北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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存廃の危機

2012-08-25 22:02:30 | 渡島・檜山地方
江差は、JR江差線という路線の終点。
と言っても、普通列車が一日六往復しているのみで、その普通列車も、一両のワンマン列車で、乗客も、少ない時は一桁の時もある。
そんな江差線が、JR北海道の方針により、2014年春にも廃止する方針でいるということが、先日報じられた。


JR北海道 木古内-江差廃止方針 14年にもバス転換 来月地元に申し入れ(北海道新聞)


「江差線」存廃 道南振興の視点が大切(北海道新聞)





だからというわけではないのだけど、そう言えば、4月に来てから、たまに八雲~札幌間や木古内~新青森間の切符を買いに行く程度で、ここから乗り降りしたことはなかったなと思ったので、たまには気分を変えて、ワンマン列車で小旅行に出ようと思い立ち、出かけてきた。








これが、江差と、木古内・函館間を往復するワンマン列車。
江差は、9時~17時は駅員さんがいるので、窓口で切符が買えるけど、江差線は、駅員さんのいる駅が他に一つしかないので、殆どの駅では、路線バスのように、整理券を取って、現金で運賃を支払うという方式を取っています。





江差線の本当の終点。
終着駅と言うと、線路は複線で、ホームは二つあって、列車の入れ替えを行っているというイメージがあるけれど、一日六往復ではその必要もないのか、終点まで単線のまま。
もっとも、江差駅がそうなだけで、途中の駅には、実際には一つの線路しか使っていないのだけど、複線になっている所もあって、なかなか面白い、興味深いと感じました。





車窓から見える道路。
この道路は道道で、江差線が本当に廃止されてしまったら、この道を路線バスが走るということになるのだろうけど(今はバスは走っていない)、ここは、道幅が狭く急な坂道も多いので、バスの運行に馴染むのかどうかがちょっと心配。





車窓からもう一枚。
穏やかな川の流れを見ていると、時の経つのを忘れてしまいそう。





ということで、江差から1時間ちょっとで、青函トンネルの手前の木古内駅に到着。
いつもは車でばかり来ているので、たまには途中下車して、町内を歩いてみようと思いました。
周ったところは、後日紹介します。
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