Fukunosukeです。
高瀬川に花筏。♪夕焼けの高瀬川~。くぅ~! 朝だけど。
このところ京都にはちょいちょい来ているのでテンションも上がらず、
何をやっていいか分からなくなって、ターナー展に行ってしまいました。
結論的には、「見たいターナーはこれじゃなかった感」たっぷりでした。
気を取り直して、お昼はカルガモ軍団と集結。なかじん。
前回来たのは2012年。看板がちょっと変わっています。天ぷら推しになったんだ。
たこシャンというスパークリングで試合開始です。
桜。これは食べません。
湯葉のちょっとした一品から。ちょっとですけど、出汁の味を味わうことで
このお店は美味しいねって確信させるんです。
春らしい前菜のひと皿。京都に来ると、お店ごとに旬の食材を競うように出して
くれるので、色々違いを知る勉強になります。
天ぷら推しになったので、全体に天ぷら多めのコース構成になってました。
何気にサラダのドレッシングが抜群においしかったです。ノンオイルなのに。
引き続き天ぷら。
穴子は長崎だそうです。
天ぷらは、関西らしくごま油っぽさはないのですが、衣の感じは関東風の様。
天ぷらとお寿司はやっぱり江戸前が好きなので、とっても美味しかったです。
そして麦きり。この製麺機まだ現役だそうです。
こんな感じに。そばでなく、うどんでもなく。これは美味しいです。
〆は小さな天丼。
こちら、丁寧にご飯の量を確認してくれるんです。当然店員さんは僕を
見て「もっと盛りますか?」と聞いてきました。僕は「いえ、いいです」と
遠慮したんです。
それなのに店員さんもカルガモ軍団も「え?いいんですか?大盛にして
もらわなくていいんですか!?いっちゃえばいいんじゃないですか?」と
けしかけてくるんです。
思わず口を突いて出た「社会は僕に優しすぎる」という台詞に主人
からは賛同をいただきました。
でも、この台詞には続きがあるんです。
「地獄への道は、善意で敷き詰められている」
ええっ(笑)。
真理ですね。怖いですね。
何てことを考えながら、最後の甘味。
この最中は僕の何キロになるんだろう。
ああ。
地獄への道が善意で敷き詰められているなら、
僕は地獄に落ちなければ、皆の恩に報いることはできなそうです。
どうしてそういう取り違え方をするんだ。