ウッディアレンが好きだというと、変わり者扱いされた、大学時代
古典的名作でもなく、いわゆるヌーベルヴァーグやおしゃれ系でもない
あれ?すみません
この間のきじの流用です(笑)
学生時代名画座でも意外と見る機会が少ないのが
ウッディアレンの映画
何でかというと、アクションとかそっちを見に行っちゃうから
何の映画でウッディアレンを好きになったのか
いまだに思い出せない
というわけでアニー・ホールです
英語版のポスター
主人公はコメディアンで、映画好き
面白いのは第4の壁を通り越して観客に話しかけたり
そのシーンの登場人物が過去にさかのぼって
子供時代の様子をみんなで見たりするという描写
いま、ドラマの乾燥などはツイッターで読めるようになって
愕然とするのが、「あれはどういう意味?」
と演出の意図が理解されていないことがあること
ワタシはコレを少年ジャンプの弊害
といっております
少年ジャンプのマンガって、中には全部せりふで説明しちゃうのってあるでしょ
作品何?といわれると、指摘できないから
明らかにワタシの印象だけなんですが
マンガって、モーションピクチャーというか
絵があるんだから、絵で説明すればいいのに
台詞にしちゃう
台詞でいわないとわかんない
これって、日本語教育に問題ないか?
そういう人たちが見たら、この映画、難解だとか言われないかな
”えーだって、突然子供時代にタイムスリップしたりして
分けわかんない アルビーってタイムマシン持ってるの?”
とかいいそうじゃないですか
そういう人ってわりと、単純にタイムスリップとか信じそうですよね
ワタシのつたない科学知識だと
タイムスリップのような事象が起きれば
ものすごいエネルギーが動くので、明らかに観察できると思うんですが
どうなんでしょう
ウッディ・アレンは少し偏執狂気味で、エキセントリックな人物を演じていますが
ダイアン・キートンのアニーもよく見るとかなりの変わり者
LAとNYが舞台なんですが
NYのシーンがすごくかっこいいです
町並みといい走っている車といい
LAのしーんで笑っちゃったのは
アニーが280Zを使っていること
たぶん1977年ごろ、Datsun280Zって
西海岸を象徴する車だったんだろうなぁ
S30に280が追加されたのは1975年の8月、映画は1977年だから
たぶん撮影は1976年 もうバリバリの新車
ビートルに乗っていた、アニーが280Zに乗るということで
かの地でのある程度の成功と、現地になじんでしまった
と、言うことをあらわしているんだろうなぁ
ひょっとするとコレはパトロンの存在を示唆しているのかも
なんて思いつつ見ました
おっとワタシも口で説明してますね(笑)
まあね、これはダイアン・キートンの美しさと残酷さ
そしてNYの街を愛でる映画です
アレンはNYの町を描くのがうまいなぁ
おまけ
すっげえ雪ですが
こういう比は早く行ったほうがトラブルが無いので
会社いってきます
うまく言ったらふれっくすで早あがりします
雪の話題は明日ね
皆さんお気をつけて