20200214

プラモデルの元祖はマルサン

気になる記事だったので、参考までに。
1958年に国産プラモが産声をあげて…
もっと資料を吟味していただいて記事にできないものか。
どうでもいいけど、ただの推察や鵜呑みは世間に間違いをもたらさないか。https://t.co/LLRH5lRccQ pic.twitter.com/C2d3ZGqiBS

— dak2 (@dak2_30010439) February 12, 2020

  

どうも違うようですね
いやプラモデルはマルサンが持っていた商標だから
日本初のプラモデルはマルサンで間違いないか
これ同じ問題がモデルガンでもあったんだよね
MGCという業界最大手があったんだけど
長らく日本初のモデルガンはMGCのワルサーVP
ということになっていた。
まあMGCは最大手だったし、警察といろいろ打ち合わせたりして
（結局2回の規制は回避できなかったけど、MGCが無かったら
もっと厳しい規制になっていた懸念はある)
モデルガンというものを守ろうとしていたという姿勢はありましたね。
いつのころからか。ハドソン（ホンリュー）のモーゼルのほうが先だった。
という証言が出てきて、いまはそれが定説になっております。
で笑っちゃったのは、いまタニオコバというメーカーを起こしている
MGCで設計をやっていた小林太三さんという人へのインタビュー
このインタビューでは、販売者がグレーゾーンといっている
メタルのエアガンパーツにも言及しております。
ここでかれがVPの鋳造を引き受けてくれるところを探して
見つけたところへ、依頼しに行ったら、ハドソンのモーゼルが
鋳上がって来てた。という意味のことを言っておりまして
まあその事実からいえば日本初のモデルガンはホンリューのモーゼルでしょう
ハドソン（山田鍍金）の社長さんには先輩経由でずいぶん親切にしていただきましたが
氏はそういうことを訂正するでもなくMGCに対する敬意は相当なものでしたがそのとき聞いた話ですが、MGCは昔から高い圧力の成型機を持っていたけど
われわれ（MGC以外連合)はそうじゃなかった。
MGCは圧力が高い機会で成形するので、金属の密度が高く硬いから
金属モデルなんかは仕上げに手間がかかるので結構ぞんざいだった。
国際なんかは仕上げが良いっていわれていたけど、
パーツを磨きだすと、黒化するのが早かった。
もうひとつ聞いたのが
社長：向こう（アメリカ)じゃあ、銃器の会社の社長ってのは名士なんだよ
　　　俺きたねぇかっこしてったから、信じてもらえなくて、持ってったAK見せて
　　　これが俺のところで作ってるやつだって言ったらとたんに扱いが変わったよ

ハドソンがあったのはこの辺り
今の様子
最終訪問は1988年だから30年位前
Gun誌の購読を2000年にやめたのでそのあたりまでしか情報が無いけど
2000年にはまだ山吹町に住所があった。このアパートを見ると
鍍金屋さんはとうにやめてこれ建ててここを住所にしていたのかな
行った事はなかったけど、埼玉のどこかに工場を持っているって話だった。
社長さんはマルシンについては、
”MGCが廃業したら、マルシンが次に大きいけどあそこはオリジナルが少ないしなぁ
　そうするとリーディングカンパニーはうちになっちゃうんだよなぁ(笑)”
MGCはボンドショップをNEWMGCに変換したあたりで全部フランチャイズにして
直営をやめたらしい。MGCが企業とした解散したのは1996年ごろなんだけど
87年ごろにはそういう話が出てたのかなぁ
(最終的にMGCが消滅したのは2010年らしいけど96年に製造部門を廃止している）
またMGCは自社の機関紙を出していて、ユーザーを取り込むのがうまかったからねぇ
前にも話しましたけど、亜鉛合金の内部電池問題
亜鉛合金製のモデルガンは亜鉛合金が金属内部に電位差を持っていて
それ自体が電池となっていてイオン化するので金属が劣化して
やがて崩壊するというもの。
これ今でも信じている人が多いのに驚きます。
もしそうだったら、バイクのキャブレターも亜鉛合金なんですけど
クラッシックバイク業界からキャブレターが崩壊したなんて話は聞いたことが無い
どうもこれは前述の成形機の圧力の問題のようで、MGC以外連合の機械は
圧力が低く、巣が多くそれが衝撃などで素のあたりからクラックが入って破損するらしい
だれかモデンガン全史書きませんかね。

おまけ

とくになんか変なリンク踏んだということも無かったので
あれ？Firefox自体がアンケートとってんのかな
んなわけはない



どのような巧妙なアンケートであっても
この感想では、詐欺であることが丸わかり(笑)

 

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