北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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30年前と変わらぬ場所

2012-08-07 20:12:17 | ロケ地巡り
「科学戦隊ダイナマン」第41話「闇に消えた暴走族」(1983年11月12日放送)

(あらすじ)
夜の街を傍若無人に走り回り、工学研究施設で保管されている高性能エンジンばかりを狙う謎の暴走族「黒ワシ」。
ジャシンカ帝国の臭いを感じたダイナマンは捜査を開始する。
果たして「黒ワシ」の正体はジャシンカのシッポ兵達で、メカシンカ・ドリルホースによる空からの爆撃作戦遂行のために、ドリルホースが高速で移動することを可能にするための高性能エンジンを求めていたのだった。
そんな中、ダイナレッド=弾北斗は、父親が「黒ワシ」によって重傷を負わされたというヒロシ少年と出会い、ヒロシの話から、ジャシンカが関与している疑いを強める。

しかし、幾つものエンジンを強奪したにも関わらず、ドリルホースを満足させることのできるエンジンは手に入らず、業を煮やしたジャシンカの王女キメラは、最後の手段として、超高性能エンジン「スーパーマッハエンジン」が保管されている、「未来科学研究所」へと向かう。

その頃、その「未来科学研究所」の前には、弾が出会ったヒロシの姿が。
ヒロシは、入院している父親から「黒ワシ」の特徴を聞きだし、そのバイクが研究所の前に停まっているのを見つけ、鉄の棒を持ってバイクに突進する。
時を同じくして、スーパーマッハエンジンの強奪に成功したキメラ達が研究所から立ち去ろうとするが、そこに弾達が駆けつける。
キメラ達は、ヒロシを人質にとってその場から逃走、弾はその場を仲間達に託し、キメラ達の後を追って行った。





ということで、今回は、この回でジャシンカに狙われる研究施設のロケ地二箇所をご紹介。
まずここは、東武東上線朝霞駅から徒歩15分ほどの所にある、朝霞保健所の通用門。
ここは、劇中でジャシンカが狙った「光子力開発センター」の正門として使われた。





保健所前の歩道。
劇中では、ダイナブラック=星川竜と、ダイナイエロー=南郷耕作の二人が、ここを走ってきて、光子力開発センターに入って行くシーンが描かれているが、写真に写る保健所のフェンスや道路の柵などは、30年前当時と全く変わっていないのが確認できる。






続いて、保健所の隣にある「あさか向陽園」という福祉施設。
ここは、スーパーマッハエンジンが保管されていた「未来科学研究所」として使われていたが、こちらもまた、正門の作りや建物の構造などが30年前と変わっていない。





劇中では、写真の奥にある出入口から、スーパーマッハエンジンを奪ったキメラ達が出てくるシーンが描かれている。





正門の位置から反対側へ向けて一枚。
劇中では、正門の中に「黒ワシ」のバイクを発見したヒロシ少年が、この位置からバイクを睨み据えるシーンが描かれている。
フェンスの向こうは国有地(私の職場ではないです)で、このフェンスの作りも、当時と変わっていない様子。





向陽園から西側(保健所と反対側)に向かって一枚。
劇中では、写真の向こう側から弾達が駆けつけ、研究所の中に入っていくシーンが描かれている。





そしてこちらが、向陽園から東側(保健所側)。
劇中では、ヒロシを人質にとったキメラ達を追って、弾が、写真奥の方へバイクを飛ばすシーンが描かれている。
この道路の位置や、歩道の高低差なども、映像を見る限り当時と変わっていないようで、先日紹介した「夢野発明センター」の場所といいここといい、今回の遠足は、放送当時と変わっていない場所に恵まれたというのが印象的でした。
コメント
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