平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

西郷どん 第28回 「勝と龍馬」~俺が斉彬様だったらこう言うね。もう幕府なんか見限るこった ←勝カッケー!

2018年07月30日 | 大河ドラマ・時代劇
 長州征伐のお役目を慶喜(松田翔太)に求める吉之助(鈴木亮平)。

 そうなんですよね。
 自分の思いや理想を実現するには〝力〟や〝地位〟が必要。
 薩摩のただの下級武士が何かを訴えても誰も耳を傾けてくれないし、動いてもくれない。
 この点で吉之助は戦略的になったと言える。

 さて、吉之助が目指したものとは、被害少なく、事をおさめることだ。
 大規模な戦争になったら街が焼け、民が苦しむ。
 政治家の役割って、これなんですよね。
 民を飢えさせ、国土を焦土にした昭和の戦争指導者は本当に愚か。
 で、昭和の戦争指導者がなぜ国土が焼け野原になっても戦争を続けたかというと、自らの保身と国体の維持。
 吉之助が生きていたら、昭和の戦争指導者たちに慶喜に説いたのと同じことを言うだろう。
「国とは生きたいと思う者の集まり。生きたいと思う者を守るのが政治の役割」
 ……………

 慶喜はどこで変わってしまったのだろう?

 昔は、徳川家なんかどうでもいい、将軍争い(=権力闘争)なんかまっぴらだ、のスタンスだったのに、今は徳川家の存続と威信にこだわっている。
 ひいさまだった頃の慶喜は粋でカッコ良かったのに。
 将軍後見職という立場が彼を変えてしまったのか?

 ふき(高梨臨)も昔の慶喜が好きだったなんだよな。
 長州征伐のことでは激しく意見を言ったし、今の慶喜には違和感を抱いている。

 吉之助もふきと同様の違和感を抱いていて、今回ラストで、脇差しを畳に突き刺してこう言った。
「昔の縁もこれまででございもす」

 信じて頼りにしていた吉之助に三下り半を突きつけられた慶喜。
 慶喜ははやく背負っている荷物を下ろした方がいいな。
 彼には徳川家という荷物は重すぎる。
〝軽さ〟こそが慶喜の本領であり魅力。

 今回は勝海舟(遠藤憲一)が登場しましたね。
「俺が斉彬様だったらこう言うね。もう幕府なんか見限るこった」
 幕臣なのに、この発言!
 勝は幕府にこだわっていない。
 おそらく幕府の存続にこだわる慶喜と対をなす、対照的な人物として設定されているのだろう。
 勝には、慶喜がかつて持っていた〝軽さ〟がある。

 とはいえ、勝や吉之助と慶喜とでは背負っているものが全然違うんですけどね。
 慶喜に笑顔が戻るのは、将軍職から解放され徳川家がなくなった明治の世になった時だろう。

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透明なゆりかご~子供を産むさまざまな母親の思い、結論を視聴者に委ねる巧みな作劇

2018年07月29日 | 職業ドラマ
 ドラマの出産シーンで泣けたのは初めてだった。
 大河ドラマでも、昨日の「半分、青い。」でも出産シーンはあったが、それは〝出来事〟であり〝ドラマ〟ではなかった。

 では、なぜ僕が泣けたかというと、母親のことを思い出したからだ。
 おそらく僕の母は僕が生まれたことを喜んでくれただろう。
 10ヶ月お腹の中で育て、痛い思いをして生んで、その時間、母は何を思い、考えたのか?
 母のそれまで歩んできた人生を考えると、〝喜び〟という言葉だけでは表せない、それ以上の思いがあったに違いない。
 この作品は、さまざまな母親の姿を描くことで、そんなことを考えさせてくれる。
 同時に、僕はそんな母の思いに応えられているのか、とも自問してしまう。

 ………………

 作劇も巧みですね。
 この作品では答えをはっきりと提示しない。
 答えは視聴者のひとりひとりに委ねられる。

 第1話の田中さん(安藤玉恵)は、添い寝中に子供を窒息死させてしまったけど、故意なのか? 過失なのか?
 第2話の女子高生・中本千絵(蒔田彩珠)は、いったん子供を捨ててしまったけど、両親が連れ帰った時、涙したのか? 拒絶したのか?
 第2話の菊田里佳子(平岩紙)は先天的な糖尿病で、子供を生めば失明などの可能性があったが、無事出産できたのか?

 僕はこう信じたい。
 田中さんは過失で子供を窒息死させてしまったし、中本千絵は子供の帰宅を喜んで抱きしめたし、菊田里佳子さんは無事に出産できた、と。

 さて、この作品をご覧になった方はどう考えられたでしょうか?

 同時に、この作品を見ると、子供を産むことを〝国への奉仕〟〝生産性の有無〟で片づける自民党・杉田水脈に腹が立つ。

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国民より権力維持~安倍晋三、西日本豪雨のまっただ中の6日にも総裁選の会合を開いていた!

2018年07月27日 | 事件・出来事
 総理大臣の安倍晋三なんだが、西日本豪雨の時に「赤坂自民亭」で酒盛りをして批判されていたが、実は
 その翌日(7/6)も無派閥議員を集めて会合していた
 ことが日テレのスクープでわかった。
 無派閥議員を集めての会合って、総裁選絡みのことだろう。

 

 安倍晋三ってこういう男なんだよな。

〝災害被害〟よりも自分の〝権力維持〟が大事。
〝被災者〟よりも〝自分〟が優先。

 まあ、総理大臣を辞めたら、モリカケやその他の悪事で、田中角栄のように逮捕されるかもしれないから、権力の座に少しでも長く居座り、辞めてからも影響力をもっていたいのだろう。
 そうすれば逮捕されない。
 ………………

 自民党内部では「岸田派(宏池会)を干せ」という動きがあるらしい。
 理由は、岸田文雄が9月の総裁選に安倍の対抗馬として出馬しようとしたから。

 すげえな、安倍。
 自分に歯向かう者は報復ってわけか。
 霞ヶ関の官僚もこうやって手なづけられているのだろう。
 逆らえば左遷。
 逆らわなければ出世、あるいは多額の退職金と天下り先の保証。
 森友の太田理財局長はこのたび主計局長にご出世だ。
 一方、文科省の前川喜平氏に対してはガールズバーの件を読売新聞にリークして貶めようとした。

 すげえな、安倍。
 でも、これって〝独裁者〟の発想だぞ。
 まだ警察とかの暴力装置を使っていないだけマシだが、力を維持するためには何でもするのが権力者だから、いずれ使ってくるかもしれない。
 特に
 安倍は無恥でバカだから、
 権力を抑制的に使うことを知らない。

 安倍の取り巻きたちもヤバいやつばかりだ。
 ………………

 岸田文雄もダラしないね。
 結局、安倍に屈しやがった。
 ハト派の宏池会だし、穏やかなインテリふうで期待してたんだけど、俗で欲望でギラギラしたやつらには所詮かなわなかった。
 政治家向きじゃないな。

 野田聖子も一連のスキャンダルで総理大臣の目はなくなったな。
 野田のスキャンダルも官邸がリークしたのか?

 となると自民党の最後の砦は石破茂だが、果たしてどうなるか。
 石破さんは怒っているみたいだけどね。

 石破氏「『岸田派を干せ』とは何ですか、自民党は」(朝日新聞)

 自民党内を掌握し、官僚を従属させて権力固めに余念がない安倍晋三。

 これを止めるには、国民がNOと言うしかないんだけど、40%の国民が支持しているんだよな。
 こいつら、ほんとバカ!
 いい加減、気づけよ!

 安倍晋三って、大災害時にも総裁選の会合を開いているような男なのに。

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「マジムリ学園」が始まった!~おぎゆか、おめぐ、ひなたんが悪役! 俺得なキャスティングーーー!

2018年07月26日 | アイドル
「マジムリ学園」(日テレ)が始まった!
 僕的には〝俺得〟なキャスティングなんですよね。

 おぎゆかーーーーーっ!!

 
〝ビスマルク〟こと、嵐が丘学園生徒会副会長・加藤綾乃!

 おめぐーーーーーっ!!

 
〝ツヴァイ〟こと、嵐が丘学園親衛隊隊長・菊池知子!

 ひなたんーーーーーっ!!

 
 ワグナーを語る〝カイザー〟こと、嵐が丘学園生徒会長・神崎亜蘭!

 絶対的にいいヤツ、おぎゆかが悪役やるのかーーー!
 おっとり、おめぐが悪役やるのかーーー!
 真面目な、ひたなんが悪役やるのかーーー!
 おっと、かとみなも忘れていた。

 もともと、この一連のシリーズは、アイドルが鼻血を流してケンカするという〝ギャップ〟が売りなんだけど、それはこの生徒会のキャスティングにも当てはまる。
 そろそろ、おぎゆかたちも〝悪役〟をやる時期なんですよね。
 悪役を演じることで、新しい自分が見えてくる。

 さて、彼女たちはどんな表情を見せてくれるか?
 今の所、ひなたんの表情がいいな。
「賭けグルイ」の浜辺美波さんかと思ったよ!

 んでもって、ラストはこれ。

 

 ゆいはん、白衣の下、何も着てないだろーーーっ!!
 狙いすぎーーー!

 というわけで、「マジムリ学園」が始まりました!

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自民党・杉田水脈がまたやらかした!~「LGBTは生産性がないから税金をかける価値がない」 こんなやつが議員をやってる現代日本!

2018年07月24日 | 事件・出来事
 自民党の杉田水脈がまたやらかした。

 月刊誌『新潮45』の記事でLGBTのカップルについてこう言及。

「例えば、子育て支援や子供ができないカップルへの不妊治療に税金を使うのであれば、少子化対策のためにお金を使うという大義名分があります。
 しかし、LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。
 彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がないのです。
 そこに税金を投入することが果たしていいのかどうか」


 こんなネトウヨが議員をやっているのだから世も末だ。
 バカが議員バッチをつけて偉そうに語っている。

 杉田の主張は要するにこうだろう。
『生産性』があること=子供を作ることは良いこと。
 子供をつくらない人間は悪で、税金をかける価値がない。

 よし、わかった。
 ならば、
 子供を作らない世の中の独身男性・女性をすべて粛正しよう!
 子供をつくらなかった安倍晋三夫妻も逮捕しよう!
 ついでに何も生み出さないニートも収容所に入れて再教育しよう!

 ディストピアだよな。
 杉田の考え方を突き詰めていくとこうなる。
 ナチスが金髪・青い目のアーリア人を褒めたたえ、ユダヤ人を迫害したのと同じ。

 杉田水脈の考え方の根本には、明治日本の<富国強兵>の考え方がある。
 つまり、子供を産み、人材を育成することで国が強くなる。
 個人の自由や人権よりも国家が大事。
 個人は国家に奉仕しろ。
 だから子供を産まないLGBTは国家にとって害悪。

 でもね、明治以前の日本は同性愛に寛容だったんだよ。
・武士の世界では衆道。
・僧侶世界では稚児。
・江戸時代には陰間茶屋というそれ専門の茶屋があった。
・ヤマトタケルは女装してクマソを誘惑して殺害した。
 日本の伝統に造詣の深い杉田センセイならそのくらいのことはご存じだよね(笑)

 夫婦別姓もそうだけど、今の日本の保守って明治以降のことしか言わないんだよな。

 …………

 杉田水脈は同じ『新潮45』でこんなことも言っている。

「『常識』や『普通であること』を見失っていく社会は、『秩序』がなくなり、いずれ崩壊していくことにもなりかねません。私は日本をそうした社会にしたくありません」

 あのね。
『常識』や『普通であること』なんて、時代によって変わるの。
 ヨーロッパはキリスト教の価値観が導入されて変わったけど、それまではギリシャ・ローマや土着の文化だったし、ルネサンスで見直され、近代社会になって「神は死んだ」とまで言われた。

 要は多数派であるか少数派であるかの違い。
 普通・常識というのは単に多数派が占めているだけのこと。
 このくらいの知性は持とうね、杉田センセイ。

 それに杉田が言う社会ってつまらないぞ。
 単一社会の中からは何も生まれない。
 北朝鮮を見てみろ。
 文化ってのはな、多様性があってゴチャゴチャしている所からから生まれるんだよ!
 産業だってそう。
 自由や個性のない場から画期的な発想など生まれない。
 杉田は自分が日本を衰退させていることがわからないのかね?



 ※参照サイト
  「LGBTは生産性がない」自民・杉田水脈議員の寄稿文に、当事者団体が抗議(BuzzFeedNEWS)


 ※追記
  LGBTに関しては、こんな抗議も来ているらしい。
  LGBTだけを尊重しろというのは不公平で、PZNも加えろ、というのだ。

  ちなみに
  L とはレズビアン(女性の同性愛)
  G とはゲイ(男性の同性愛)
  B とはバイセクシャル(両性愛)
  T とはトランスジェンダー(性同一性)
  のことだが、PZNとは

  P =ペドフィリア(小児性愛)
  Z =ズーフィリア(動物性愛)
  N =ネクロフィリア(死体性愛)

  おっ、おう!
  PZNかぁ。
  僕は結構リベラルな方だと思っていたけど、まだまだ保守的な部分が残っている。

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西郷どん 第27回 「禁門の変」~中村半次郎との絆。慶喜はゲームを支配すべく、吉之助らを駒として動かす

2018年07月23日 | 大河ドラマ・時代劇
 戦いは戦いを呼び、憎しみは憎しみを生む。

 今回の長州がそうだ。
 八月十八日の政変→池田屋事件→禁門の変。
 やられたらやり返すの報復の応酬。

 人間の歴史ってこれの繰り返しなんですよね。
 現代を例にとってみれば、
 アメリカがイラクを攻め、アメリカ憎しのイラクの残党が「イスラム国」をつくりゲリラ戦やテロをおこない、そんな「イスラム国」に対してアメリカは報復する。
 果てしなく続く憎しみと戦いの連鎖。
 これを断ち切ることはできないのか?

 これらの戦いに民が巻き込まれるのも歴史の常で、吉之助(鈴木亮平)、桂小五郎(玉山鉄二)が危惧したように、禁門の変で京は火の海になってしまった。

 言葉や理想というのも無力だ。
 吉之助は長州に投降をすすめ、長州兵も刀を捨てたが、会津兵が斬り込んできて殺戮の場に。

 人間を行動に駆り立てるのは、思想・イデオロギー・理想・宗教・名誉・カネ・権力欲・怒り・憎しみなどですが、〝怒り〟や〝憎しみ〟というのはどんなものより強く、〝理想〟や〝正論〟などは簡単に吹き飛んでしまうものなんですよね。
 怒りや憎しみにとらわれた人間ほど激しいものはないし、人間は非日常の場では基本、非理性的。
 これに〝偶然〟〝行き違い〟〝誤解〟といった要素が加わるから、人の世から争い事がなくなることは永遠にない。

 今回はそんなテーマのエピソードだった。
 大きな歴史の流れの中で、正論と理想を説く吉之助と桂は無力だった。
 ………………

 そんな中、吉之助と中村半次郎(大野拓朗)のエピソードは心温まるものだった。
 吉之助は半次郎の耳もとでささやく。
「平岡さんの件、おはんじゃなかな?」
「はい」
「よかった」

 吉之助は半次郎を信頼している。
 半次郎も信頼している。
 国抜けをめぐる過去のわずかなやりとりだったが、半次郎には吉之助の言葉がしっかり染み込んで大きく育っていた。
 言葉は無力だが、こんなふうに根づいて大きく花開くこともあるのだ。
 ………………

 慶喜(松田翔太)はブラック路線をひた走る(笑)
 そりゃあ、平岡を殺したのが身内の水戸藩士だったら誰が敵か味方かわからなくなるよね。

 こんな状態で生きのびる方法は〝自らゲームを支配すること〟。
 吉之助、桂、久光、帝、幕府といった駒を動かし、自分に有利にゲームを進めていくこと。
 慶喜はゲームのプレイヤーでなければならず、駒になったらたちまち利用され、やられてしまう。

 当面、慶喜は吉之助を強い駒として育てていく方針のようだ。
 この関係は『清盛』の後白河法皇と清盛の関係に似ているが、そう言えば後白河法皇もすごろくをやっていたな。
 松田翔太さんはこういう役が多いですよね。

 それから忘れずに書いておくと、来島又兵衛を演じたのは長州力さんでした!
 1回で退場してしまう役のキャスティングとしては正解ですよね。
 大物俳優を1回で退場させるわけにはいかないし、無名の俳優さんではインパクトがない。
 来島又兵衛は猪突猛進の戦う男ですし。

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横暴とおごりの安倍自民党~それでも支持するバカ国民! 上の連中は「国民がバカでよかった」と思っているに違いない

2018年07月22日 | 事件・出来事
 働き方改革法案可決。
 参議院6議席増法案可決。
 カジノ法案可決。

 自民党やりたい放題だな。

 働き方改革法は〝インチキねつ造データ〟を出して来たんだぞ。
 それだけで廃案にすべき。

 参議院6増法案は、審議時間が短かったし、〝議員定数削減〟という公約はどこに行った?
 おまけに、この法案、仮に選挙での得票数がゼロでも特別枠に入っていれば、その議員は当選できちゃうんだよね。
 完全に欠陥法案。
 これで杉田水脈とか民意を反映していないネトウヨ議員が増えるんだろうな。

 カジノ法案は〝アメリカからの要請〟と〝利権〟。
 自民党の本質って〝アメリカ追従〟と〝利権政治〟なんだけど、カジノ法がそれを象徴している。
 カジノはマネーロンダリングにも使われるかもね。
 洗浄されたカネは裏金になり政治家のもとへ。

 まあ、どうでもいいんだけどさ。
 僕はフリーランスだから〝働き方改革〟なんて関係ないし、ギャンブルもやらないからカジノが出来ても平気。
 働き方改革で困るのは、会社勤めの皆さん。
 カジノで困るのは、ギャンブルをやるやつとカジノ周辺の住民の皆さん。
 どうぞ低賃金長時間労働でこき使われて、ギャンブル依存症で人生を棒に振り、町の治安を悪化させて下さい。
 すべては自業自得。
 政治に無関心だったり、安倍なんかを消去法で支持した結果がもたらしたこと。

 安倍や上の連中や税金で甘い汁を吸ってるヤツはきっとこう思ってるだろうな。
「国民がバカでよかった」

 とはいえ、今朝のサンデーモーニング(TBS)で言ってたんだけど、現在はおおまかに25%の支持があれば政権を維持できるらしい。
 つまり、現在の小選挙区制では、得票の過半数を得られれば十分に当選できる。
 一方、選挙での投票率は平均50%。
 なので50%の半分=25%の票を取れれば当選でき、<大企業>+<業界団体>+<強固な保守層>+<公明党支持者>で、最低25%くらいはいるだろうから自民党は安泰というわけだ。
 だから現在、安倍自民党は
 すべての国民ではなく25%の国民のための政治をしている。

 カジノ法案も共謀罪もモリカケも70%の国民がおかしいと思っていても支持率が30%~40%あるのはそのためだ。
 これを解消するには投票率を70%くらいに上げる必要があるんだけど、無党派層は行かないんだよね、選挙に。

 

 というわけで、この画像のようにこの世の春を謳歌している安倍一味。
 災害があっても親指立てて大騒ぎ。
 これがいつまで続くのかね?

 僕は疲れたよ。
 安倍の顔を見るだけで気分が悪くなる。
 国会のメチャクチャを見ていると、気が狂いそうになる。

 安倍内閣は戦後史上最低最悪の内閣だ。
 このツケを払わされるのはいつの日か?

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ドラマ 「健康で文化的な最低限の生活」~庶民は憲法や法律に定められている権利を行使しよう! 国にもっと文句を言おう!

2018年07月19日 | 職業ドラマ
「すべての国民は健康で文化的な最低限の生活を営む権利を有する」

 これは憲法第25条の条文だが、国民には〝健康で文化的な最低限の生活〟を営む権利があるんですよね。
 だから〝生活保護費〟をもらうことは全然恥ずかしいことではない。
 それは選挙権や教育を受ける権利と同じで、国民が受け取るべき当然の権利なのだ(もちろん不正受給はいけないが)。
 第25条にはこうも綴られている。

「国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない」

 だから国がこれらを怠っていたら文句を言っていい。
「あんたたちは憲法で定められた国民の権利を蔑ろにしている」と抗議していい。

 しばしば勘違いされているけど、
 政治家や役所って単に〝国民の税金を公正に分配する権限〟を与えられているだけの存在なんですよね。
 だから彼らが偉いわけではないし、生活保護費をもらうのは〝お国や政治家のおかげ〟ではない。
 この国で一番偉いのは、主権者である国民であり、国民は憲法に定められた権利をどんどん主張していい。
 
 今回の西日本水害でも政府は復興予算を組むのだろうが、これも安倍さんに感謝しなくていい。
 むしろ「安倍、何をやってるんだ?」「対応が遅いぞ」「額が少ないぞ」と文句を言うべきだ。
 なぜなら安倍さんは、先程も書いたが、〝税金を配分する権限を与えられた公僕〟でしかないのだから。
 もし感謝するとしたら、安倍氏が自分のお金で被災地に寄付した時。
 ………………

 さて、今作は上に書いたようなことを考える作品だ。

 具体的には「健康で文化的な最低限生活」とは何か?

 これが曖昧で人によって基準が違うから、生活保護費をもらっている母子家庭に大型テレビやアニメのキャラクターグッズがあったりするとバッシングが起こる。
 視聴者は主人公・義経えみる(吉岡里帆)と共に「健康で文化的な最低限生活」とは何か? を考えていくのだ。

 第1話のエピソードでは、借金を抱える阿久沢正男(遠藤憲一)が〝法テラス〟という債務整理の法律相談所に行って救われる話だった。
 法テラスに行って阿久沢は不当な利子で借金返済をしていることがわかり、過払い金150万をバックされ、これ以上、借金を払わなくてよくなる。

 これは〝知識は身を助ける〟の典型ですね。
 法テラスや債務過払いのことを知っていたら阿久沢はもっと早く救われていた。
 知らなかったばかりに世間に負い目を感じながらウジウジと生きていた。

 憲法もそうですが、法律は弱者が厳しい現実と戦うための〝武器〟なんですよね。
 もちろん法律は強者のためにもあるんですけど、弱者がこれを活用しない手はない。
 というか、弱者は使わず、強者ばかりが活用して得をしている。

 だから庶民は知りましょう。
 法律や憲法に定められた権利をもっと活用しましょう。

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半分、青い。~鈴愛の結婚お祝い動画は、すべて役者さんのアドリブらしい。そんな中、人生をマンガにたとえた秋風先生の言葉がすごい!

2018年07月17日 | その他ドラマ
 鈴愛(永野芽郁)の結婚お祝い動画。
 ここでのコメントって、ほとんど役者さんのアドリブだったらしい。
 番組の公式ツイッターにこう書かれていた。

『鈴愛(永野芽郁)への結婚お祝い動画は、一部の決められた設定以外は、ほとんど皆さんのアドリブでの演技です。
 それぞれの役の気持ちになって、鈴愛へのお祝いをご自分の言葉でしゃべっています。
 皆さん、とても楽しんで演じられたそうですよ♪』

 面白い手法だなぁ。
 確かにガチガチに決められたせりふだったら、リアリティがイマイチだったかもしれない。
 何と言ってもお祝い動画でしゃべっているのは役柄上はシロウトさん。
 たどたどしかったり、話に論理的な矛盾があったりした方がシロウトのコメントっぽい。
 役者さんもより気持ちを込められる。

 そんな中、見事な例えでしゃべったのが秋風先生を演じる豊川悦司さん。

「人生は物語。
 これからは森山鈴愛としての物語を描き続けなさい。
 この物語には締め切りはない。
 ひとコマ、ひとコマ丁寧に描きなさい」

 さ、さすがトヨエツ。
 本当に秋風先生が言いそう!
 一方、豊川さんの中で、秋風は長渕剛の『乾杯』を二次会で歌うようなキャラなのか(笑)

 菜生(奈緒)とブッチャー(矢本悠馬)、このふたり、絶対デキてるだろう(笑)
 ふたりのやりとりを見ていると、
〝頼りない彼氏を彼女が叱りながらフォローしている〟感じ。

 これは脚本・北川悦吏子さんの指定かな?
 それとも矢本悠馬さんと奈緒さんが考えたことか?
 いずれにして、ふたりはいいコンビ。
 今後どうなっていくのだろう?

 今回のアドリブせりふもそうだけど、描いたマンガをウェブに載せたり、この作品はいろいろ実験しているな。
 鈴愛が劇中で描いた漫画『一瞬に咲け』は、7月20日発売の少女漫画雑誌『花とゆめ』16号(白泉社)に掲載されるらしいし、北川先生は裏話をツイッターでしゃべりまくってるし。
 新しいタイプのメディアミックス作品ですね、これは。

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西郷どん 第26話 「西郷、京へ」~慶喜との再会 「一橋様」「忘れたか? 俺はそんな名じゃねえよ」

2018年07月16日 | 大河ドラマ・時代劇
 吉之助(鈴木亮平)はだいぶ腹が据わってきましたな。

 久光(青木崇高)に「わしは一橋も好かんが、お前はもっと好かん。下がれ!」と言われても、「はっ!」と言って引き下がる。
 せっかく慶喜(松田翔太)との会談の約束を取りつけて来たのに、久光に拒否され、「大義であった」と言われると、「有り難き幸せにございます」
 以前の吉之助なら久光に「それではこの国のためになりません」などと正論を言っていたのに、それをしない。

 吉之助は丸くなったのか?
 いや、今の久光に何を言ってもムダなことを吉之助はわかっているのだろう。
 目の前のことよりも長い視点で物事を見ている。
 まっすぐで熱い男が忍従を覚えた。

 一方、慶喜に対しては遠慮なく物を言う。
「また逃げるのですか!?」
「幕府が守るべきは幕府ではありません。民であります」
「強き者が弱き者を守る。ここには幕府も薩摩も長州もありません」

 この久光と慶喜の違い!
 慶喜に対してはかなり失礼なことを言ってるし、幕藩体制の否定みたいなことも言っている。
 吉之助は慶喜を〝腹を割って話せる人物〟と考えているのだろう。
 これらを受けて慶喜も怒ることなく、
「西郷、何だか似て来やがったな、斉彬殿に」
 ………………

 吉之助と慶喜の再会シーンはよかったですね。

 吉之助が「一橋様」と言うと、慶喜は「忘れたか? 俺はそんな名じゃねえよ」
 これを受けて吉之助が「ひい様」と呼ぶと、慶喜は「変わらんな、牛男」

 どんなに時間が経っていても、品川宿での友情は変わっていないのだ。
 ふたりの関係は〝薩摩藩士〟と〝将軍後見職〟ではなく、今でも〝牛男〟と〝ひい様〟。

 おそらく慶喜は孤独で不安だったのだろう。
〝攘夷〟を唱えても〝開国〟を唱えても生まれる敵。
 誰を信じていいかわからず、腹を割って話すことができない。
 一方で〝徳川〟の威信についてはこだわりがあり、諸藩を見下し、徳川を強くしようとした井伊直弼を再評価したりする。
 そんな慶喜にとって、吉之助は救いであっただろう。

 複雑な人物ですね、慶喜は。
 中園ミホ作品は単純明快な人物が多いのに、慶喜だけは複雑に描き込んでいる。
 慶喜と比べると、久光の描かれ方は可哀想。

 そんな慶喜の複雑さはラストでも。

「謝りたい、国父殿に。
 薩摩にはこれからも幕府と共に働いてもらわねばならない。
 こんな時だから心と心でつき合いたい。
 お前の熱き心、俺にくれ」

 何という歯の浮いた言葉!
 慶喜は〝薩摩を利用するモード〟に入りましたね。
 周囲が敵ばかりで幕府の威信が揺らぐ中、慶喜が考えたことは強藩の薩摩を味方にすること。
 今の幕府に井伊直弼の強権的なやり方をおこなう力はなく、他藩の力に頼らなければならない。
 そこで目をつけたのが薩摩。
 これで、自分と幕府の存続が保証される。

 というわけで、次回は〝禁門の変〟です。
 斉彬亡き後、この作品の陰の主役は慶喜なのかもしれません。

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