平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

本日、安倍ちゃんにNO!と言おう! ~「いいか、クソなことにはNOだ!」「GET UP! STAND UP!」

2014年06月30日 | 事件・出来事
 本日18時30分より、首相官邸前にて行われる安倍ちゃんにNO!を言う<抗議デモ>!

 こんなデモ告知映像を見つけました。

 クールだが怒りに満ちた若者の主張。
「戦争で死ぬのは戦争を始めた政治家じゃねえ。戦争なんてしたくもない国民が死ぬんだ」
「いいか、クソなことにはNOだ!」
「GET UP! STAND UP!」
 約1分の映像ですので、ぜひご覧になって下さい。

 デモ告知映像・YouTube

 デモでは何も変わらないとよく言われますが、沈黙していることは<賛成>していることと同じ。

 仕事帰りにでも、ちょっと覗きに来て下さい。
 舗道に立って見ているだけでも大丈夫。
 疲れたら、帰るのもOKです。

 首相官邸前は、地下鉄国会議事堂前を出て0分。


※追記
 7月5日にも新宿で「怒りのドラムデモ」が行われます。
 詳細は、こちら「安倍内閣打倒デモ@新宿」

※追記
 秘密保護法、集団的自衛権に反対している自民党の村上誠一郎・元行革担当大臣のいい言葉を見つけました。
「日本の神社にある釣り鐘。指で1回おしてもびくともしないが、10回、300回と押し続ければ、人間の体より大きな釣り鐘が動きだす。それが政治だ。歩みは非常にのろいかもしれないが、それを信じてやることが民主主義だ」

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軍師官兵衛 第26回「長政初陣」~考えて動け! まず生き残る術を考えよ!

2014年06月30日 | 大河ドラマ・時代劇
 安国寺恵瓊(山路和弘)と官兵衛(岡田准一)の会談のシーン。
 官兵衛に<凄み>があった。
 鋭い目で対峙し、目を恵瓊に対して格負けしていない。
 おそらく有岡城の苦難が官兵衛を強くしたのだろう。
 同時に<無益ないくさをしない><まず生き残る術を考えよ>という揺るぎない信念が官兵衛に<芯>を与えた。

 この信念は官兵衛の行動の至る所に表れる。
 まずは、高松城の水攻め。
 そして、血気に走る長政(松坂桃李)への「考えて動け!」「命を粗末にするな」という戒め。

 人は信念を持つと強くなる。

 話は変わるが、当時、毛利と組むことは、信長に対抗する形勢逆転の手段だったのだろうか。
 荒木村重(田中哲司)は毛利と組んで、一発逆転を狙った。
 恵瓊は秀吉(竹中直人)と毛利が組めば、信長に拮抗できると官兵衛に説いた。
 おそらく、明智光秀(春風亭小朝)は本能寺の変後、毛利と組もうとするだろう。
 武田が滅びた後、唯一、信長に対抗できる勢力は毛利。
 こう考えると、信長が秀吉に毛利攻略を任せたのもうなずける。
 何しろ秀吉は絶対に裏切らない忠臣だから。
 一方、毛利は荒木村重を助けなかったのは失策でしたね。
 これではいっしょに戦おうと誘っても、誰もついてくるわけがない。
 やはり信用は大事。
 一度裏切れば、誰もその言葉を信じなくなる。

 官兵衛が、長政に母里太兵衛(速水もこみち)をつけたのは、過去のいきさつがあったからかなと思いました。
 官兵衛が若い時、いくさ場で官兵衛の命を助けたのは、母里武兵衛(永井大)。
 武兵衛と太兵衛は血は繋がっていませんが、同じ母里家。
 官兵衛が太兵衛を抜擢したのには、そんな理由もあったのかもしれません。

 いずれにしても、最近の官兵衛の目は信念に貫かれていて<凄み>があります。

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「集団的自衛権」に反対して焼身自殺~この命がけの訴えをわれわれはどう受けとめるか

2014年06月29日 | 事件・出来事
 本日、新宿ルミネ歩道橋の上で「集団的自衛権反対」「安倍内閣批判」を叫んで焼身自殺をされた方が。
 迷いましたが、多くの人に知ってもらうことがこの方の意思だと思うので画像をUPします。
 画像掲載に拠るさまざまな影響を考え、UPした画像を削除します。

 おそらく、この方は自分の声が届かないことに苦しんでいらっしゃったんでしょうね。
 この命がけの訴えを、われわれはどう受けとめるか。

 そして、安倍首相は何とコメントするか。
 おそらく、彼の心が動くことはないと思いますが……。
 戦後、こんな形で批判を受けた総理大臣が他にいただろうか?

 最後に、この方が助かることを願ってやみません。

※追記 目撃された方の証言(ツイッターより)
 集団的自衛権の行使についてや安倍政権の政策を批判した後に、最後の言葉は与謝野晶子の反戦歌「君死にたまふことなかれ」~『人を殺せと教えしや』。その後に自らの身体に火をつけたとのこと。

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集団的自衛権に関するさまざまな反対の声~明日(30日)は首相官邸前デモで反対の声を!

2014年06月29日 | 事件・出来事
 日本を戦争の道に引き込む<集団的自衛権>が7月1日(火)に閣議決定されようとしています。

 というわけで、明日30日、18時30分から行われる首相官邸前デモに参加します。
 お時間のある方はぜひご参加下さい。
 どんな感じか、見に来るだけでも結構です。
 場所は東京メトロ・国会議事堂前、降りてすぐ。

 これまで歴代首相は、集団的自衛権の行使を否定している。以下の画像参照。

 

 ところが安倍晋三はこれらをすべて無視して、容認しようとしている。
 憲法を骨抜きにしてやりたい放題。

 安倍が言う「尖閣諸島の防衛」は、今までの個別的自衛権で十分に対応可能です。
 安倍はまた「北朝鮮のミサイルの脅威」と言いますが、70年代はソ連の核ミサイルの脅威にさらされていた。
 安倍の言うことはすべて妄言!
 要は、国の形を変えた総理大臣として歴史に名前を残したいという自己愛と、彼を陰で支えているアメリカの軍需産業や日本の武器メーカーをもうけさせたいだけ!

 毎日新聞の世論調査では、集団的自衛権「反対」58%「説明不十分」80%。
 集団的自衛権の行使容認を憲法改正ではなく、憲法解釈の変更で対応しようとしていることについては反対が60%、賛成が27%。
 これでも安倍は強行しようとしている。
 確かに選挙では自民党が勝利したが、あなたにすべてを白紙委任したわけではありませんから。

 以下は反対するさまざまな声。

★自民党・山崎拓氏
「国民的な議論も尽くさない決め方はダメだ。どうしてもやるなら国民投票で行うべきだ」
「湾岸戦争時にアメリカからの派兵依頼を断れたのも、アフガン派兵を断れたのも「憲法9条」があったから」
「日米安保で基地を提供している。海外派兵させるなら沖縄の基地はなくすべきだ」 。

★ロック歌手・内田裕也さん
「今、日本の分岐点。メチャ重要な時だよ。自衛官が血を流すことになるかが決まるんだから。『パワー・トゥ・ザ・ピープル』」

★アフガニスタンで治水などのボランティア活動をしているペシャワール会・中村哲さん
「軍服を着た人が国土を踏みにじらなかった。だから、アフガンは日本人に好感を持っている。それが日本人というだけで標的になる」→もし、自衛隊員がアフガンの人間を殺したら、今度は日本がテロのターゲットになる。

★特定秘密保護法にも反対した自民党の村上誠一郎氏
「地元の自衛隊幹部は隊員募集が非常に難しいと言っている。集団的自衛権に『限定容認』などない。地球の裏側まで若い人に命をかけていってもらわなければならない。最終的には徴兵制も視野に入れないといけなくなる」
「一内閣の考えだけで憲法解釈を変更することは近代立憲主義の根幹を破壊する暴挙であり、断じて認めることは出来ない」

★元防衛庁長官・玉澤徳一郎さん
「このまま行けば、間違いなく戦死者が出る。そのとき、国民の中から『そんな話は聞いていない』という声が必ず出る。そして、隊員募集が極めて困難になる」→徴兵制

★元自衛隊レンジャー部隊の方、デモのスピーチで
「集団的自衛権行使容認反対に駆けつけました! 集団的自衛権は戦争をするんです! 人を殺すんです! 安倍晋三わかってますか?」

★作家・早乙女勝元さん
「安倍晋三首相は、集団的自衛権の類型を説明する際、パネルで母子を守るイメージを前面に出した。『きれいな面ばかりを見せている』と感じた。自衛隊に死者が出るかもしれないこと、日本の基地が狙われる可能性が出てくることを言うべきです」
「どうして戦争を止められなかったのか。母は『いつの間にか始まって、いつの間にか火の粉が降ってくるようになった』と答えた。『見えざる、聞けざる、言えざる』の状態で国民は戦争に動員されたのだ、と思った」
「歴史を知らないと道を誤ります。そうして犠牲になるのはいつも市民、民間人。そのことを私は死ぬまで証言し続けます」

★美輪明宏さん
「過剰なナショナリズムは国を滅ぼす。狂人に権力を持たせ、大和魂を叫んで先の大戦で同胞を死なせた」

 なお、28日現在、全国の190議会が、集団的自衛権行使容認の政府に批判的な意見書を可決している。

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公明党、集団的自衛権容認~平和の党として守らなければならない一線を越えてしまった愚かな判断

2014年06月28日 | 事件・出来事
 公明党の山口那津男代表は、集団的自衛権行使容認を明言した。

 これで平和の党=公明党は終わりましたね。
 バカなことをしたもんだ。
 
 公明党の支持母体である創価学会の初代会長・牧口常三郎氏は戦争に反対して亡くなった方。(1943年、治安維持法・不敬罪で逮捕、投獄され翌年獄中死)

 同じく創価学会の池田大作名誉会長は『池田大作の提言(平和憲法)』の中でこう述べている。
「戦争放棄をうたう、日本国憲法に掲げられた平和の理念と信念を
 全世界に広げることが日本の使命である。
 戦争放棄をするためには、
 不信を信頼に、
 憎悪を友情に変え、
 戦争を起こさない友好関係を
 すべての国々と築いていく以外にない」

 なのに現・公明党は、武力で物事を解決する政策に荷担しようとしている。
 しかも、国民に何の説明もなく、国民的議論も、国民投票もせず、ただ密室で。
 完全な堕落ですね。
 山口と北側(副代表)は恥を知れ。

 池田大作氏は『真の正義』という文章ではこう述べている。
「正義感を決して失ってはならない。
 よく世間では『清濁併せ呑む』ということが度量のように言われるが、
 不正、不純を容認し、それに慣れてしまえば、
 自分自身が濁っていく」

 山口、北側はまさにそれ。
 今までも『清濁併せ呑む』で自民党とさまざまなことで妥協してきたから、公明党として一番譲ってはならない<平和の党>を簡単に捨ててしまった。
 ここは政権離脱しても守らなければならない最後の一線なのに。

 また、池田大作氏は2001年、西日本新聞のインタビューで、
「戦争に道を開く可能性がある憲法改正には絶対に反対すべきだ。公明党は与党としてさまざまな次元で決断を迫られることがあり、政策の選択や転換で苦しむこともあると思う。だが、結党精神を失えば存在意義はない」

 まさに池田氏は今の状況を言い当てている。  
 結党の理念を失った政党は、力を失い、消えていく。
 公明党、終わりました。

 自分の理念、信念に生きる政治家はいないのか?

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蛭子能収さん、ジェームス三木さん、大橋巨泉さんが語る集団的自衛権

2014年06月27日 | 事件・出来事
 集団的自衛権に関する漫画家・蛭子能収さんの言葉。

 

「正直、よくわかりませんが、報復されるだけなんじゃないですか」
「互いにエスカレートし、歯止めがかからなくなり、最後には死を想像してしまう」
「自衛隊が相手を殺すことに賛成できないし、隊員が殺されるリスクが高まってしまう」
「戦争を避けるために争いを解決する国際的仕組みを強化してほしいと思います。日本はもっとそういうことに貢献した方がいいと思いますよ」

 実に的確でいらっしゃる。

 安倍晋三が最終的に考えていることは、
 <フィリピンやベトナム有事の際はいっしょに中国と戦うこと>
 <イラクを始めとする中東でアメリカといっしょになって戦うこと>。
 こういう国のあり方を考え方として否定はしない。
 でも、僕は反対だ。
 日本の参戦は火に油を注ぐこと。
 戦いはエスカレートし、泥沼になる。
 ベトナム、イラク、アフガニスタンしかり。
 こういう時こそ、いっしょに戦うのではなく、平和憲法を持つ日本が間に入って調停をおこなうという役割もあると思う。

 それに、集団的自衛権に関しては国民にまったく説明されていないし、こういうことこそ国民投票で是非を問われるべきだ。決して安倍のまわりの一部の人間だけで決められるべきことではない。

 脚本家・ジェームス三木さんはこう言っている。
「9条のおかげで一度も戦争をしていない。戦争でひとりの外国人も殺していない。これほどの国際貢献がありますか」

 タレントの大橋巨泉さんは、
「平和憲法ほど、ボクの心を躍らせたものはない」
「これでもう兵隊になって死ななくても良いんだ。“敵性”と禁じられていた野球も出来、ジャズも聞ける。国のための個人でなく、世界は個人の集まりで出来ている。この価値体系は死ぬまで守って行こう、と決心した」
「ボクの父は戦争中、電車の中で「こんな戦争、早くやめればいいのに」と友人に言っただけで憲兵にひっぱられ拷問されて傷だらけで帰って来た。そんな社会になるのである。ボクらはもうじき死ぬから良いが、若い人達はそんな国に住みたいのか?」

 安倍晋三はこうした人々の声に耳を傾けよ。

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腐りきった都議会~他のヤジの発言者の特定求めず。ちなみに都議の給料は2388万!

2014年06月26日 | 事件・出来事
他のヤジ発言者の特定求めず 都議会が再発防止求め決議(朝日新聞) - goo ニュース

 東京都議会のヤジ問題。
 他にも「産めないのか?」「お前が産め」といったヤジがあったのに、これで幕引きのようだ。
 やっぱりね。

 今朝のTBS『朝チャン』。
 女性都議にアンケートをして、過去、その他にもこんなヤジがあったことが明らかになった。

・有害コミックの規制を定めた青少年育成条例で、表現の自由の侵害に繋がるとして反対弁論をした生活者ネットワークの西崎議員には、
「痴漢されても喜んでいるんじゃないか?」

・脱原発の主張をした共産党の大山議員には、
「放射能を浴びた方がいい。正常になるんじゃないか?」

 これが東京都議会である。
 ちなみに『朝チャン』のアンケートでは、自民党の女性議員3人からは回答がなかったらしい。
 どうして?

 都議会で圧倒的な多数を持つ自民党。
 ならば、数の力で<他のヤジ発言者の特定を求めない>ようにするのは簡単なこと。
 数があれば何でもできる。
 不正なことも、知られてはまずいことも、隠蔽できる。

 自浄能力をなくした今回の都議会が示すように、権力は批判しなければ、どんどん腐る。
 だから批判の声をあげていく。

 ちなみに都議ひとりの給料は、年間2388万(政務調査費含む)。
 それから会議1回に参加するたびに1万円の手当。
 こんな金額をもらっているのなら、下品なヤジなど飛ばさず、真剣に発言に耳を傾けよ。


※追記
 テレビ朝日『モーニングバード』では、こんなヤジを紹介。
 民主党・松下玲子議員に対して、
「妊娠していて仕事が出来るのか?」

 都議会の皆さん、これで幕引きですか?

※追記
 都議会で、ヤジで謝罪した鈴木都議のまわりに座っていた人たち。
 川松真一朗(墨田区)
 近藤充(八王子市)
 堀宏道(豊島区)
 高橋信博(小平市)
 秋田一郎(新宿区)
 中屋文孝(文京区)
 宇田川聡史(江戸川区)
 吉原修(町田市)

 本当に聞こえていなかったんですか?

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集団的自衛権容認で大筋合意~自衛隊員は反対と困惑。安倍晋三は安全な所で、てんぷらを食う

2014年06月25日 | 事件・出来事
集団的自衛権容認で大筋合意 公明、文言修正で妥協(朝日新聞) - goo ニュース

 集団的自衛権が閣議決定されようとしている。

 これで憲法9条は骨抜きに。
 安倍首相とごくわずかなお友達に拠って。

 妥協した公明党に対しては、創価学会の人、怒った方がいいですよ。

 毎日新聞に載っていた自衛隊員の方の意見を貼り付けます。

 

 戦場に行くのは自衛隊の皆さん。
 安倍は安全な所で、きれいな言葉を並べ立てる。

 自衛隊員が足りなくなれば、徴兵制。
 安倍は安全な所で、てんぷらを食べている。

 戦場で敵を殺せば、日本は敵国と見なされて、国内ではテロ攻撃。
 そんな時、安倍は涙を流して、「テロとの戦いに勝利しなければならない」と叫ぶ。

 安倍首相とごくわずかなお友達に拠って、戦後の平和な日本が壊された。

 他国から侵略を受けた時には、今までの<個別的自衛権>で対応できるんですけどね。

 
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セクハラ野次議員・鈴木章浩のインチキぶりはこんな所にも~言行不一致、報告書コピペ

2014年06月23日 | 事件・出来事
 セクハラ野次を行っていたのは、自民党の鈴木章浩都議だった。

 この人、先週は「私じゃないですよ」と言っていたのにねえ。

 

 今回の野次は「議員辞職に値する」とも言っていた。
 ところが本日の記者会見では、「しっかり反省し、原点に立ち返って頑張りたい」
 言行不一致。
 まあ、政治家の言葉なんか信用していないから、驚きはしないけど。

 ところで、この鈴木章浩氏は「日本人の誇りを!」とか「日本人の義の復活だ!」とか、偉そうにのたまわっていた<憂国の士>だった。(安倍首相も名を連ねている『日本会議』のメンバー)
 こんな潔くない、卑怯な男が<憂国の士>とは聞いて呆れる。
 自分に非があったら真っ先に認めるのが「日本人の誇り」「日本人の義」だと思うんだけどね。
 本当は「自分は間違っていない」と思っているんでしょう?

 鈴木章浩のインチキぶりはこんな所にも。
・大田区議会議員時代、2005年に公費で欧州を視察した時の海外視察報告書で、早大教授の講演を丸写し。
・2006年に公費でアメリカを視察した時の海外視察報告書で、ウィキペディアを丸写し。
 とんでもない税金の無駄遣いの<コピペ野郎>だった。
 大田区民はどうしてこんなやつを当選させたんだろう?

 本日の謝罪記者会見では、「(塩村都議に)早く結婚してもらいたい気持ちで言った」と釈明。
 意味がよくわからない。
 塩村都議にしてみれば余計なお世話だろう。
 あんたは塩村議員のお父さんか?

 鈴木氏は会見で「少子化問題で、女性に早く結婚してもらいたい」という主旨の発言もしたが、これまた大きなお世話だ。
 世の中には、自らの意志で独身を選ぶ女性もいる。仕事に生きたい女性もいる。
 多様な価値観。
 多様な生き方。
 ところが、どうも「日本」「日本」と口にする人たちは、人はかくあらねばならないと決めつける輩が多い。

 というわけで、言行不一致の鈴木章浩さん。
 あなたに本当に謝罪の気持ちがあるなら、
「産めないのか?」
「ほらほら、動揺しちまっただろ!」
「お前、不倫してるんだってな!」
 といった、いじめのような品のないヤジを飛ばして、みんなで笑った他の議員も明らかにして下さい。
 それが「日本人の義」でしょう?

 でも、どうせこれでうやむやにするんでしょうね。

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軍師官兵衛 第25回「栄華の極み」~織田の天下? なるかの? 信長は危うい

2014年06月23日 | 大河ドラマ・時代劇
 前半は、三人の人物の信長評。

・光秀(春風亭小朝)は荒木村重の気持ちを代弁して、
「怖ろしかったのじゃ、上様が。同時にお慕いする気持ちもあった。だが、ついには怖れる気持ちの方が勝っていた」
・公家の吉田兼和(堀内正美)は、
「新しき世にわれらの居場所はあるのかの? 古き者が心安らかに生きていける世はあるのかの?」
・梟雄・宇喜多直家(陣内孝則)は、
「織田の天下? なるかの? 信長は危うい」

 古きこと(=既得権)を壊して新しい世をつくろうとする信長(江口洋介)には当然、吉田兼和のような抵抗勢力がいる。
 力と恐怖で人を支配しようとする信長には当然、村重や光秀のようにその圧迫から逃れようとする者がいる。
 歴史とは、新しいものと古いもの、改革勢力と抵抗勢力のせめぎ合いだ。
 自分をおびやかす抑圧者への反抗でもある。
 こうして歴史は動いていく。

 これを現代で言えば、
 <脱原発>と<原子力で飯を食べている原子力ムラ>の対立。
 <憲法9条の平和国家勢力>と<集団的自衛権で戦争の出来る国勢力>の対立かな?
 微力ながら、僕は歴史に参加したいと思っている。

 信長については権力者の孤独も描かれた。
「世界は驚きに満ちている」と世界を見てまわることに目を輝かす信長。
 信長にとっては、日本など狭すぎる。
 一方、「人間、五十年~」なので、自分に残された時間は少ない。
 だから邪魔をする抵抗勢力は蹴散らしていく。
 帝の権威などもどうでもいい。
 しかし、突っ走る信長の速さについていける者は少ない。
 ついていけるのは、秀吉(竹中直人)と官兵衛(岡田准一)くらいだ。
 だから信長は言う。
「わしの真の心中をわかっているのはその方らだけじゃ」
「光秀、そちは何もわかっておらぬ」
 突っ走る権力者は誰にも理解されず、孤独なんですね。
 信長は凡人と見ている世界が違う。

 最後は黒田家。
 黒田長政(松坂桃李)誕生!

 そして、官兵衛、渾身のボケ!
 光(中谷美紀)に「やや(子供)が出来ました」と言われて、
「善助の所か?」
「父上か? いい歳をして」←父上、まだ、そんな元気があったのか!

 こういうことに関しては、軍師・官兵衛の洞察力もイマイチのようです。

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