ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoが綴るブログ。バリ島旅行記とスペイン旅行記だったのですが、最近は色々増えました。

福島ドライブ旅02_土湯別邸 食事

2024-10-30 22:53:12 | 国内旅行

Fukunosukeです。

 

土湯別邸の食事です。

 

福島地酒の飲み比べセットから。こういうの、いい。 

 

うぇーい。 

 

夕食の内容は、オーソドックスな旅館のお食事です。かいつまんでざざっと写真だけ並べておきます。 

 

八寸。

 

造り

 

椀物はホタテの真丈、ずわいと松茸入り。 

 

和牛の朴葉焼き。柔らかいお肉でおいしい。 

 

名物のこづゆかと思ったら、これは二本松市のざくざく煮という郷土料理だそうです。煮干しとするめで出汁をとり、具材を煮たもの。なかなか美味しいのです。こづゆは貝柱で出汁をとるのが違いだそうです。

 

鰆の塩麹焼 

 

食事は栗ご飯でした。

 

でっかい栗です。でも炊き込みではなく、大粒の栗が一つだけ乗っていました。 

 

「ヒックウーイ。天然舞茸の天ぷらとか食べたかったわ」 

 

 

 

朝ご飯。夜と格好が同じですみません。

 

これもまあ一般的な感じです。野菜を煮た常備菜がおいしかった(by hiyoko)そうです。

 

旅館の料理は久しぶりです。

 

 

 

 

 


福島ドライブ旅01_土湯別邸 里の湯

2024-10-26 08:58:29 | 国内旅行

Fukunosukeです。

 

10月前半の3連休は福島に2泊3日のドライブ旅。天気は絶好調。

 

 

途中白河で東北道をおりて白河ラーメンを食べました。有名なとら食堂は混み合うらしく、時間も無かったので火風鼎という所に行ってみました。 

 

 

おお、こっちも並んでいる。人気店だったんだ。30分弱待ったかな。

 

白河ラーメンはあまり馴染みがないのですが、漠然と醤油のイメージでした。味噌や塩もあるんだ。へー。

 

「へいビールお待ち! 」

 

あ、いや、いいです。車なんで。

 

注文から15分くらいでやって来ました。チャーシューメンに煮卵トッピング。 

人生2度目の白河ラーメンなので「どんなラーメン?」と聞かれると困るのですが、とりあえずおいしかったです。

澄んだスープにしょっぱめのしょうゆ味。チャーシューは炭で炙るとかで薫香があります。

 

 

特徴的なのがこの麺。太さは沖縄そばくらい。ぽくぽくした歯ごたえもよく似ています。ただ、表面はつるつるではなくて手打ちの田舎そばのようにざらざらしており、スープがよく絡みます。そこがまたいい感じ。

 

ラーメンを食べたらさらに85km北を目指します。えー。まだあと85kmかー。

 

 

ワープ中。。。

 

 

 

土湯温泉に到着。

 

 

今日の宿は土湯別邸里の湯。山間の一軒宿。

 

ラウンジ。こじんまりです。

 

部屋はこんな感じ。ラウンジはわりと和洋風でしたが、部屋は純和風。

 

本間の手前に次の間があって、食事スペースになっています。板の間は床暖房も入っています。

 

冷蔵庫の中は無料。気が利いているじゃないですか。

 

部屋付きの露天風呂もあります。

 

ですが、こちらの旅館は貸し切りの家族風呂が名物なのだそうです。4つあって、それぞれ違う趣とのこと。

 

一番人気という深碧(しんぺき)の湯に行ってみました。

 

 

って、うわー、あの奥の建物ですか。

 

うひょー。

 

結構広いです。これを貸し切りってすごい。

 

 

なんと、もう一つ渓流沿いに小さな露天風呂がついています。こりゃホントにすごい。

 

日が暮れたら怖くて入れなそうなくらい深い山の中。獣も来るのではないかな。明るいうちに入れてよかった。

 

 

脱衣場に冷蔵庫があって、小さなビールもある。わかっていらっしゃる。

 

 

制限時間が30~40分なのでちょっとあわただしいのが残念ですが、なかなか経験したことのないお風呂でした。

 

夕飯の後はもう一つ別のお風呂に行ってみました。

 

青藍の湯です。こちらは内風呂と、

 

半露天。やっぱり本気の山なので夜はちょっと怖いくらい。

 

ずいぶん長いドライブだったので、温泉で癒されました。

 


田中一村展

2024-10-20 20:57:43 | その他

Fukunosukeです。

「コンニチハ。田中一村展ニイッテキマシタ」

田中一村には以前から興味があり、奄美大島の美術館や旧居も訪ねました。今回東京都美術館で大規模な展覧会が行われていたので行って来ました。幼少期から晩年の奄美大島時代までの作品が一堂に会し見ごたえがあります。田中一村をご存知の方もそうでない方も、おススメです。

田中一村で一番有名な「アダンの海辺」。これは奄美の美術館には展示していなかったのでぜひ見てみたかった。

※展覧会は撮影禁止です

Fukunosukeは美術オンチなので語る資格もないですが、これはとっても不思議な絵です。一見、静かな海辺の夕暮れという感じですが、妖怪みたいなアダンの木と鮮烈な実が目に飛び込んできて不安になります。さらに目を凝らすと、砂浜の手前の砂礫の驚異的な描き込みや、夕日を遮ってそそり立つ積乱雲など、穏やかな気持ちではいられなくなります。しかし不思議なことに、しばらくすると最初の穏やかな奄美の夕景という印象に戻るのです。子供の頃、岩や壁の染みが一瞬不気味に見えてドキドキしたけど、しばらくしたら何でもありませんでしたーという気分、そういうものに似ている気がします。それが絵の感想というのは変ですが、何度も見たくなる、ずっと見ていたくなる絵です。

不喰芋(クワズイモ)と蘇鐵

ルソーみたいだと言われる絵だそうです。でも個々の植物はデフォルメせず精緻に描き込まれているので、部分毎に目を凝らすと現実感がすごいです。ルソーの絵と並べてみたら、きっと全然違う印象を受けるのではないでしょうか。

枇榔樹(びろうじゅ)の森

Fukunosukeはこの絵に一番惹かれます。最初は余白なくびっちり描き込まれた画面に圧迫され、画面中ほどにある幹と枝の隙間を見つけてようやく息継ぎができる様な感覚。細部に目をやると、枇榔樹の葉の一枚一枚(というか一本一本)の精緻さ、美しさにぞわぞわしてきます。

枇榔樹の森、部分

どうやって描いたんだろう。。。

これらはすべて奄美時代の作ですが、それ以前の時代は全く違う画風です。画風の変遷を見るのもなかなかです。

展覧会の後は、谷中方面へぶらり。わあ。昭和。

と思ったら、古民家を改装したビアバーでした。もちろん吸い込まれてしまいました。

店内はこんな感じです。いいねえ。

「ちっす」

クラフトビールで一村の興奮を冷まします。

壁には昔の新聞が貼られていました。昭和39年4月22日の読売新聞夕刊です。

テレビ欄の下には「売春地下組織」という映画の広告(もう一度言いますが読売新聞です)。

昭和ど真ん中ですね。

ということで、本日のしめは、、、

谷中松寿司。予約の取れない有名店。

今日は4人で伺いました。

おつまみ数品と握り10貫で11,000円(+税)。以前に比べると高くなったそうですが、それでもすごいコスパだと思います。

茶碗蒸しは蟹がたっぷり(ほんとにたっぷり)。

お決まりのアジフライ。タルタルには刻んだたくあんが入っていて独特。

小肌は表裏を逆にするのが流行りだそうです。口に入れた時に小肌の味を感じやすくなるそう。

この値段にして茹で立ての車エビ。おいしいです。

中とろは厚岸で上がったまぐろだそうです。

ウニもバフンウニ。軍艦にはしていません。

という、いろいろ満載充実の週末でした。


上高地2024夏_10 河童橋~岳沢湿原、河童橋~田代橋~河童橋

2024-10-17 07:53:11 | 国内旅行

Fukunosukeです。

 

 

さて、上高地最終日。朝食前のひと歩き。

 

■河童橋 8月6日 6時

 

 

 

モーニング・クマベル。

 

 

 

河童橋から岳沢湿原湿原へ。

 

 

■岳沢湿原 8月6日 6時半

おーやっぱり出てた!朝靄です。

 

 

 

幻想的です。

 

 

立ち枯れの朝もやを楽しむなら大正池より岳沢湿原。

 

 

鴨の赤ちゃんが一人散歩。かわいいー!

 

 

朝露に濡れた蜘蛛の巣というのも久しぶりに見た気がします。

 

 

上高地の植物はどれも小さくてかわいい。標高が高くなるにつれ植物は背が低くかわいらしくなりますね。

 

 

この人は標高によらず態度がでかい。

 

 

まあ、変わるもの、変わらないもの。それぞれあっていいですね。

 

 

 

 

■河童橋 8月6日 8時45分

 

穂高連峰上の雲は晴れています。山体に日も差していい感じ。左の雲は邪魔ですが、雲がなければ撮影にもいい時間帯でしょうか。

 

 

この風景を見ているだけで気持ちがいいです。

 

 

いやあ、最後まで本当によく晴れました。

 

 

梓川は今日もきれい。

 

 

というところで一旦ホテルに戻り、朝ごはんを食べてチェックアウト。迎えのタクシーは2時半なので、それまで梓川周辺をもうひと歩きします。

河童橋をスタートし、梓川右岸を田代橋まで行き、そこから昨日同様五千尺ホテルまで戻ります。

 

 

 

■河童橋 8月6日 11時

ラストスパート!

 

 

お昼寝中の鴨を発見。上高地の生き物は人を恐れないのか、みんなのんびりしています。

 

 

このクマザサのどこかにクマも隠れているのかな。

 

 

田代橋からUターン。梓川左岸を通って河童橋まで戻ります。昨日も通った道です。

 

 

 

という感じで上高地ハイキングは終了です。たっぷり堪能しました。

 

最後は五千尺ホテルに戻り、この看板にそそられてビーフシチューをいただきました。

 

 

 

あれ、看板とちょっと違う?まあソースの色は一緒だー。

味はとっても良かったです。おいしい!

 

 

 

ホットドックも発注。

 

 

 

オツカレー! ヘタレなりに頑張って歩きましたー!

 

 

 

有名なチーズケーキも食べておかないと。ブルーベリーオンのチーズケーキ。甘すぎない、くどくないチーズケーキでした。これは人気が出るのもわかります。

 

 

hiyoko「上高地堪能しました。楽しかったです!」

 

という感じの3泊4日です。上高地に行ったら訪れる場所は大体決まっていると思いますが、天気や時間で少しずつ雰囲気が変わります。8月前半に上高地に行く人に、この旅行記が参考になればよいなと思います。

 

 

 

 


上高地2024夏_09 五千尺ホテルの朝食、とか

2024-10-11 12:41:56 | 国内旅行

Fukunosukeです。

 

食事がおいしい五千尺ホテル。朝食には名物があるんです。。。

 

 

まずは富成伍郎商店というお店の豆腐を使ったサラダ。松本の有名な豆腐店だそうです。おいしい。

 

 

そしてFukunosukeは目玉焼きおやじ。目玉焼きもこだわり続けると焼き方や焼き加減に好みが出てくるんですよねー。とかいって。

 

hiyokoは追加オプションでガレットなんか食べてました。

 

パンかおにぎりを選べます。なぜかというと、

 

 

五千尺名物の豚汁があるのです。

 

 

豚汁の好みって人それぞれだと思いますけど、僕はここの豚汁最高に好きでした。とっても美味しい。汁も具もなんだかまろやかな味なのです。田舎料理の様でもあり、料亭料理の様でもあります。

 

 

hiyoko「いただきまーす」

 

 

 

おまけです。

 

河童橋の周囲はお土産屋や飲食店がひしめいていて、なんだかおいしそうなものが売っています。

誘惑に負けて、カフェ小梨の「上高地コロッケ」と五千尺キッチンの「メンチカツ」を戦わせてみました。

 

 

上高地コロッケ(右)の勝ちかな。400円もするのですが、さすがに値段なりにボリュームもあって美味しいです。

 

 

長野は牛乳パンというのがご当地パンとして有名なのだそうですが、その仲間とおぼしき牛乳ブレッドというのも買ってみました。

 

ブリオッシュのようなパンの中に、生クリームがいっぱい入っています。男子はみんな興奮するやつです(たぶん)、どこかのコンビニで商品開発してくれないだろうか。

 

その他、河童橋付近には五千尺が経営するアップルパイ屋さんや五千尺ホテルのチーズケーキも人気だそうです。

いいですね。河童橋に半日居座って買い食い三昧というのも面白いかも。

 

かもです。