桜の花の散るを見たる
ちりまがふ いろをみつつぞ なぐさむる ゆきのかたみの さくらなりけり
散りまがふ 色を見つつぞ なぐさむる 雪のかたみの 桜なりけり
桜の花が散るのを見た
桜の花が散るのは惜しいことだが、白い桜が散るさまは雪と見紛うほどで、雪のかたみだと思えば心が慰められることであるよ。
桜を雪と見立てるのは古典和歌の常套手段ですが、あふれるような深い想いが込められた詠歌ですね。
桜の花の散るを見たる
ちりまがふ いろをみつつぞ なぐさむる ゆきのかたみの さくらなりけり
散りまがふ 色を見つつぞ なぐさむる 雪のかたみの 桜なりけり
桜の花が散るのを見た
桜の花が散るのは惜しいことだが、白い桜が散るさまは雪と見紛うほどで、雪のかたみだと思えば心が慰められることであるよ。
桜を雪と見立てるのは古典和歌の常套手段ですが、あふれるような深い想いが込められた詠歌ですね。