(法令遵守)や自主規制。
 これがテレビをつまらなくする。

 この点で『ミレニアムズ』は面白い。
 若林さん、村本さんのキャラだから許される部分もあるが、これだけ斬りまくってくれると爽快だ。


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