長野県と筑摩県と方言
長野県というのは
長野を県庁所在地とする長野県と
松本を県庁所在地にする筑摩県(の信濃国部分)が合併してできたものです
地域としては 北信、東信、中信、南信に分かれて
言葉もずいぶん違います。
笑ったのは、東信地方出身のタレントが長野を取り上げる番組で
中信地方の、勉強の道具、白文帳が取り上げられたときに
わたしもやりました
わはは、ワタシやってないけど あなたワタシの2個上で
隣町だよね
でワタシの住んでいるあたりの言葉
これFacebook出回ってきた画像
で、この話をしようと思ったのは
このツイート
綿の住んでいるあたりの話なんだけど・・・
おべちゃぬくとい
お風呂暖かいという意味なんだろうけど
ワタシんちのあたりでは使わない
はるかぶり
久しぶり
はるか を長い期間の意味で使う
高校でこんな言葉で会話した覚えもないなぁ(笑)
わにるっていわないか
いいっくら
口論のことだけど
○○っくら 多分くらべるということから来ているんだろうけど
くらの用法
走ることを「とぶ」というので
徒競走は とびっくら になります。
たやすい をぞうさもない って標準語でもいうよね
漬物をおこうこっていうのは香の物からだろうと思う
おはづけ これは葉っぱ系の漬物
なになにしよう ということを 〇〇ず というのは上州弁の影響かな。
いかず いこう しようず しよう
しようずって ネットスラングいうけど
これはしようぜ の転化かな
あばつる っていい言い回しだと思うんだけどな
あばつりあって とかいう使い方します。
お世辞をおちょうべ うーん使うけどちょっと違う
えらそうな言い草 みたいな意味じゃないかな
おちょうべをたれる ち否定的に使います。
のーれる あつくてゆだる これ言わないです。
人たち をしょーというのは 衆から転じているのだと思う
助けることを すけるというのは、方言というより 古い言葉なんじゃないかな
池波正太郎先生の時代小説にも何度か出ているから
私の家がおらちは、おらのうち が みじかくなったものでしょう
わたしたち、の意味で おらほ (おらほう)ともいいます。
年寄りをえんきょというのは隠居がなまったものだろう
けど、あのいんきょ とはいうけど あのえんきょ っていわないよな
えといの区別がないというのもの古い言葉の特徴なんじゃないかと
この上位の言葉がなぁ このあたりの言葉かといわれると
なまけもの をずくなし これは言う
わざわざ をやくやく って古語で出てこなかったか
とおもったらGooの辞書では長野の方言とあった。
つまらないをらっちもねぇ というのは埒もないがなまったものだろうけど
まる これなぁ うんこまってくるわ みたいなつかいかたするんですが
そもそも、まる も古語というかふるいことばで
放る でまる 用便をすること なのですよ
webの辞書では 簡易便器のおまるの項に
「漢字では「御虎子」と書くが、元々は「放まる・ほうまる」
と言う言葉から来ていると言われている。
つまり排泄物を放るための容器と言う意味。
これに丁寧語の「お」を付けて「おまる」と言うようになった。」
となっております。
元々は「放まる・ほうまる」ですよ。
方言ではあるかもしれないけど、この方言は古い言葉が
残っているということなんじゃないかと
父がなくなって 妹と話をしたんですが
ワタシのうちは、こういった地元の方言をあまり使わないんです
爺さんは地元出身ですが東京へ出て、
鉄道省へ勤めて電車の運転士だったのですが
何かの理由で長野に帰ってきてます
親父は東京生まれで、長野に来たのは小学生のころであること
また親父の職業が地方公務員であること
ここら辺が関係してるんじゃないかと
いうことになりました。
仙台にいたころ、実家からリンゴ送ってきて
それをおすそ分けしたら、
”親御さんにお礼の電話した?”と聞かれ
”まだ”とこたえると
いまここでしろ といわれ仲間いるまえで電話したところ
”ねぇ 偽者君、家でも今みたいに標準語で親御さんと話すの?”
と驚かれました。
みなさんはどんな言葉で会話しています?
長野弁の用法
菅さんの家が、安倍さんちのまえでにたたったからお祝いもってとんでけ。
標準語
菅さんが、安倍さんちの前に家を建てたから急いでお祝いを持って行け。
おまけ
診断メーカーではたびたび 変態の名をほしいままにしておりますワタクシですが
この技は会得しておりません。(ネタではなく間違いだったようで元ツイは削除されております)
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こちらは戦争があったから山梨へ帰って来たそうです。
そして高齢でしたが末期に戦争に取られたそうです。
母の上の叔母は東京生まれでした。
自分の親が方言話しているの聞いたこと無いですね。
お国言葉はイイと思うので少し残念です