『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

❝ウクライナのゼレンスキー大統領❞国会でオンライン演説「アジアで最初にロシア圧力をかけた日本。」

2022-03-23 19:23:49 | 日記

ウクライナのゼレンスキー大統領は23日、日本の国会演説で、チェルノブイリ原発事故を引き合いにロシアの侵攻を強く非難した。ウクライナでは今、複数の原発がロシア軍に掌握され、核惨事への懸念が強い。「放射能が放出され、(周囲)30キロゾーンはいまだに危険で、事故収束当時から多くのがれき、機械、資材が土の中に埋められた。その土の上をロシア軍の装甲車が通り、放射性物質のダストを出した。30キロの閉鎖区域をウクライナ攻撃のために使っている」と強調した。「アジアで初めてロシアに圧力をかけたのが日本だ。制裁の発動の継続もお願いしたい」と求めた。「ウクライナの復興も考えなくてはならない。避難した人たちがふるさとに戻れるようにしなくてはならない。日本のみなさんもそういう気持ちがわかると思う」とも語った。ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアによる侵攻後、世界で最も注目を集めるリーダーとなった。23日の国会でのオンライン演説は、8日の英議会、16日の米連邦議会などに続くもの。

 コメディー俳優出身のゼレンスキー氏は、今や「戦時指導者」として9割の支持率を誇る。

 就任直後の2019年10月に「即位礼正殿の儀」に合わせて来日。当時、「参列できて大変光栄。(行事は)一つの国家で伝統への深い敬意と、万人の生活改善に向けた最新のハイテク導入が両立するという好例だ」と発言した。

 これに先立つ同年5月の就任演説でも、危機に直面するウクライナ国民は「科学技術で日本人にならねばならない」と手本にする姿勢を示していた。今年2月から侵攻が続く中、対ロシア制裁や装備品供与、戦後も見据えた復興支援で、日本への期待は大きいとみられる。

 特に、日本はロシアによる14年のウクライナ南部クリミア半島併合時、北方領土交渉への影響も考慮し、大規模な制裁には及び腰だった。ところが今回、岸田文雄首相はG7メンバーと対ロシア包囲で協調。四島についても「不法占拠」と09年以来の首相答弁を行うなど、違いは顕著だ。

 コルスンスキー駐日大使は最近、自国メディアに対し「日本は完全にウクライナの味方だ」と指摘。「日本は(戦後)初めて(装備品を)供与してくれた」と評価する。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする