漢検一級 かけだしリピーターの四方山話

漢検のリピート受検はお休みしていますが、日本語を愛し、奥深い言葉の世界をさまよっています。

古今和歌集 0028

2019-11-27 18:43:49 | 古今和歌集

ももちどり さへづるはるは ものごとに あらたまれども われぞふりゆく

ももちどり さへづる春は ものごとに あらたまれども われぞふりゆく


よみ人知らず



 たくさんの種類の鳥がさえずる春は、もの皆あらたまる季節であるのに、その中で私は年老いていくばかりだ。

 多くのものが新しい命を授かって輝くような春という季節のきらめきと、それとは裏腹に着実に老いが忍び寄ってくるわが身との対比。