【彗】 (「漢検 漢字辞典」初版 P.821/第二版 P.829)
音 : スイ ケイ エ
訓 : ほうき (は・く) (ほうきぼし)
【慧】 (397/400)
音 : ケイ エ
訓 : さと・い かしこ・い
(かっこ書きの訓は、「辞典」初版になく、第二版だけに掲載されている読みです。)
カタカナの「ヨ」のような部分、真ん中の横棒が 【彗】 では右の縦棒を突き抜け、【慧】 では縦棒の位置で止まるという区別が、どうも記憶に定着しません。いつもどっちがどっちだったか、わからなくなります。もともとは「突き出る」方の字体だったようで、調べてみると 【慧】 にも 【】 という字体も見つかります。ただ、漢検の正式な字体の基準である「漢検 要覧」にはこちらの字体の記載はありませんので、本試験ではやはり両者を書き分けておいた方が無難でしょう。
同じようなことは、【虐】 と 【謔】 にも言えます。
【虐】 (295/298)
音 : ギャク
訓 : しいた・げる (むご・い)
【謔】 (296/299)
音 : ギャク
訓 : たわむ・れる
「ヨ」を左右反対にしたような箇所、【虐】 は左に突き抜けませんが、【謔】 では突き抜ける字体となっています。もともとは 【虐】 も突き抜ける字体 ()だったようですが、これも「要覧」には記載がありません。常用漢字ですから、2級以下の試験ではこの通り(突き抜けない字体で)書かなければ間違いなく誤答とされますが、旧字体での解答も許される1級・準1級でも、「要覧」に記載がない以上は、両者を書き分けておいた方が良いのでしょう。
は、島根県立大学e漢字 の漢字フォントを使用しました。
音 : スイ ケイ エ
訓 : ほうき (は・く) (ほうきぼし)
【慧】 (397/400)
音 : ケイ エ
訓 : さと・い かしこ・い
(かっこ書きの訓は、「辞典」初版になく、第二版だけに掲載されている読みです。)
カタカナの「ヨ」のような部分、真ん中の横棒が 【彗】 では右の縦棒を突き抜け、【慧】 では縦棒の位置で止まるという区別が、どうも記憶に定着しません。いつもどっちがどっちだったか、わからなくなります。もともとは「突き出る」方の字体だったようで、調べてみると 【慧】 にも 【】 という字体も見つかります。ただ、漢検の正式な字体の基準である「漢検 要覧」にはこちらの字体の記載はありませんので、本試験ではやはり両者を書き分けておいた方が無難でしょう。
同じようなことは、【虐】 と 【謔】 にも言えます。
【虐】 (295/298)
音 : ギャク
訓 : しいた・げる (むご・い)
【謔】 (296/299)
音 : ギャク
訓 : たわむ・れる
「ヨ」を左右反対にしたような箇所、【虐】 は左に突き抜けませんが、【謔】 では突き抜ける字体となっています。もともとは 【虐】 も突き抜ける字体 ()だったようですが、これも「要覧」には記載がありません。常用漢字ですから、2級以下の試験ではこの通り(突き抜けない字体で)書かなければ間違いなく誤答とされますが、旧字体での解答も許される1級・準1級でも、「要覧」に記載がない以上は、両者を書き分けておいた方が良いのでしょう。
は、島根県立大学e漢字 の漢字フォントを使用しました。