北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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歴史新聞

2012-08-20 23:00:21 | 日々のもろもろ
道内の殆どの小中学校は、昨日で夏休みが終わり、今日から二学期がスタートしたとのこと。
私にとっては、遠い遠い昔の話だけど、このことに関するニュースとかを見ていると、何だか懐かしい気持ちにもさせられる。

夏休みと言えば、色々と出される宿題の一つに自由研究がある。
私は、絵や工作が苦手だったので、社会の仕組み(例えば札幌の地理や、交通機関に関することなど)を調べたりしてレポートにするのが多かったのだけど、この間、彼女と子供と会った時、どんな自由研究があるのか聞いてみたところ、なかなか興味深い宿題が出されていたらしい。

何かというと、「歴史新聞」ということで、歴史上の様々な出来事を、新聞にしてレポートするという宿題が出されていたとのこと。
子供は、昔々の時代の生活の様子を事細かに解説する記事を書いたそうなのだけど、話を聞いて、私だったら何を題材にしようかなと考えてみた。

個人的に、一番記事にしやすいのは、歴史上の戦乱(例えば、源平の合戦とか関ヶ原の戦いなど)を報じる記事かなと思ったけど、それだと、ちょっとありきたりすぎるかなと思いつつ、かと言って他にこれというのが思い浮かばなかった。
そういう前提で考えると、昔の人々の生活の様子を記事にするというのは、単に教科書に書いてあるようなことを書き連ねるだけではなく、あたかも当時にタイムスリップしてリサーチしてきたという視点で、例えばその時代の人達へのインタビューなんかを織り交ぜて書けば、読み手にも内容が伝わりやすいのではないのかなと思った。
実際に書いたのを見せてもらったわけではないので何とも言えないけれど、その時代の人達にインタビューしたり、寝食を共にしながら色々とリサーチするというのは、なかなか夢があって楽しそうだなという気がする。

私たちの職場でも、人によっては、色々と研究した成果を積み重ねて、レポートとして発表するということもあるのだけど、物事について研究、リサーチをする際には、自分が読み手若しくは聞き手になったつもりで臨むというのも大事なことではないかなと。私は常々思っている。
例えば、先日アップしたロケ地巡りのレポなんかも、ただ一方的に場所の紹介だけをするのではなく、題材となっている作品のことを知らない方にも、読んで理解していただける記事にするにはどうすればよいかということを、実践できているかどうかは別にして、考えてはいるつもりなので、今後もその気持ちは持ち続けていきたいと思います。

そうか、「歴史新聞」か・・・。
私は社会科が一番好きだったので、もし私の頃にそういうのがあったら、きっと夢中になって書いていただろうなあ・・・。
コメント
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