北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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いにしえの言葉

2008-05-26 22:01:05 | 日々のもろもろ
拙者は北の冒険者、ナナマガラーにござる。
日々、いとおかしきことを求め、さすらいの日々を送って候。


メールなどで使ってみたい武士語ランキング - goo ランキング


スミマセン、いきなり変な挨拶から始めてしまいました。(笑)
「武士語」なんていうジャンル(カテゴリ?)は初耳なもので。

でも、ランキングを見ていると、「へぇ~、これって武士の言葉だったんだ」と驚かされた言葉が多いのに驚かされる。
例えば「~でござる」とか「拙者」なんてのは、てっきり忍者の言葉だとばかり思っていた。
「忍者ハットリくん」や、「ダイナマン」のダイナブラック=星川竜のイメージが強いおかげでどうしてもそう思ってしまうのだけど、そう考えると、忍者の言葉というのは、武士の言葉が元になっているのが多いのかもしれない。
6年前の「忍風戦隊ハリケンジャー」の主題歌に「♪シュシュッと参上~」なんてフレーズがあったけど、これも、忍者言葉かと思っていたけど、元々は武士語だったということなのだろう。

でも、こうして見ると、一度はどこかで目にした言葉が多いのに気がつく。
「大儀であった」とか「ちょこざいな」などは、時代劇で耳にする機会が多いし、「けしからん」とか「不届き者」なんてのは、日常でもたまに聞きますからね。
他にも、「左様(さよう)」は、「サザエさん」で波平さんがよく使っているし、普段仕事の場でも、例えば電話対応の場などで、

「○○さんでいらっしゃいますか?」
「はい、左様でございます」

なんてやり取りをする機会もあるので、自分にとっては結構耳に馴染んでいた言葉の一つ。

こうして見ると、古来からの「武士語」というのは、謙ったり相手を尊重したりする表現が多いこともあって、今日の敬語に繋がっているような気がする。
日常で多用しても、「えっ?」って思われる言葉が多いような気もするけど、これらの言葉の意味するところと、その背景にある精神については、しっかりと頭に入れておきたいなと感じました。

以上、最後までお読みくださりかたじけない。
拙者はこれにて失礼。明日もまた、お主達にとってよき日とならんことを祈って候。(使い方合ってる?)
コメント (2)
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