いそのかみ ふるからおのの もとかしわ もとのこころは わすられなくに
いそのかみ ふるから小野の もと柏 もとの心は 忘られなくに
よみ人知らず
枯れた幹ばかりの野に古くからある柏のように、以前からの気持ちを私は忘れてはいません。
「いそのかみ」は「ふる」に掛かる枕詞。また、第三句までが第四句冒頭の「もと」を導く序詞になっていて、したがってピュアな歌の意味としては第四句・第五句の「昔の心を忘れていない」に集約されていますね。
いそのかみ ふるからおのの もとかしわ もとのこころは わすられなくに
いそのかみ ふるから小野の もと柏 もとの心は 忘られなくに
よみ人知らず
枯れた幹ばかりの野に古くからある柏のように、以前からの気持ちを私は忘れてはいません。
「いそのかみ」は「ふる」に掛かる枕詞。また、第三句までが第四句冒頭の「もと」を導く序詞になっていて、したがってピュアな歌の意味としては第四句・第五句の「昔の心を忘れていない」に集約されていますね。