910はかっこよかった。
沢田研二さんのCMもすっげかっこいいのよ。
ブルーバードなのにイメージカラーは赤
トップオブザラインはターボ付きの1800CC
当時の自動車雑誌を見た記憶だと
Uと810はでかくて、鈍重な、みたいなことが書いてありました
910のスペック見ても、Uや810と劇的な差はないんですよね
むしろ910のほうが重い
違うのは、2LのL20ではなく
Z20という新型エンジンを投入したこと。
これが4気筒
6気筒の設定はなくなって
セグメントとしてローレルやスカイラインの下に位置するんだけど。
それでも、それらより劣る車、みたいなイメージがなかったですね
FJ20が出たとき
あ、これはブルーバードが本命だなと思いましたが
それはなかったですね
ワークス系の選手が、ダートラで、FJ20に乗せ換えた910を走らせたらしいですけど
トップヘビーだったとかなんだとか
まあDOHCだからしゃーないわな
ランサーEXターボが同じころの車ですよね
910は
最高出力135ps/6000rpm、最大トルク20.0kgm/3600rpm
1,110kg
前:マクファーソンストラットコイル
後:セミトレーリングアームコイル
こちらがランタボ
エンジン:直列4気筒SOHC
排気量:1795c
最高出力:135ps/5800rpm
最大トルク:20.0kgm/3500rpm
トランスミッション:5MT
サスペンション:ストラット/4リンク
車重:1025kg
こちらの方が少し軽い
これは、かなり今でも見かけるのに対して
910ってほとんど見ないでしょ
なんででしょうねぇ、という話を以前しました。
これは先輩からまた聞きした話なので
Believe or not believeなのですが
どうも、ロッカーアーム周りの摩耗が激しいと
タクシー業界からのクレームがあったらしいんです
これはどうも潤滑がうまく行ってないらして
この部分の対策部品として、セラミックだか
セラミックコートの対策部品を出して篠田らしいんですよ
んでエンジンは
Z20E/Z20型 直4 2L
Z18ET/Z18E→CA18E/Z18→CA18型 1.8L 直4
Z16→CA16型 1.6L 直4
Z18P型 LPG 直4
このZ型からCA型への変更は1982年の10月で
後継モデルの発売は1983年の10月です
しかも熱的に苦しいターボモデルは廃止されます。
モデル寿命が残り一年でエンジンを変えるって
よほどのことがないとありえない話じゃないですかね
次期モデルを投入した時に
エンジンも新型だったらセールスポイントになりますけど
このおかげで次期モデルのU11は新型エンジンを謳えなくなってしまった
たぶん、どうにもならなくて、次期モデルに使用するエンジンを
投入したんじゃ無いですかね
ランタボは今でも見かける割に910はほとんど見ない
それにはこんな理由があるんじゃないかと
もし、910の程度のいいがあったら
Z18P型 LPG 直4ようのロッカーアームに交換すると
いいかもしれないです、タクシー向けは910が1993年まで
生産されZ18P型 LPG 直4のままでしたら。
でこのCAエンジンも次のモデルに搭載されたけど
そのツ後のモデルにはさらなる新型エンジンが投入されて
短い寿命だったですねぇ
Zエンジンは4気筒のL型エンジンからの脱却を図ろうとした
エンジンなんだと思いますが
クロスフローヘッドの設計に問題があったんでしょうか
いがいとぞれまでの4気筒のL型にクロスフローのヘッドを乗せただけだったりして
FJ20はこれまた、野心的なエンジンで、自動車関係に知り合いの多い先輩から
RBエンジンが出たときに
FJはほんと金がかかったエンジンだったけど
日産はそんなものを作るより、もっと安くて客に受けるものがあることに気が付いた
という話を聞きました。
これいうと、GTRファンが発狂するんですが
RBはたしかにパーツ番号は違うんですが
実際エンジンブロックを取り出してみると
L20系のブロックにターボ対策と思しき補強が入っているものです
これはRB26もおなじ
まあL型の頑丈なブロックだったらターボで無理かけても
持ちますわな
でこのはなし、これだけですと
納得がいきますが
実際にZ18Tはシルビア/ガゼールにも搭載されましたし
まあ、この車への搭載も1983年までなんですが
シルビア/ガゼールって意外と生き残ってますよね
だからBelieve or not believe
なのです。