華厳経浄行品「・・始めて足を挙げるときはまさに願うべし衆生、生死を越度して善法満足せんと。
衣装を被着せばまさに願うべし衆生、諸善根を服し、つねに慚愧を知らんと。
・・水をもって手をあらわば、まさに願うべし衆生、上妙の手を得て、仏法を受持せんと。
口歯を澡漱せば、まさに願うべし衆生、浄き法門に向かひて、解脱を究竟せんと。
・・道にあらば、まさに願うべし衆生、仏道を成就して無余を所求せんと。
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「あづさ弓春の山風吹ぬらん 峰にも尾にも花匂ひけり」
(春の山風が吹いたのだろう。山のいただきや裾のあちこちに、花の馨が立ち籠めている。目には見えなくても宇宙の法則は厳然として地上にも巡ってくるものだ。)
道元禅師和歌集『傘松道詠』より
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