古今和歌集 0665 2021-08-25 19:09:19 | 古今和歌集 みつしおの ながれひるまを あひがたみ みるめのうらに よるをこそまて 満つ潮の 流れひるまを 逢ひがたみ みるめの浦に よるをこそ待て 清原深養父 満ちた潮が流れて引いていく昼間には逢えないので、海松布(みるめ)が海岸に寄ってくる夜にはあなたに逢おうと夜が来るのを待っています。 「ひる」は「干る」と「昼」、「みるめ」は「海松布」と「見る目」、「よる」は「寄る」と「夜」の掛詞になっています。掛詞を自由自在に用いて、潮の干満と昼夜を巧みに対応させて逢瀬への思いを詠んだ恋歌です。 #古今和歌集 #清原深養父 #中古三十六歌仙 « 古今和歌集 0664 | トップ | 古今和歌集 0666 »
コメントを投稿 ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。 goo blogにログインしてコメントを投稿すると、コメントに対する返信があった場合に通知が届きます。 ※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます 名前 タイトル URL ※名前とURLを記憶する コメント ※絵文字はJavaScriptが有効な環境でのみご利用いただけます。 ▼ 絵文字を表示 携帯絵文字 リスト1 リスト2 リスト3 リスト4 リスト5 ユーザー作品 ▲ 閉じる コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。 コメント利用規約に同意する 数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。 コメントを投稿する