「・・六三 愚者にして(己れ)愚なりと想ふは已すでに賢なり、愚にして(己れ)賢なりと想ふ人こそ實に愚と謂いはる。
六四 愚者は終生賢人に近づくも正法を知らず、匙の汁味を知らざるが如し。
六五 智者は瞬時賢人に近づくと雖も速に正法を知る、舌の汁味を知るが如し。
六六 愚癡無智の凡夫は己おのれに對して仇敵の如くふるまひ、惡業を作して苦痛の果を得。
六七 造り已をはりて後悔し、顏に涙を流 . . . 本文を読む
2回目のときは出釈迦寺の下の茶店のおじさんが西行庵はすぐですよというので気楽にでかけました。しかし標識がなく迷いました。
途中、やっとお地蔵様のまえで大きな声で拝んでいた祈祷師風の女性をみつけたのでお祈りの終わるのを待って路を聞きました。すると無愛想に「山の上のほうじゃないですか」といいます。
お礼を言って登っていきましたが行けども行けどもみかん畑のみでなにもありません。遂にひきかえしました。 . . . 本文を読む