しらかはの しらずともいはじ そこきよみ ながれてよよに すまむとおもへば
白川の 知らずともいはじ 底清み 流れて世々に すまむと思へば
平貞文
白川の名のようにあの人を知らないとは言うまい。白川の水が底まで清らかであるように、私も心底からいつまでもあの人に思いを寄せ続けようと思うので。
「白川」は鴨川に合流する京都の川。音の連想から「知らず」を導いています。「世々」は長い年月の意。「すまむ」は「済まむ」と「住まむ」の掛詞ですね。平貞文の歌は 0279 以来久々の登場。古今集には九首、勅撰集全体では26首が入集している勅撰歌人です。
古今和歌集と百人一首の関係といいますか、古今和歌集とは、百人一首とは、的なものをひとことずつでおしえていただきたく存じます。
ひとことでは無理かもしれませんが・・・
例えば0625は百人一首の一首ですか?
中高生のときは国語が超の付くほど苦手で苦手で。
大人になった今はもっと苦手ですが・・・
100が1100の部分集合ではないですよね?
よろしくお願いいたします。
いつもご来訪くださってありがとうございます。また今回はご質問までいただきまして、とても嬉しいです。^^
「ひとこと」でお答えするのはさすがに難しかった(汗)のと、せっかくいただいたご質問ですので記事にしました。ご覧いただければ幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします。
m(_ _)m