福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

今日は北条時宗の命日です

2022-04-04 | 法話
弘安七年(1284年)4月4日北条時宗は34歳(満32歳)で逝去しています。同日には出家していますから出家してすぐに逝去したことになります。自身が開山の鎌倉円覚寺に葬られています。禅に傾倒し、蘭渓道隆、兀庵普寧、大休正念などから教えを受けているようですが、元寇に際して師の無学祖元から「莫煩悩」といわれ、果断に対処した話は有名です。指導者たる者、危機に際して「莫煩悩」と果断に素早く決断することが何よ . . . 本文を読む
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今日は義堂周信遷化の日です。

2022-04-04 | 法話
今日は義堂周信遷化の日です。義堂周信は元中五年(嘉慶二年)1388年4月4日、64歳で遷化しています。夢窓疎石に師事。足利義満に招かれて建仁寺・南禅寺などに住した。絶海中津とともに五山文学の双璧と称された。義堂周信の詩集「空華集」にある詩として、「庭前の桜花未だ開かず、戯れに友人に答ふ」「幽花は雨の頻りに催すことを受けず、羞を含んで白昼に開くことを怕るべし。伝語す 春を尋ねて園を買ふ者に、更に燭を . . . 本文を読む
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「真言律行問答・学如」 

2022-04-04 | 諸経
「真言律行問答・学如」   学如(注1)が有部律(注2)復興の願いを御室に願い出た文書 (注1)密教大辞典によると、学如は「安芸福王寺の学僧。・・芸州可部村の人、享保元年十一月十四日生。年十三學範に従って薙髪し諸方に歴遊し・・・南山に登り妙瑞に師事す。かくて同士密門等と共に律儀の復興を誓ひ自誓得戒して苾蒭となる。妙瑞その法器たるを知りて授るに野澤の秘奥安流の淵源を以てす。師帰り . . . 本文を読む
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おまえの神はどこにいるのか

2022-04-04 | 法話
詩篇42:6-11に「わたしはわが岩なる神に言う、『何ゆえわたしをお忘れになりましたか。何ゆえわたしは敵のしひたげによって/悲しみ歩くのですか』と。わたしの仇は骨も砕けるばかりに/わたしをののしり、ひねもすわたしにむかって/『おまえの神はどこにいるのか』と言う。」とある。 (人生は苦である。この世は地獄である。獄苦の最中ではこう思うことがある。「勝者には神がいても、敗者には神はいない。富者に神は . . . 本文を読む
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