北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
(C)ナナマガラー All Rights Reserved.

山と緑の公園

2008-05-12 19:57:23 | 道外旅行記
冒険記高松編第2弾は、高松市街から少し外れた所にある、国の特別名勝「栗林(りつりん)公園」です。





ここは、6つの池と13の築山が特徴的な庭園で、面積は約75haと、国の特別名勝に指定されている庭園の中では最大の広さを誇っています。
公園の歴史は古く、1642年、時の高松藩に入った松平頼重を初代とする、松平氏5代約100年をかけて完成し、その後明治新政府の管理下におかれ、1875年に県立公園になり一般に公開された後、1953年には特別名勝に指定されています。

※「特別名勝」に指定されている場所について、これまで余り知りませんでしたが、こんなに沢山あるんだそうです。(↓)
http://www.geocities.jp/jp_teiou/suushi2/tokumeishou.html





先ほど「13の築山」と書きましたが、この写真はその中の1つから撮ったもの。
13もあると高さも様々ですが、こんな風に一面が見渡せて、なかなかいい眺めです。





築山の次は池。これも全部で6つあると書きましたが、そのうちの1つには、ご覧のとおり沢山の鯉が。
昨日紹介した玉藻公園も同様でしたが、こんなに沢山の鯉を一度に見たのは、多分初めてかなと。





この写真は、「飛来峰」と呼ばれる築山から撮ったもの。
写真の橋「偃月橋」は、園内で最も大きな橋で、弓張り月が湖面に影を映す様の姿からこの名があり、反りをもった美しい大円橋になっています。
この橋の下でも、色鮮やかな錦鯉の群れ踊る姿がみられ、子供も楽しめます。
因みに、この文章を書くためにガイドブックを見ていたら、これと同じ位置から撮った写真が掲載されていて、ちょっぴり嬉しくなりました。(笑)





栗林公園は、冒頭にも書いたとおり大変広いため、じっくりと見て回るには、最低でも2時間は必要と思われますが、全ての箇所をじっくりと見て回らなくても、園内の綺麗な緑と、築山から見渡す雄大な風景が、訪れる人の目を釘付けにすること間違いなしの場所だと思います。
私も、北海道で言えば真夏並みの陽気の中、園内を散策して十分に癒されました。

ということで、栗林公園編はここまで。
次は・・・1日休んで、明後日、どこかをレポします。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする