ただ今フランクフルトからミュンヘンに向かうインターシティエクスプレス
(ICE)の中にいます。
ドイツの本社がミュンヘンにあるのでその事務所へ行って来ます。
ICEの乗車時間は3時間ちょっと、途中停車駅は3つ。
ちょうど東京~大阪へ出張するのと同じ感覚です。
しかし、このようにワイヤレスネットワークがあるし(有料だけれど)、
座席の間にはラップトップ用の電源コンセントも設置されています。
今回座ったシートは、座席で携帯電話を使ってもよい場所です。
(ICEには、そういう座席の区別もあるようです)
車両の中央部の座席には、しっかりしたテーブルが固定されています。
ここに、日本人とドイツ人の仕事に対する取り組みの違いを感じます。
日本の出張の場合は、移動時間は仕事をしている人はいるけれど
それは出張先での本番のための準備に使われます。
大体の人は、雑誌を読んだり、新聞を読んだり、眠ったりしてリラックスしています。
周りを見て思うのは、ほとんどのビジネスマンはパソコンを広げていて、
普段と変わらないようすで仕事をしています。
2等席でも、そういう設備が充実しているのも、ICEの特徴だと思います。
フランクフルトを抜けて途中までは山間部を走ります。
森の木々はすっかり黄色や赤色に色を変えています。
時々、深いもやの中をICEが走り抜けていきます。
もう秋というより、初冬の雰囲気があります。
今日一日、ミュンヘンで仕事をして、夜は僕の送別会です。
一泊して明日の午前中にフランクフルトに戻ってきます。