現代の宗教は卑俗にも信者の数ばかり頼りにしている。数に訴えたりすれば、たちどころに信仰心の不在を公示することになる。自分にとって神が、実は自分を包み込んでくれる甘美な想念だと分かる人は、仲間の数を数えることなど決してしない。(エマソン論文集より) . . . 本文を読む
繰り返しますと、吾等人間は常時[業]の重荷を背負ってゐてしかもそれから釈放せられたいと願って止まないのです。この止むに止まれないものが却って人間をして業を超越せしめるのです。これは霊性の働きに外ならないのです。それで祈りは宗教生涯の神髄を構成するといふのです。いくら祈っても人間生活に何等の加ふるものがないと云へば、それまでのやうですが、その實、祈りは人間性を構成してゐる最強の要素を引き出すのです. . . . 本文を読む
密宗安心教示章、別所栄厳和上
第一、本来胸中章
夫れ真言密宗安心の至要を示さば、大日経王には、[実の如く自心を知る]と説給ひ、高祖大師は、[真如外に非ず身を棄てゝ何か求めん]と述給へり、されば朝夕に妄念妄執にほだされ、貪瞋邪見にまつはるゝ有漏雑染の我等が胸中に五智四身の徳、一もかけたるることなく、本来円満して備れりと達悟する是を凡聖不二の宗要とす.
ただし下根劣慧の者は、偏に此旨を信じて更に . . . 本文を読む
今日7日は一粒万倍日です。赤間神宮祭もあります。赤間神宮は山口県下関市にある神社です。
この神社では、壇ノ浦の戦いにおいて幼くして亡くなった安徳天皇を祀っています。安徳天皇御影堂と呼ばれていました。
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