
昨日の続き。
西部地区にある坂のうち、もっとも西にある「魚見坂」は、他の坂と異なり、坂道の終点、つまり一番上までではなく、坂道の途中までしかこの名前がついていないのですが、ガイドブックとかにはそこまで細かくは出ていないと思うので、深く調べずに坂巡りに来た人は、その辺がよくわからず混乱するかもしれません。

一枚目の写真を拡大。
一応、この標柱があることで、坂道はまだまだ続くのだけど、「魚見坂」はここが終点ということの表示となっています。

ということで、坂道は続くよどこまでも。Let's go!とまいりましょう。

いきなりの青空で、別な日に撮ったのがバレバレですが、沿道には、函館最古の寺院にして、国の登録有形文化財にもなっている「高龍寺」があります。
ここは見どころ沢山なので、後日レポートします。
と言うか、この坂の記事が順番的に先だと思ったので、既に境内の写真をアップロードして、レポート記事の下書き保存まで終えてるんですけどね。

先へ進むと、道は二つに分かれています。

この先は、有名な「外国人墓地」があるのですが、そこへ行く場合、車の人は左、徒歩の人は右が便利ですよという意味であって、別に、徒歩の人が左に行っても特に問題はありません。
いや、いいんですよ別に。車が来たら来たで、徐行させればいいんですから。(← その意味は、こちらを参照)

と言うわけで、迷わず左へ進んでみました。

函館バスの旋回場。
ここまで路線バスが走っていて、ここで終点となったバスが、旋回して折り返すという流れになっています。
実は小学生の時、札幌市内のバス路線の研究に夢中になっていたことがあり、その頃、札幌市内のこのような場所に何度も足を運んだことがあったので、懐かしく思いました。

因みに中はと言うと、このようなだだっ広い土地でした。

おなじみの外国人墓地を上から失礼して一枚。

外国人墓地の先には、こんな場所もありました。
「陸軍」とありますが、一つの戦争だけでなく、古くは明治初期から第二次大戦中まであるようで、戦死者だけでなく、旧函館陸軍病院に入院中に病死した兵士の墓もあるそうです。

ここから先は、海を見下ろす広大な墓地となっています。

そんな中、インパクトあり過ぎにも程がある真っ赤な墓碑を発見。

なるほど、そういう人がいたんですね。
赤が、「いつわりの無い心」として、日本武道の精髄を表す色だというのは、戦隊シリーズのリーダーがレッドであることにも通じている・・・と思ったのは私だけ?
あ、でもあれか、「赤心」と言うことは、仮面ライダースーパー1の「赤心少林拳」に通じているのか。なるほどなるほど。


さっきの赤い墓碑とは違う場所なんだけど、こんな人達の墓碑も存在しています。
堀川乗経という人物の功績は、こちらをご参照下さい。

この三人の墓碑は、こうして並んで建っています。
一般の方々の墓碑が並ぶ中にあるので、中には入らず、外側からズームして撮りました。

ようやく坂の終点。
この先は、市の斎場になっています。