平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

青天を衝け 第16回「恩人暗殺」~冗談じゃねえぞ。まだ死ねるか……

2021年05月31日 | 大河ドラマ・時代劇
「冗談じゃねえぞ。まだ死ねるか。
 見てえもんがまだ山ほどあるんだ……」

 平岡円四郎(堤真一)、暗殺。
 その原因は、一橋慶喜(草彅剛)が攘夷に舵を切らないことだった。
 攘夷派は慶喜にそうさせているのは、円四郎だと考えた。
 佞臣・平岡円四郎か……。

 長州が都を追われたとはいえ、攘夷の炎はまだ燻っている。
 燻っている火を大きく燃え上がらせるために挙兵した水戸天狗党。

 一方、渋沢篤太夫(吉沢亮)は少し大きな視点で世の中を見られるようになっている。
 熱くなる攘夷派のかつての仲間に対し、
「攘夷は半端な挙兵ではかなわない。
 この世のため一橋で働け。一橋様のもとで新しい国をつくるべ」
 と説得する。

 攘夷・開国・尊皇・倒幕・幕藩体制維持──
 さまざまなイデオロギーがぶつかり合っている時代ですよね。
 これに暗殺やテロといった暴力行為が加わるから、なお質(たち)が悪い。
 暴力で抑えつければ、暴力で返されるのも世の常。
 今回、新選組が出て来たが、暴力の反動はやがて新選組にも及ぶ。
 こんな混乱の時代。
 円四郎が篤太夫に言った言葉がなかなか響く。
「お前はお前のまま生き抜け」
「死に急ぐな」
 迷いながらも自分を信じて生き抜くこと。
 大切なことですね。
 現代も、オリンピック開催の是非を含めて、
 右左さまざまな意見がぶつかり合い、かなり大変ですし。

 そんな中、尾高惇忠(田辺誠一)の母・やへ(手塚理美)の嘆きが胸を打つ。
「わたしは水戸が憎い」
 政治的な争いに巻き込まれて、息子たちが次々と捕縛、牢屋へ。
 やへにして見れば、攘夷・尊皇・倒幕など、どうでもいいことなのだ。
 ただ息子たちが普通に生きていてくれればいい。
 今回、尾高平九郎(岡田健史)と渋沢てい(藤野涼子)の恋愛が描かれたが、
 政治的なことよりもこちらの方が重要な気がするなあ。

 慶喜は自分の正直な心情を吐露。
「私には輝きがない」
「凡庸な男だ」
 慶喜は周囲に「国難を救う人物」「聡明な君主」と祭り上げられていることに違和感を持っている。
 こう考えられる時点で、慶喜は聡明なんですよね。
 愚かな人間は、自分こそが日本を救える人間であると増長・勘違いする。
 現代で言えば、安倍ちゃんなんかはこう考えていそう。
 習近平やプーチンや各国の首脳と渡り合えるのは自分しかいない。
 政権を途中で二度も投げ出したくせにね。
 外交と言えば、ただお金をバラまいただけだしね。

 さて慶喜。
 円四郎という心の支えを失って、どこへ向かうのか?

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おかえりモネ 第2週~ふたりの素敵な大人の男性に見守られている百音!

2021年05月28日 | その他ドラマ
 豪雨・雷雨の中、林間学校の小学生を抱え、山林の中で孤立する百音(清原果耶)。
 携帯に電話をもらった気象予報士の朝岡(西島秀俊)は
「頭低くして、しゃがんで、避難姿勢は取れてますか?」
「木のそばは側激雷があるので、そのままそこにいるのは危険です」
 と励まし、パソコンで雨雲レーダーや天気図を確認し、
 雷雲から外れる一瞬のタイミングで、避難小屋へ向かうように指示を出す。

 おおっ、気象予報士がこんなふうにカッコ良く描かれたのは初めてだろう。
 何しろテレビの気象予報士と言えば、石原良純さんだったり(←失礼)、体操を教えてくれる人だったから。

 百音、年齢が離れすぎてるけど、朝岡さんのこと好きになってしまうよね。
 危機に遭った時に助けてくれた人は、しっかり心に刻まれる。
 頼もしい大人の男性って感じ。
 それでいて石ノ森章太郎記念館で、009のマフラーをつけたり、Tシャツを着たりするお茶目な面もある。

 さて今回、もうひとり百音を助けた大人の男性がいた。
 診療所の医師・菅波(坂口健太郎)だ。
 菅波は雨に濡れた子供が低体温症になることを予測し、百音に電話でアドバイス。
 カッケー!
 またもや百音を助けてくれる頼もしい男性が登場だ。
 しかも管波さんは徹底的にクール。
 誰にも心を開かない。

 こうして頼もしい大人の男性に囲まれている百音。
 やさしい王子様とクールな王子様。
 少女漫画のようなドラマ展開でもあるなあ。
 ………………………………………

 しかも、このふたりの男性は百音に的確なアドバイスをする。

 菅波は──
「感謝の言葉を真に受けないで下さい」
「プロになって下さい」
「甘えてますよ」
 と厳しい言葉。
 確かに管波が言っているように、百音は何もしていないんですよね。
 気象予報士の朝岡は気象を予測し、菅波は子供の体調の異変を予測した。
 だが、百音は彼らの指示に従っただけ。
 森林組合で山林ツアーをやるのなら、多少の気象や医学の知識を持っているべきだろう。
 つまり百音は山林ツアーガイドとしてプロになっていない。
 菅波さんの言葉は厳しいけど、的確だなあ。

 そして朝岡は百音に──
「あなたは海のこと、山のことを知っている。
 海と山をつないでいるのは空と水です。
 今度は空と水のことを勉強して下さい」

 くーっ、朝岡さんもいいこと言うねー!

 ふたりの素敵な男性に見守られて百音はどんな女性に成長していくのだろう?


 
 ※クロード・モネの絵。今回のラスト、百音もこんな感じで空を見ていた。

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屁みたいな、さざ波・内閣参与、高橋洋一辞任!笑笑

2021年05月25日 | 事件・出来事
 高橋洋一内閣官房参与が辞任。

 その辞任の原因となった発言は──
「この程度の『さざ波』。これで五輪中止とかいうと笑笑」
「欧米から見れば、戒厳令でもなく『屁みたいな』もの」

 ネトウヨは「客観的事実を言っただけなのにどうして辞めるんだ?」と擁護している。
 確かに欧米と比べれば『さざ波』『屁みたいなもの』なのかもしれない。

 でも違うんだな。
 日本の現状はアジアで比べれば劣等生。
 それに、少なくとも内閣参与が言うべき言葉ではない。
 現状を『さざ波』、緊急事態宣言を『屁みたいなもの』と内閣参与が言ってしまったら、
 国民は、
「じゃあ何で俺たちは自粛しなきゃいけないの? 
 さざ波なんだろう? たいしたことないんだろう?」
「屁みたいな緊急事態宣言を政府はどうしてやっているんだ?」
 と思ってしまう。
 高橋は政府のメッセージと正反対のことを言っているのである。

 国民は「さざ波」を「大波」にしたくないから我慢している。
 医療従事者の方々や保健所に負担をかけたくないから、自粛している。
 高橋の言葉はこれらの国民の思いに水を差す言葉だった。

 で、菅義偉は、どうしてこんな国民の思いを理解できない男を内閣参与にしたんだ?
 菅は口を開くたびに、国民にお願いをするけど、
 たまには国民の7割~8割が言っている「オリンピックを中止または延期にしてほしい」というお願いを聞いてくれよ。

 オリンピック強行に突き進む現状を1945年の太平洋戦争末期に例える人がいるけど、確かに。
 国民はこのまま行けば負けると思っているのに戦争を遂行しようとする政治の中枢。
 前線は悲惨なのに、中枢では都合のいいデータを持ってきて「さざ波」と言ってしまう姿勢。

 まあ、支持率低下で菅は追い込まれているな。
 高橋洋一辞任、入管法改正断念はその良い例だ。
 …………………………………………

 以下はネットの言葉

・ブレーンが菅の政策を「屁」と公言してしまったらアカンやろw

・エセ保守の没落を象徴してる

・こいつといい高須といいネトウヨは逃げてばかりだなぁ

・事件が会議室で起こってると考えるタイプだね

・さざ波に足元すくわれ攫われていきました

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青天を衝け 第15回「篤太夫、薩摩潜入」~薩摩との権力闘争に勝利した慶喜だが……

2021年05月24日 | 大河ドラマ・時代劇
「徳川の代わりに誰がこの国を治めるのか? それは一橋様がよかろう」
「薩摩の今のお殿様にその徳がおありですか?
 おれは徳ある方が才ある者を集めて、この国を治めてもらいてえ」

 栄一あらため渋沢篤太夫(吉沢亮)が西郷吉之助(博多華丸)に語った言葉だ。

 時代はまさに一橋VS薩摩。

 京での主導権を誰が握るか?

 まずは一橋が勝利した。
 禁裏御守護総督の役職を慶喜(草彅剛)が握り、京都所司代は松平容保が任命された。
 これの実現のために動いたのが平岡円四郎(堤真一)。

 薩摩は一時撤退。
 国に戻り、兵を養い、時機を待つことに。
 この策を立てたのが大久保一蔵(石丸幹二)。

 一橋と薩摩の戦いは、円四郎と大久保の戦いでもあるのだ。

 一方、禁裏守護の役職を得たのはいいが、一橋には兵が足りない。
 慶喜は故郷・水戸藩に協力を要請するが、
 水戸では藤田小四郎(藤原季節)らが攘夷を決行すべく筑波山で挙兵する。
 世に言う「天狗党の乱」だ。
 ……………………………………

 政争・権力闘争ですね。

 長州が京から追い出された後、
 一橋と薩摩が主導権を握って争っていたことを今作は描いてくれた。

『西郷どん』の慶喜は単に政治に興味のない洒脱な人物として描かれたが、
 今作の慶喜はしっかり政治をしている。
 おそらく現実の慶喜は今作の方が近いのだろう。
『西郷どん』の慶喜はフィクションとして面白いですけどね。

 あとは、人間の運気・運命。
 この大事な時機に「天狗党の乱」が起きたのは慶喜にとって計算外だっただろう。
 そして次回は円四郎が……。
 これで慶喜の心は折れてしまったに違いない。
 慶喜は運命の坂を転がり落ちつつある。

 慶喜という人物は面白い。
『篤姫』などでは鳥羽伏見の戦いに敗れて「逃げ帰った人物」として描かれていたが、
 大政奉還で先祖代々の権力を捨てたこと
 汚名を覚悟で、無条件降伏を受け入れ、無益ないくさをしなかったことは実に見事。
 聡明な人物だ。
 そして、その生涯は悲劇を帯びてドラマチック。
 卑しいのは、約束を破り、無理難題をふっかけて来た薩長なんだよなあ。

 さて、篤太夫(栄一)は滅亡する徳川と慶喜の悲劇を見て何を思うのだろう?

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おかえりモネ~クロード・モネの絵画のような繊細な作品

2021年05月22日 | その他ドラマ
「私の地元、気仙沼の海にも冬になっと、けあらしっていう霧が出るんです。
 私…そのけあらしを見るのが…小さい時がらとても好きで。
 海がら昇る朝日もとても好きで。
 でも、あの日…。
 私…何もできなかった」

 なるほど~
 百音(清原果耶)が島を出た理由は、3・11を思い出すからなのか。
 あの日、気仙沼は真っ赤な炎に包まれたからなあ……。

 一方、百音がやって来た登米には澄んだ青い空があった。
 見上げれば「虹」があり、「彩雲」があった。
 百音はずいぶん救われたことだろう。

 だが、現在の百音はまだ無力だ。
 まったく世の中の役に立てていない。
 菅波光太朗 (坂口健太郎)は医者として誰かの役に立っている。
 妹の未知 (蒔田彩珠)は勉強して日本の水産業の発展に寄与したいと思っている。
 樹齢300年のヒバの木は能舞台の材木になる。
 しかし、今の百音には何もない、
 自分が何が出来るのか、を追い求めている。
 まあ、サヤカさん(夏木マリ)に言わせれば、全然役に立たなくてもいいんですけどね。
 人間は生きて泣いて笑って死んでいく。ただそれだけ。
 これがサヤカの人生哲学だが、若い百音にはまだそれが理解できない。

 繊細な作品ですね。
 視聴者は行間を読むことを求められる。
 シーンは一見バラバラで、ああなればこうなるというふうに論理立てて構成されていない。
 だから通常の朝ドラのように、ラジオを聞く感覚で見ているだけでは、深く味わうことはできない。
「おちょやん」のような濃い人間がぶつかり合うコテコテとは180度違う。

 おそらくヒロインが清原果耶さんだから、こういうシナリオになったのだろう。
 清原さんはこういう繊細な演技が出来る人。
 ワハハハッ! とラフター・ヨガで腹を抱えて笑いながら、同時に見せる繊細な表情。
 この繊細さが魅力的な女優さん。

 ところで今作はクロード・モネの絵画のような作品だ。
 時折、モネの絵のような風景が登場する。

 

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予約システム問題~「朝日」「毎日」に抗議して、「日経」に抗議しない防衛省の説明がムチャクチャ!

2021年05月21日 | 事件・出来事
 コロナワクチン大規模接種センターの予約システム問題。
 防衛大臣の岸信夫、元総理の安倍晋三の兄弟が「朝日」と「毎日」を名指して抗議したのだが、
 同様の記事を書いた「日経」には抗議なし。

 この違いは何なのか?
 立憲民主の原口議員がこの件で質問してみた。
 以下はそのやりとり。

原口「私が記事を見ていると、日経さんもたいへん詳しく書かれているんですが、日経さんには(抗議を)出さない?」
防衛省「お答え申し上げます。今回の防衛省の抗議でございますけれども、虚偽予約を行ったという行為に対して抗議を行っております。実際、毎日それから朝日…アエラドットについては、防衛省に対して実際にそういう手段で予約ができたと、それについての見解如何という形で、防衛省に対してまさにそういった虚偽の予約を行ったということを伝えた上で、見解を聞いてこられたということもあって、これを踏まえて省内で検討をした結果…」
原口「というと、日経さんとどう違うんですかね? 政権に近いから、抗議しないんですか?」
防衛省「いま申し上げた通り、防衛省に対してこういうような取材を行ったということに対して、我々は抗議を行ったというのでございます」
原口「取材をしたから、ダメなんですか?」
防衛省「そうですね」


 うん?
 事実確認と見解を求めて取材した朝日が毎日NGで、それらをしなかった日経はOKなのか?
 逆だろう?
 朝日、毎日の方がジャーナリストとしてはるかに誠実だ。
 まあ、実際の日経の記事を読むと、日経も防衛省に確認・取材してるんだけどね。
 日経の記事にはこう書かれている。
『防衛省は日経クロステックの問い合わせに対し「不具合かどうかを含めて状況を確認中」(報道室)としている』

 どうした、防衛省?
 説明が破綻しているぞ。
 要は岸と安倍に恥をかかせたくないから、無理矢理おかしな、理由にもなっていない理屈をひねり出したのだろう。
 安倍と岸の兄弟は「朝日」「毎日」が嫌いなネトウヨ思考の政治家だからね。
 特に安倍は「朝日」と聞くと脊髄反射してしまう。

 以下はネットの言葉。
 ……………………………………………………

・日経にも抗議しろ

・スゴイなぁ。頭イカれてるなぁ
 日経にも抗議する整合性くらい取ろうという思考もないんだろうな?

・もはや日本ではシビリアンコントロールは危険だわ

・とりあえず朝日ガー毎日ガーって言ってりゃ
 バカなネトウヨがたくさん釣れて
 無能政府批判を有耶無耶にできるという浅知恵でしょ(笑)

・トップがアホだと組織が腐るんやね

・安倍政権から政府の中枢がネトウヨ、カルトウヨレベルでやばいw

・凄い国だねえ。美しい国最高ー

・政府が朝日と毎日だけに抗議しろって言ったからだろ

・思想信条で扱いが変わる非常に危険な政府です

・実力組織が国民を取捨選択しちゃないかんな。
 おまえらにはそんな権力はない

・この話題はネトウヨ政治家の程度の低さを露呈させたな

・「日経です」
 よし、通れ!

・防衛省「安倍岸国難ブラザースまじ勘弁」

 ↑
 ほんと、これ。
 財務省、文科省、経産省、厚労省、そして今回は防衛省。
 安倍が絡むと省庁はボロボロになっていく。
 安倍がいなくなったと思ったら、今度は弟(岸信夫)が登場だ!


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ガッキー結婚にネット民、悲嘆の声!~これだからリアルはイヤなんだよ

2021年05月20日 | 監督・俳優・歌手・芸人
 新垣結衣さんと星野源さんが結婚された。
 お、お、お、お、おめでとうございます……。
 俺のガッキーが……!
 俺のガッキーが……!
 これだからリアルはイヤなんだよ!
 全部、安倍と菅のせいだ!
 オリンピックも中止だ!

 というわけで、ネットではガッキーロスで、たくさんの男たちが泣いています……。
 以下はネットの反応。
 ……………………………

・嘘やろもう寝込むわ
 今日の残りの仕事もう全部キャンセルやわ

・しゃべったことないけどおめでとう

・日経平均株価
 堀北真希ショック -895円
 福山雅治ショック -714円
 北川景子ショック -479円
 石原さとみショック 東証物理破壊
 ガッキーショックくるか?

・どうでもええわw
 菅ピンチだからタイミングいいねw

・どんぎつねさん捨ててガッキーと結婚だなんて
 なんて酷い奴なんだ!

・広瀬すずちゃんが最後の希望

・まだだ! 俺にはまだ浜辺美波がいる!!!

・広瀬すずとか有村架純もいるし

・まだ本田翼ちゃんがいるから生きてられる

・小芝風花という最後の砦だけは死守しなくてはならない

・だが俺にはまだ福原遥がいる!

・森七菜の時代に突入か

・俺にはまだ綾瀬はるかがいるわ

・僕は清原果耶ちゃん!

・認めない、認めない
 ガッキーは幼少期に俺と結婚するって言ってた気がする

・おまえらって裏切られるだけの人生だな

・福山ロスを散々バカにしてた男どもが同じことになってて笑う

・日本終わった。

・家でも逃げ恥ごっこしてるだろうな

・もう手とか繋いだのかな?

・ガッキーショック
 明日世界はおれが滅ぼします

・おめでたい話でもお前ら怒るんだな
 どういう人生だよ

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接種センターのシステム不備~安倍晋三も参戦してネトウヨの朝日・毎日叩きが始まった!

2021年05月18日 | 事件・出来事
 コロナワクチン大規模接種センターの予約システム問題。
 そのシステムというのが、
 入力項目の「市区町村コード」「接種券番号」「生年月日」にどんな数字を入力しても弾かれることなく、予約できてしまう、という代物だ。
 要するに誰でも何度でも予約できてしまう。笑

 しかし、今の政府は自分の非を素直に認めないんだな。
 接種センターの運営を担う岸防衛大臣は、朝日新聞出版AERAドットと毎日新聞の記者に噛みついた。
 岸防衛大臣はツイッターで、
『今回、朝日新聞出版AERAドット及び毎日新聞の記者が不正な手段により予約を実施した行為は、本来のワクチン接種を希望する65歳以上の方の接種機会を奪い、貴重なワクチンそのものが無駄になりかねない極めて悪質な行為です』
『両社には防衛省から厳重に抗議いたします。
 不正な手段でのワクチン接種の予約は、本当に希望する方の機会を喪失し、ワクチンが無駄になりかねないと同時に、この国難ともいうべき状況で懸命に対応にあたる部隊の士気を下げ、現場の混乱を招くことにも繋がります』


 自分が杜撰なシステムを作っておいて、よく言うよ。
 逆に朝日新聞出版や毎日新聞が指摘しなかったら、どうなっていたのかね?
 国内外のハッカーが面白がってアクセスして、予約システムはメチャクチャになっていたぞ。
 朝日新聞出版と毎日新聞には、むしろ「不備を指摘してくれて、ありがとう」と言うべきだろう。
 ………………

 今回のシステムの不備について、岸はこう弁解している。

『本センターの予約システムで、不正な手段による虚偽予約を完全に防止する為には、全市長区町村が管理する接種券番号を含む個人情報を予め防衛省が把握し、予約番号と照合する必要があり、実施まで短期間等の観点から困難かつ、全国民の個人情報を防衛省が把握する事は適切でないと判断いたしました』
『他方、今回ご指摘の点は真摯に受け止め、市区町村コードが真正な情報である事が確認できるようにする等、対応可能な範囲で改修を検討してまいります』

 要するにスピードを重視で、市町区村のデータと紐付け出来なかったわけね。
 だったらコード入力なんかいらないじゃん。
 接種後に市町区村のデータと照合するつもりだったのか?
 それ、面倒くさい作業になるよな。

 いずれにしても、朝日新聞出版と毎日新聞への抗議は要らなかった。
 結果、ネットでは朝日・毎日が嫌いなネトウヨが湧いて大騒ぎ。
 こんな状況の中、安倍晋三が、
『朝日、毎日は極めて悪質な妨害愉快犯と言える。防衛省の抗議に両社がどう答えるか注目』
 とツィートしたからさらに大騒ぎ!
 安倍って、基本ネトウヨだよな。
 朝日、毎日が大嫌い。
 元総理なんだから泰然自若としていればいいのに、朝日・毎日と聞くと、すぐ噛みつく。
 ちなみに日経も同じ報道をしているんだが、日経には噛みつかないのか?
 ………………

 以下は、今回のシステム不備に対するまっとうなネットの意見。

・馬鹿かよ。システムを作り直せよ

・ハッカーより先に見つけてくれてありがとうじゃないんだな

・新聞屋に教えてもらわないと気づかなかったくせにw

・プログラミングのテスト手順段階でつぶしておけよという話
 それをスルーして報告したら業務妨害?????
 IT音痴もひどいね

・システムを構築出来なかった自分らを棚上げして実践したメディアを批判かよ。
 すげえな自民党

・ホワイトハッカーみたいなもんじゃん
 わざわざシステムの脆弱性を指摘してくれたのにキレるとか馬鹿じゃねーの
 だから日本はIT駄目なんだよ

・バグだらけでリリースしてバグを見つけた人に切れてるって
 そいつが馬鹿にされるだけだぞ

・セキュリティの基本は、脆弱性を明らかにする事から始まる。
 IT時代の初期には、「脆弱性を公開する事はけしからん」という馬鹿な意見もあったが、
 現代では脆弱性やシステムの欠点をし指摘する事は、有り難い事、感謝すべき事と考えられている。
 自民党の頭の中は未だに前世紀。昭和のまま。

・だいたい例えば鍵ら欠陥があってそのピッキングの方法を詳細に報道したとかなら問題だが、
 今回のは政府が建てた建物にはドアがありませんでしたってレベルだからな。
 そらマスコミは信じられない欠陥建物ですって報道するしかなかろうよ。
 事実その通りなんだから

・憲法のせい、野党のせい、中国のせい、アメリカのせい、国民のせい、マスコミのせい、コロナのせい
 舐めてんじゃねぇぞこら給料泥棒が。
 自民党が一番邪悪なんですよ
 ………………

 ちなみに中国人のハッカーが集うBBSではこんなことが書かれているらしい。

『軍隊がやるサイトがそんな稚拙なわけがない。何かの罠だ』

 いえいえ、中国人ハッカーさん、これが今の日本の実力なんです……。

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青天を衝け 第14回「栄一と運命の主君」~渋沢栄一でございます!  徳川の御命は尽きてございます!

2021年05月18日 | 大河ドラマ・時代劇
「渋沢栄一でございます!
 徳川の御命は尽きてございます!」

 慶喜(草彅剛)に意見を建白する栄一(吉沢亮)と喜作(高良健吾)。
 その具体的な建白内容は──
 国を思う草莽の志士たちを結集し、一橋家が一大勢力になって、国を治める!
 逆らう者は徹底的にやっつける!
 というものだった。

 この建白について、慶喜は平岡円四郎(堤真一)にぽつりと言う。
「ありふれた意見だな」

 確かに、当時の志士たちは慶喜を担いで国を変えようとしていたから、ありふれた意見だろう。
 その頃は、薩摩が大きな発言力を持っていたから周回遅れとも言える。

 しかし、栄一たちの熱い思いは慶喜の心に火をつけたようだ。
 公家に取り入り朝議参与の中で力を持ち、将軍を蔑ろにする島津久光(池田成志)を一喝!
 朝議(国政)を自分が主導していくことを宣言した。
 理念を持たず、権力のみに固執する小者の久光に国政を任せるわけには行かないのだ。

 そんな慶喜が考えているのは、国をひとつにまとめ、日本国として諸外国と談判していくこと。
 しかし現状は、久光ら朝議参与と幕府の老中が対立し、国がひとつにまとまっていない。
 慶喜はその両者の間で板挟みになっている。
 そんな中、自分が主導権をとって、国をまとめていく決意!
「快なり!」「快なり!」
 まあ、これは最終的に挫折してしまうのだが。

 栄一に関しては、直談判する行動力とスポンジのような吸収力を慶喜は評価したのだろう。
 今までの攘夷派の志士といえば、テロや開国派の生首を送りつけたりして慶喜に決起を促した。
 しかし、栄一たちは直談判。
 そして、初めて円四郎に会った時と同じものを感じた。

 さて、一橋家の家臣になった栄一は何を見、何を考え、成長していくのだろう?

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沢木耕太郎、東京五輪を語る~なんとかわいそうなオリンピックだろう

2021年05月16日 | 事件・出来事
 オリンピックと言えば沢木耕太郎さん。
 沢木さんはたくさんのスポーツ・ノンフィクションや
「オリンピア1936 ナチスの森で」
「オリンピア1996 冠<廃墟の光>」といった作品を書いている。

 そんな沢木さんは東京オリンピックについて、どう考えているのだろう?
 今週発売の週刊文春を読むと──

「私は、これまでいくつものオリンピックを取材してきた。
 そして、たとえそれがどの都市でされるどのような大会であろうと、
 オリンピックにおいてさまざまな競技を取材して書くということには
 常に心が躍るようなものがなかった」


 沢木さんの心が踊らない理由は次のようなものらしい。

「2020年の東京大会には、東京都民にとって意義が希薄なら、国民からの熱い支持もない。
 それは、ある意味で当然のことなのだ。
 最初は、かつて東京都知事だった人物の人気取りの放言に過ぎなかったものが、
 しだいに一人歩きするようになり、いつの間にか実体のないまま、
 都民の、国民の願望のようなものに祭りあげられてしまった」


「やがて苦しまぎれに東日本大震災からの『復興五輪』などというお題目が生み出されたが、
 開催地を東北にするというなら、ともかく、東京というのではまったく整合性がないことは歴然としており、いつの間にか霧散してしまった」


「次にはコンパクトでエコロジカルな大会にするというキャッチフレーズが叫ばれたが、かつて例を見ない巨額の費用がつぎ込まれることになって、それも破綻した」

 沢木さんはこのような理由で2020年のオリンピックに意義を見い出せなくなっていた。
 取材の依頼が来ても全部断っていた。
 しかし最近、食指を動かされつつあるようだ。
 それは、
「近代五輪の終焉」
「かわいそうなオリンピック」として。

「近代オリンピックはすでに自滅の道、滅びの道を歩み始めているような気がしてならない」

「それにしても、この二度目の東京大会ほど惨めなオリンピックは、かつてなかったかもしれない。
 負の要素があとからあとから噴き出して、降り注いでくる。
 中止になれば、その準備に費やされた莫大な金と労力が無になる。
 強行されたとしても、外国からの支持や支援は希薄な上に、
 国内においても国民ばかりか東京都民ですら熱い気持ちを向けられなくなっている。
 なんとかわいそうなオリンピックだろう」


「いま、そのかわいそうな二度目の東京オリンピックを前に、私はどのように対応したらいいのか迷っている。
 以前と変わらず、あくまで「大義」のない大会として黙って通り過ぎるのを見送ればいいのか、
 あるいは、惨めで哀れな大会だからこそ、最後まですべてを見届けてあげるべきなのか」


 かわいそうなオリンピックか……。
 沢木耕太郎さんの「かわいそうなオリンピック」のノンフィクションを読んでみたい気もする。
 商業主義のオリンピックは今回で転機をむかえるかもしれないな。

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