萩
つまこふる しかのなみだや あきはぎの したはもみづる つゆとなるらむ
妻恋ふる 鹿の涙や 秋萩の 下葉もみづる 露となるらむ
萩
妻を恋しがる鹿の涙は、秋萩の下葉が紅葉する露となっているのであろうか。
第四句の「もみづる」は「もみぢ」が動詞化した「もみづ」の連体形。時雨が紅葉を色づかせるという言い伝えも踏まえて、妻を想って流す鹿の涙が露となって萩を色づかせるのかと詠んだ歌ですね。
萩
つまこふる しかのなみだや あきはぎの したはもみづる つゆとなるらむ
妻恋ふる 鹿の涙や 秋萩の 下葉もみづる 露となるらむ
萩
妻を恋しがる鹿の涙は、秋萩の下葉が紅葉する露となっているのであろうか。
第四句の「もみづる」は「もみぢ」が動詞化した「もみづ」の連体形。時雨が紅葉を色づかせるという言い伝えも踏まえて、妻を想って流す鹿の涙が露となって萩を色づかせるのかと詠んだ歌ですね。