平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

秋ドラマで輝いていた若手女優さんを選んでみた!~水春さん、竹内愛紗さん、松井愛莉さん!

2017年12月29日 | 監督・俳優・歌手・芸人
 2017年もあと3日で終わり。
 少し遅くなりましたが、秋ドラマで僕が注目した若手女優さんを紹介してみましょう。

『先に生まれただけの僕』(日テレ系)は学園ドラマだけあって、若手女優さんの宝庫。
 それぞれの教室を見渡せば、
・2年1組岩崎若菜役、花坂椎南さん
・2年2組谷口萌役、駒井蓮さん
・2年3組上野美咲役、松風理咲さん
・2年3組三好朝香役、宇野愛海さん(元エビ中)
・3年3組小田直美役、小倉優香さん(リアル峰不二子)
 などがいる中、僕が注目したのは──

 

 3年3組の弓道少女・岡村桜子役、水春(みずは)さん!!

『先僕』は教師の物語で、もともと生徒のせりふが少ないのだが、
 4話では校長の鳴海(櫻井翔)に食ってかかり、5話では学校紹介のパフォーマンスで弓を披露し、8話では池田鉄洋さんが演じる教師・河原崎に「どうして生物の教師になったんですか?」と質問して存在感を出した。

 

 で、彼女のことを調べてみたら、
 エビ中の姉妹グループの桜エビ~ずのメンバーではないですかーーー!!
 何という迂闊!
 何という失態!
 これから桜エビ~ずも推そう!!
 ………………

『明日の約束』(フジテレビ系)も学園ドラマで、夏子さんらが出ていたが、注目したのは彼女。

 

 自殺した吉岡圭吾(遠藤健慎)の妹・英美里役の竹内愛紗さん。
 兄の圭吾には過剰な愛を注ぐが、英美里には無関心な母親(仲間由紀恵)に反発する役を見事に演じていた。
 最終回の、そんな母親を許し、いっしょに歩んでいこうと語る演技は圧巻だったよ。

 調べてみると、竹内さんは〝福岡の奇跡〟と言われ、デビュー3ヶ月でヤングジャンプの表紙を飾った逸材なんですね。
 事務所は内山理名、桐谷美玲、黒木メイサさんのいるスウィートパワー。(かつては堀北真希さんも所属)
『先僕』に出ていた松風理咲さんもスウィートパワー所属だけど、人材豊富だなぁ。
 ………………

 ラストは彼女。

 

『オトナ高校』(テレビ朝日系)の姫谷さくら先生役の松井愛莉さん。
 少子化対策のために政府がつくった、童貞と処女を集めて男女交際やエッチの仕方を指導する〝オトナ高校〟の教師役(笑)。
 童貞の荒川英人(三浦春馬)を翻弄する小悪魔ぶりに魅せられた男性諸氏も多かったことだろう。

 松井愛莉さんって、アイドルグループさくら学院のメンバーだったらしい。
 さくら学院と言えば、あのBABYMETALを生み出したグループだが、結構、人材を輩出してるよなぁ。
 所属はアミューズ。
 やはりアミューズは侮れない。

 というわけで、現在は新しい女優さんたちがどんどん出て来ている。
 堀北真希さんが引退したし、ガッキー、戸田恵梨香、吉高由里子さんらは安定の中堅。
 桐谷美玲、広瀬すず、有村架純、黒島結菜、吉岡里帆さんらが主役を張るようになり、ちょうど新人枠が空いている時期なのかもしれない。

 ドラマ製作者の皆さん、どんどん新しい才能を発掘し、起用して下さい。

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陸王 最終回~陸王を信じて走れ! 信じて諦めなければ奇跡は起こる!

2017年12月25日 | 職業ドラマ
 大切なのは〝自分を信じること〟と〝仲間との信頼〟
 そんな暑苦しい(笑)作品だった。

 話数は覚えていないが、アトランティスが茂木(竹内涼真)の契約を打ち切るシーンがあった。
 その打ち切りの理由は、過去のデータ。
 茂木と同じケガをしてマラソンに復帰した選手はわずか5%という数字。
 そう、アトランティスの判断基準はデータなのだ。
 アトランティスは〝データ〟を見て〝人間〟を見ていない。

 経済的な合理性も判断基準だった。
 その選手に投資して採算が合うか否か。
 会社にとってメリットがあるかどうか。

 一方、宮沢社長(役所広司)のこはぜ屋は違う。
 茂木の能力を信じ、採算度外視で応援する。
 喜びや苦しみを分かち合い、いっしょに走っていく。
 これがこはぜ屋とアトランティスの違いだ。

 登場人物それぞれが自分の言葉を持っているのもよかった。
 最終回ではダイワ食品の監督がアトランティスに言ったこの言葉。
「あいつらは損得勘定抜きで走ってるんだ! その邪魔をするな!」
 監督も熱いね。
 こういう心の底から出て来た言葉は胸に響く。

 というわけで、
 もう一度、繰り返すけど、ほんと暑苦しいドラマ!(笑)
 今の時代によくこんなテーマを持ってきた。
 汚いおっさんが主人公だし(笑)
 でも、視聴率は良いんだよなぁ。
 実際、見ていて面白かったし。
 視聴者は、こういうドストライクの直球で濃い味の作品を求めてるんだよ。
 変化球や薄味もいいけれども、たまにはこういう作品も見たくなる。

 もっとも現実はデータや経済的合理性のアトランティスが勝つんだろうなぁ。
 今の世の中はそういう価値観で動いている。
 でも、たとえウソであっても、ドラマくらいは〝信念〟と〝信頼〟が勝つ所を見てみたい。
 時代劇や刑事ドラマで、必ず悪が裁かれるように。

 最後に。
 最近、僕の中で役所広司さんがブームです。
 ダイワハウスのCMも面白かったけど、今やってる宝くじの侍のCMも面白い。
 宮沢社長にも滲み出る人間的なあたたかさやユーモアを感じるけど、何だろう、この味は?
 同じ池井戸作品の堺雅人さんや阿部寛さんには出せない味。
 恐るべし、役所広司!

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ラストアイドル 第2章開幕~小室哲哉、つんく♂、織田哲朗、指原莉乃、秋元康がプロデュース!

2017年12月24日 | アイドル
 ラストアイドルがついにデビュー!

 番組でずっと聴いていたせいかもしれないけど、デビュー曲『バンドワゴン』って良い曲だよなぁ。
 2回目のAメロで半音が下がって不安を表現したり、いろいろ芸が細かい。
 秋元康の歌詞の特徴として、1番より2番の歌詞がいいっていうのがあるんだけど、この曲もそう。内容がどんどん深くなっている。
 夢を見ない方が傷つかない、という大サビもジワる。
 メッセージも〝夢〟と〝one of themになるな〟という点で、欅坂46の『サイレントマジョリティ』と同じだったりする。
 『サイマジョ』をゆったりとしたアイドルソングにした感じ。

 メンバーの個性もはっきりしてきた。

 たとえば安田愛里さん。
 きれい系のお姉さんなのに実はおバカだった……。
 日本語が心許なくて、<挑戦者>を<挑発者>と言い間違える(笑)
 審査員の大槻ケンジ氏に「日本語を勉強しなさい」と言われると、「存じてます」(笑)
 これ、ギャップ萌えだよなぁ。
 たとえれば、元乃木坂46の橋本奈々未さんをおバカにした感じ。
 ……………

 さて、そんなラストアイドルに第2章が用意されていた。

 ラストアイドル+4つの派生グループ=5グループにそれぞれプロデューサがついて競い合うのだ!
 そのプロデューサーとは、

 

 小室哲哉!
 つんく♂ !
 指原莉乃!
 織田哲郎!
 秋元康 !

 こ、これはスゴい!
 ここまでやるか?
 プロデューサーの個性によって、それぞれがどんなグループになるのか、すごく楽しみ。
 一番、見えないのは織田哲郎さんだけど、『おどるポンポコリン』をつくった人だしなぁ。
 僕は小室サウンドが大好きだったんですけど、小室サウンド+アイドルがどんな相乗効果を生み出すか?
 病気を克服されたつんく♂ さんにはがんばってほしいし、モー娘。に続く新たなコンセプトを用意されているかも?
 この3人、90年代の逆襲だ。
 中田ヤスタカ、古谷完、ヒャダインあたりは持って来なかったか。
 さっしーとやすすは何となく見える(笑)

 というわけで、
 まだまだアイドル業界は熱く、来年も面白くなりそうです。


 ラストアイドル『バンドワゴン』のMVはこちら。
 良い曲です。
 撮ったのは堤幸彦監督←お金を掛けている!

 バンドワゴン/ラストアイドル(YouTube)

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亡国の安倍内閣~世界は再生可能エネルギーにシフト。一方、日本は……

2017年12月22日 | 原子力発電・反対
 日本は再生可能エネルギーに本格的に取り組むべきではないだろうか?

 NHKのクローズアップ現代ではこんなデータ。

 
 中国をはじめ各国が再生可能エネルギーにシフトしているのに日本はこれ。

 
 再生可能エネルギーが高いっていうのは政府や電力会社のウソ。

 17日(日)にやっていたNHKスペシャルでは、
 英国の大手投資会社(保険会社)は、石炭・石油火力の会社には投資しないことを決めたらしい。
 理由は、
①地球温暖化に対する企業の責任と使命
②地球温暖化によって自然災害が多発し、その賠償金で保険会社として経営が難しくなるから

 実に合理的な判断だ。
 大気汚染がたびたび紹介される中国は完全に再生可能エネルギーにシフトすることを決めたらしい。
 その結果が3倍に増えた上のグラフ。
 英国の投資会社もこれに投資するだろう。
 ………………

 一方、日本は何をやってる?
・地震大国なのに原発が大切なベースロード電源。
・石炭・石油火力施設の輸出。
・再生可能エネルギーは高くて現実的でない、というウソの垂れ流し。

 先日の報道ステーションでは、こんな報道がなされていた。

 再生可能エネルギーの新しい会社が立ち上がったが、撤退する会社が増えている。
 理由は送電線の空きがないから。
 だが、送電線の空きがないというのはウソだった。
 現実に使われている東北電力の送電線は2~20%。
 なぜ、そんなことをしているかというと、〝原発が再稼働した時のために空けている〟のだそうだ。

 もはやため息しか出ない。
 こんなことをしていたら、ほんとこの国は滅びるよ。

 政治家と経産省は電力会社と原子力ムラの既得権を守っている。
 だが、こんなことをしているうちに、日本の再生可能エネルギーの技術は世界からどんどん遅れていく。
 資源のない日本だからこそ、真面目に再生可能エネルギーに取り組むべきなのにね。
 おまけに今度、大地震があって原発事故が起これば一発アウトだ。

 何でもかんでも安倍晋三のせいにするわけじゃないけど、これも安倍内閣の弊害だね。
 電力会社の既得権は守るのに、加計学園などのお友達のためには「岩盤にドリルで穴を開ける」と言って既得権を壊す。
 いや、電力会社もお友達のひとりか。
 安倍ちゃんによる安倍ちゃんのお友達のための政治。

 アベノミクスで借金は膨大に増えているし、まさに亡国の内閣である。
 近い将来、安倍晋三に6年以上も政権を続けさせたことを後悔する時が来るに違いない。

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明日の約束 最終回~生きていればいくらでもやり直せる。苦しければ逃げることもできる

2017年12月20日 | 学園・青春ドラマ
 最終回でついに真相が明らかにされた。

 母親の過剰な愛、そして支配。
 これに息苦しさを感じ、他のさまざまな要因も加わって、吉岡圭吾(遠藤健慎)は自殺した。

 一方、圭吾と同じように母親の過剰な愛と支配に苦しんだ人物がいた。
 主人公のスクールカウンセラー・藍沢日向(井上真央)だ。
 しかし、同じ息苦しさを感じていても、日向の対応は違っていた。
 支配から逃れるために、高校生の日向がおこなったのは、母親を寺の階段から落として死なせてしまうことだった。
 もちろん今では日向は自分のしたことに罪の意識を抱き、苦しんでいる。

 さて、ここで掘り下げたいのは、日向と圭吾の対応の違いだ。

 日向は自分を苦しめる対象を無にすることで解放されようとした。
 一方、圭吾は自分が死ぬことで解放される道を選んだ。
 外に向かって憎しみをぶつけた日向。
 中に向かって自分を壊してしまった圭吾。
 外に向かうか?
 中に向かうか?
 圭吾が中に向かって自殺を選んだのは、優しすぎるからだろう。
 母親を殺してしまうよりは自らの死を選ぶ。

 そんな圭吾に対し、日向は全校生徒の前で「許せない人」と非難する。
 理由は圭吾が簡単に死を選んでしまったからだ。
 生きていればいくらでもやり直しができるのに。
 苦しければ逃げることもできるのに。

 現に他の登場人物たちは失敗したが、やり直すことができた。
 たとえばバスケ部の長谷部大翔(金子大地)。
 彼には増田希美香(山口まゆ)という自分を支えてくれる存在ができた。
 白井香澄(佐久間由衣)は罪を償って再生しようとしている。
 圭吾の母親・真紀子(仲間由紀恵)も娘・英美里(竹内愛紗)との新たな関係を築こうとしている。

 しかし、自殺してしまった圭吾からは何も生まれない。
 やり直しもできない。

 

 少し冗長な所もありましたが、いいドラマだったと思います。

 人は生きていれば間違う。
 苦しいこともある。
 でも自殺してはいけない。
 なぜなら生きていれば、いくらでもやり直せて再生できるから。
 苦しかったら逃げてもいい。
 そう言えば、日向先生が最後のあいさつで言っていた。
「生き抜くことが誇りだ」って。

 最後に。
 ラストのノートに書かれていた日向先生の字、達筆だったな~。
 すごく頭が良さそう。
 井上真央さんの直筆だろうか?
 僕は字が下手なので、こういう字を書く人にすごく憧れる。

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ウーマンラッシュアワーの漫才が過激~この国の危機は国民の意識の低さだ! アメリカより沖縄に思いやりを持て!

2017年12月19日 | 監督・俳優・歌手・芸人
 THE MANZAIでのウーマンラッシュアワーの漫才が過激だ。
 たとえば、こんな感じ。

「現在沖縄が抱えている問題は?」
「米軍基地の辺野古移設問題」
「あとは?」
「高江のヘリパッド問題」
「それは沖縄だけの問題か?」
「日本全体の問題」
「東京で行われるオリンピックは?」
「日本全体が盛り上がる」
「沖縄の基地問題は?」
「沖縄だけに押し付ける」
「楽しいことは?」
「日本全体のことにして」
「面倒臭いことは?」
「見て見ぬ振りをする」
「在日米軍に払っている金額は?」
「9465億円」
「そういう予算を何て言う?」
「思いやり予算」
「アメリカに思いやりを持つ前に?」
「沖縄に思いやりを持て!」

 いやあ、痛烈である。
 同時に東京に住む僕としてはザワザワさせられる。
 こんなのもある。

「現在アメリカと一番仲がいい国は?」
「日本」
「その仲がいい国は何をしてくれる?」
「たくさんミサイルを買ってくれる」
「あとは?」
「たくさん戦闘機を買ってくれる」
「あとは?」
「たくさん軍艦を買ってくれる」
「それは仲がいい国ではなくて?」
「都合のいい国」

 時事ネタは爆笑問題なども扱っているが、これに比べたら爆問の漫才などお子様ランチ。
 太田光さん、以前、あなたは「政治問題を扱わない日本のお笑いはオワコン」と言った茂木健一郎氏を「黙ってろ!」と批判したが、このウーマンラッシュアワーの漫才を聞いて何を思ったのか?
 こんなのもあった。

「現在日本が抱えている問題は?」
「被災地の復興問題」
「あとは?」
「原発問題」
「あとは?」
「沖縄の基地問題」
「あとは?」
「北朝鮮のミサイル問題」
「でも結局ニュースになってるのは?」
「議員の暴言」
「あとは?」
「議員の不倫」
「あとは?」
「芸能人の不倫」
「それは本当に大事なニュースか?」
「いや表面的な問題」
「でもなんでそれがニュースになる?」
「視聴率が取れるから」
「なぜ数字が取れる?」
「それを見たい人がたくさんいるから」
「だから本当に危機を感じなければならないのは?」
「被災地の問題よりも」
「原発問題よりも」
「基地の問題よりも」
「北朝鮮問題よりも」
「国民の意識の低さだ!」

 ついにテレビ批判をして、視聴者批判までしてしまったよ。
 ウーマン村本さんのツイッターに拠ると、村本さんは「これでテレビに出られなくてもいい」という覚悟で臨んだらしい。
 すごい覚悟だ。

 しかし、反響は絶大だった。
 村本さんのツイッターに拠れば、
「フォロワーが2日で20000人増えて取材がめちゃくちゃ入ってきた、、今まででたどんな番組出た時よりあの5分の反響がすごい、、すごい議論が巻き起こってる、、飢えてたんだね、こーいうのに」

 各回の著名人も反応。
 オワコン発言の脳科学者の茂木健一郎氏は
「ウーマンラッシュアワーの漫才、今確認しました。すばらしい。ウーマンラッシュアワーの二人に毎日レイトショーでその日の時事ネタをコメディにする番組をさせる地上波テレビが出て来たら、ぼくは全面的に応援します」

 作家の乙武洋匡氏は
「今日のウーマンラッシュアワーの漫才、いつぞやの茂木先生の『日本のお笑いはオワコン』発言への“回答”のように感じた。好き嫌いは分かれるのかもしれないけれど、こういう芸人もいる、ということが何より大切なのだと思う」

 芥川賞作家の島田雅彦氏は
「ウーマンラッシュアワーの怒濤の早口漫才はネットのリベラル世論の要約になっていて、PCの前で拍手しちゃったよ。先輩芸人たちは揃って筋肉鍛えているけど、体脂肪下がるほどに面白くなくなるみたいだね」

 メディアにも数多く登場する医師の森田豊氏は
「まさしく現代批判の正論。『お前たちのことだ!』毒舌のシメ。余韻が残り今夜は眠れない」
 ……………

 芸人というのは、本来、権力者や大きなものを風刺し、笑いにするものなんじゃないかな~。
 先日ダウンタウンの松本人志さんが安倍ちゃんと食事をしたことで一部から批判されてたけど、確かにカッコ悪い。
 松本さん、政府の○○委員とか文化勲章受賞者とかの肩書きが欲しくなったのかな?

 このウーマンラッシュアワーの漫才に対してはストレート過ぎるという批判もあるようだけど、このくらいストレートじゃないと鈍感になった僕たちの心は揺さぶられない。
 心がザワザワして僕たちは物を考えるようになる。

 さて、この漫才を見た芸人の皆さん、テレビ制作者の皆さん、あなたたちは何を考える?
 反響を見ていると、視聴者はこういうのに飢えているようですよ!


 すぐに削除されるかもしれないけど、動画はこちら
 ウーマンラッシュアワー12月17日THE MANZAI 2017(YouTube)


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おんな城主直虎 最終回~具体的な描写が足りず、もやもやが残った最終回だった

2017年12月18日 | 大河ドラマ・時代劇
 さて最終回。
 視聴者に〝脳内補完〟を要求する作劇だった。
 視聴者は行間を読み、想像をめぐらせて、各シーンを解釈しなければならない。
 そして、ちょっと不親切。

 たとえば直親(三浦春馬)の笛。
 直親の象徴なんだろうけど、ちょっと出方が唐突。
 どうして、あそこに?
 ここにリアリティを求めちゃいかないんだろうけど。

 あるいは亡くなっていた直虎(柴咲コウ)の幸せそうな笑み。
 万千代(菅田将暉)が立派に成長し、後を託せることへの安心の笑みなんだろうけど、だとしたら最後にふたりが話をするシーンがほしかった。

・直虎ゆかりの者が集まる葬式のシーン。
・領民たちが棺を運び、豊かに実った稲を見るシーン。
・戦場で万千代、直之(矢本悠馬)、六左衛門 (田中美央)が直虎の死を知るシーン。
 この3シーンは泣けたけど、具体的な哀しみのせりふを言ったのは南渓和尚(小林薫)と領民くらいで、あとは視聴者の想像力に委ねる手法。
 せめて直之と六左衛門の言葉は聞きたかったなぁ。

 龍雲丸の死も象徴的に語られた。
 これもありだと思うけど、だとしたらふたりの別れのシーンはもう少し時間をかけてほしかった。

 南渓和尚が井伊の井戸で酒を飲むシーンは、直親、政次(高橋一生)たちが出て来てほしかったなぁ。
 直虎、直親、政次、龍雲丸、和尚で語り合うシーンがあれば、作品が締まったのに。
 三浦春馬さん、高橋一生さんをブッキングするのは大変というオトナの事情だろうか?

 こうした想像に任せる手法が正解かどうかは、それぞれの視聴者の判断。
 僕はもう少し具体的な描写がほしかった気がする。

 描いてほしかった描写は他にもある。
 直政の配下になる近藤康用(橋本じゅん)らの気持ちだ。
 近藤は配下になることをどう考えていたのだろう?
 直虎の無私の姿勢に感銘して喜んで配下になったのか?
 家康(阿部サダヲ)に言われてしぶしぶ受け入れたのか?
 おそらく前者であると思うが、これを具体的に描いていたら、いいドラマになったのになぁ。
 それともしぶしぶだったのかな?
 いくさのシーンで、赤備えの旧武田の家臣たちは若造の直政をバカにしていたし。

 というわけで具体的な描写がなかった分、僕はもやもやが結構残っている。

 そして極めつけはこれ。
 ラストの『完』。
 最後の最後にどーしようもない遊びを入れてきた。
 ここは普通に碁を打つだけでよかったのに……。
 何ら余韻のないラストだったなぁ。

 本能寺の描写もそうだったが、見たいと思う部分は掘り下げられず、別のシーンに力が入っていた『おんな城主直虎』。
 僕のシンクロ率は40%くらいでした。

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先に生まれただけの僕 最終話~鳴海校長が生徒たちに贈った名言。あがくことで見えてくる景色がある

2017年12月17日 | 学園・青春ドラマ
 校長になることを選んだ鳴海涼介(櫻井翔)の生徒たちに贈った言葉はこうだ。

「試験で他人と比べることはしなくていい。
 目指すは自己ベスト」


 この言葉は全国模試などの試験を楽しくするんじゃないかな。
 偏差値や順位や合否判断を気にしてしまうと、どうしても試験はつらくなる。
 でも前回の自分の点数を少しでも越えることを目標にしたら、それを達成した時、喜びになる。
 他人の歩く速度からは遅いかもしれないが、自分の前進を確認できること。
 これが大切なんだと思う。

「今日の自分は5年後、10年後の自分に繋がっている。
 だから今、できることをひとつでもふたつでもしよう」


 これも正しいよな~。
 今の自分が学んだことや経験したことが10年後の自分を形作る。
 10年後の自分は今の自分の積み重ね。

 では、好きなことや夢が見つからなかった時はどうするか?
 話は逸れるが、漫画家でタレントの蛭子能収さんがこんなことを言っていた。
「夢が見つからなければお金を稼ぐことに時間を使おう」
 僕はこれを聞いた時、なるほど、と思った。
 財力も自分の実力のひとつ。
 将来、夢が見つかった時、その稼いだお金を夢の実現のために使える。
 夢も好きなことも見つからないと言って、日々を無為に過ごすのが一番つまらない。

「これから世の中はどんどん変わって来るだろうし、君たちの人生もいろいろなことが起こるかもしれません。
『これでいいのかな』『才能なんてないのかな』とか何度も不安が押し寄せて来るかもしれません。
 でも、みんなに未来を見通す力なんてありません。
 そもそも君たちが何かをするまで未来なんて存在しないんだ。
 だから君たちができることはあがくことだけです。
 不思議なもので、あがいて進んで行くと見えて来る景色があります。
 やってみないと分からないことが山ほどある。
 だから何でもやってみよう。
 冒険してみよう」


 あがくこと。
 今回、島津先生(瀬戸康史)は真柴ちひろ先生(蒼井優)を食事に誘った。
 断られることを承知で、あがいてみた。
 すると、ちひろは必死にあがく島津の気持ちを理解してOKしてくれた。
 島津が違った景色を見た瞬間だ。
 ちひろも今までとは違った風景を見たくなったのかもしれない。

 違った風景を見るために一歩を踏み出すこと、冒険してみること。
 うん、確かにそうだよな~。

 この作品のすごい所は、これらの言葉が生徒たちだけではなく、先生やすべての大人たちにも当てはまることを描いたことだ。
「人は何歳になっても成長できる」し、「あがき」続ける。
 大人たちは子供たちより、ほんの少し〝先に生まれただけの存在〟であり、不安もあればあがくこともする。
 そんなことを気づかせてくれた。

 見事な学園ドラマでした。
 鳴海校長のいる京明館高校はどんどん良い学校になっていくに違いない。

 
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背任確定~森友問題、実際の撤去ゴミは国の算定額の1/100! 大阪地検、何やってる?

2017年12月16日 | 事件・出来事
 森友問題で、国交省が認めたよ。

「国土交通省大阪航空局は13日、森友学園が格安で取得した大阪府豊中市の国有地で、実際に撤去したゴミは約194トンで、国側が算定した1万9500トンの僅か100分の1だったと明らかにした」

 実際に出たゴミの量は、国の算定額の1/100!
 もう一度、言うよ。
 実際に出たゴミの量は、国の算定額の1/100!

 何だ、これで完全に<背任確定>じゃん!
 大阪地検、いい加減、動けよ!
 ほんとポチだな。
 これに関わった官僚は逮捕せずに、籠池夫妻だけ家族の接見も許されずに4ヶ月の長期拘留か?
 どーせ背後にいる政治家までは行かないんだろうから、せめて官僚くらいは逮捕・取り調べしろよ。
 取り調べをすれば安倍昭恵にも事情を聞かなくちゃならなくなるからビビッてるんだろう?

 テレビもな~、相変わらず日馬富士。
 ほんとダサッ!
 評論家の田崎史郎や大学教授の高橋洋一などの御用コメンテイターは
〝国の算定したゴミの量は適切。8億の値引きで、むしろ国は得している〟
 という意味の発言をしてたけど、どうコメントするんだろう?

 ………………

 最後は籠池氏の長男・佳茂氏のインタビューの抜粋で締めくくろう。

「言えることは、国有地の購入価格についてはどんなにこちらがお願いしても決裁できるのは財務省であって森友学園ではないということです」

「特捜部がなぜ財務省をやれないかというと、国税庁から情報をリークしてもらう関係があるのと、検察庁自体が財務省から予算をつけてもらう立場だからです。そういう組織が抱える宿痾ですね。父と母だけが逮捕され4ヵ月も勾留されていることは出来レース以外の何物でもないと思います」

「国会での証人喚問で、父は松井一郎(大阪府知事)の名を何度もあげました。自分はまったく関係ないかのような態度ですが、学校建設の地鎮祭の時に祝電まで送ってくれてるんです。
忘れたとは言わせん。『籠池さんとは会ったこともない』なんて、よく言えたもんやなと」

「逮捕前、父は一貫して誠意ある対応をしてきました。国有地払い下げに関して、情報も資料も、出したのはすべて父の側からです。政権からは一つも出ていない。非難されるいわれはないんです」


※参照記事
 「森友」撤去ごみ 100分の1 194トン、国交省明かす(東京新聞)

 籠池夫婦の長男が語る「父母拘留4ヶ月。いくらなんでも酷すぎる」(週刊現代)



 
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相棒16 「目撃しない女」~たいした捻りもなくシンプルな話だったな~

2017年12月14日 | 推理・サスペンスドラマ
「一般的には君は印象に残るタイプだと思いますがねえ」

 今回はシンプルな話だったな~。
 ミステリー要素と言えば、ヒロインが〝相貌失念〟であること。
 これが判明してからは、たいした捻りもなく定石どおりに進行していく。
 冠城(反町隆史)の恋愛話ととらえればいいのだろうか?

 冠城が刺されるのもな~。
 後半の盛り上がりに欠けるので入れたのかね?
 結局、数日の入院で済むくらいのケガだったし、取ってつけた感じは否めない。

 後半でよかったのは、ヒロインが匂いとチェーンの音で犯人だと気づいた点。
 相貌失念のヒロインでなければ気づかない視点だ。
 隠されていたデータについては、偶然が絡んでの発見だったのでイマイチ。
 移動車が荒らされた時の現場検証で鑑識が気づいてもよさそう。

 それにしても冠城って今回のヒロインみたい女性がタイプだったんですね。
 もっと大人な女性が好きなのかと思ってた。
「わたし、どこで会っても冠城さんだとわかると思います」
 取りようによっては意味深に聞こえるが、恋愛に発展することはないんだろうな~。

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