福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

原人論・・その6

2022-04-15 | 諸経
原人論・・その6「人間として生を受ける状況にまで業が成熟すると、父母より授かった赤白の二気を縁として人としての形相と、業の力より生まれた心識(業識)とが一体となって人間の心身ができあがる。前説したように心識より転換した境界は「生命を持った有情の世界」と、「環境となる世界(有情の住むための入れ物となる世界)」とに二分される。有情の世界に属し、生命あるものの一つとしての人間はその業因が心識と一致して人 . . . 本文を読む
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十五日は阿弥陀様・春日大明神・隠岐州と佐渡州・水天様・妙見様の日です。

2022-04-15 | 法話
十五日は阿弥陀様・春日大明神・隠岐州と佐渡州・水天様・妙見様の日です。三十日秘仏によると、「十五日、阿弥陀仏 称賛浄土経に曰く、「その中に尊います。無量壽および無量光となずく」と。(阿弥陀仏は西方極楽浄土の教主。Amitābha(無量光佛)Amitaayu(無量光佛)という、最初のAmita(阿弥陀)は無量の佛を意味している。過去久遠劫に法蔵比丘が四十八願を起し、仏のもとで修業し、願を成就させて阿 . . . 本文を読む
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鎌倉時代に月食がおこり三度攘災を祈願しました。

2022-04-15 | 法話
正元元年1259、4月15日には定親(東大寺別当・東寺長者・法験あらたかとされた)が月蝕攘災を祈願し、(1274年文永11年には文永の役がおこっていますがかろうじて蒙古は退散)。永仁四年1296、4月15日は勝恵が月蝕攘災を祈願しています。(翌1297年には永仁の徳政令)。嘉元三年1305、4月15日には 公侶が月蝕攘災を祈願しています。 . . . 本文を読む
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