自民党の派閥の政治資金を巡る事件で、東京地検特捜部が松野博一前官房長官ら安倍派の幹部側に任意の事情聴取をしたことが分かった。 自民党の松野官房長官がハーティー券で得た収入を、裏金づくり目的で議員にキックバックしていた疑惑が問題となっている。収支報告書への記載の時効は5年です。その期間で松野氏は2019年からおととしまで事務総長を最も長く務めた。 また、松野氏自身も1000万円以上の記載がないキックバックを受けていた疑いがある。 特捜部は松野氏を疑惑の当事者として、そして事務総長としての認識について組織的な関与がなかったのかどうかを確認するとみられている。 また、特捜部は松野氏以外にも複数の幹部側に任意聴取をした。 来年の国会開幕まで時間がないなかで、慎重かつスピード感を持った捜査が必要なため、特捜部は年内での聴取要請に踏み切ったのでしょう。
松野官房長官は
2019年9月から2021年10月までの間
安倍派の事務総長を務めていました。
その間パーティ券で得た収益を「収益報告書」に記載しなかった事で政治資金規正法違反の疑いがもたれています。
政治資金規正法の目的は政治団体が得た収益を明確にしましょうというもの。
不記載や嘘の内容を記載すると
5年以下の禁錮または100万円以下の罰金
を科せられます。
2019年9月から2021年10月までの間
安倍派の事務総長を務めていました。
その間パーティ券で得た収益を「収益報告書」に記載しなかった事で政治資金規正法違反の疑いがもたれています。
政治資金規正法の目的は政治団体が得た収益を明確にしましょうというもの。
不記載や嘘の内容を記載すると
5年以下の禁錮または100万円以下の罰金
を科せられます。
2001年に起きたヤミ献金事件。在宅起訴された事例
自民党(旧橋本派閥)が
日本歯科医師連盟から受け取ったヤミ献金1億円を収支報告書に記載しなかった事件。
日本歯科医師連盟から受け取ったヤミ献金1億円を収支報告書に記載しなかった事件。
当時の官房長官だった
村岡兼造衆議院議員(2019年死去)は
村岡兼造衆議院議員(2019年死去)は
収支報告書不記載の首謀者として
政治資金規正法違反(不記載)
で2004年在宅起訴されました。
2006年東京地方裁判所(一審)
無罪判決。
で2004年在宅起訴されました。
2006年東京地方裁判所(一審)
無罪判決。
2007年東京高等裁判所(二審)
禁錮10ヶ月、執行猶予3年の逆転判決が宣告されました。
2008年最高裁判所は
上告を棄却し有罪が確定しました。
禁錮10ヶ月、執行猶予3年の逆転判決が宣告されました。
2008年最高裁判所は
上告を棄却し有罪が確定しました。