いまこそあれ われもむかしは をとこやま さかゆくときも ありこしものを
今こそあれ われも昔は 男山 さかゆく時も ありこしものを
よみ人知らず
今はこんな有様だが、私も昔は男山の坂を登るように、男盛りの頃があったのだ。
「男山」は石清水八幡宮のある山、「さかゆく」は「坂行く」と「栄ゆく」の掛詞になっています。年老いた、あるいは落ちぶれた男性が以前の栄華を懐かしんでの詠歌というところでしょうか。
いまこそあれ われもむかしは をとこやま さかゆくときも ありこしものを
今こそあれ われも昔は 男山 さかゆく時も ありこしものを
よみ人知らず
今はこんな有様だが、私も昔は男山の坂を登るように、男盛りの頃があったのだ。
「男山」は石清水八幡宮のある山、「さかゆく」は「坂行く」と「栄ゆく」の掛詞になっています。年老いた、あるいは落ちぶれた男性が以前の栄華を懐かしんでの詠歌というところでしょうか。