Fukunosukeです。
ま、結局こういうことよね。
京都市内で食べたのを加えると、人生三回目の間人蟹です。
旅館の食事には色々コースがあるのですが、奮発して間人蟹フルコースにしました。
食事処に行くと、前座がスタンバイされていました。座を温めます。
今日の蟹は愛新丸。3回食べたうち、2回が愛新丸でした。間人蟹の漁船は5隻しかないのでなかなかの確率。仲居さんによると愛進丸の船長はお若いとのことで、きっと一杯蟹を取ってくるのでしょう。
まずは蟹のお刺身。
hiyoko「ヒョー!」
ぶりぶりしています。
驚きました。前回間人蟹の刺し身を食べたときは、それまで食べていたズワイとの違いがよく分かりませんでした。でも今日のは昆布締めみたいな旨味があってとても美味しかったです。同じ間人蟹なのに全然違う。いやどっちが正解かわからないけど。
茹で蟹。
やっぱり産地で食べる茹で蟹は塩加減が抑えめで美味しい気がします。
蟹味噌に混ぜても美味しい。
甲羅の茶碗蒸し。味が変わってホッとします。でも茶碗蒸しの中に蟹の身が一杯入っている。
焼き蟹。炭に蟹を乗せた途端にいい匂いがしてきます。ちなみに部屋にあった丹前は、食事前から焼き蟹の匂いがしました(笑)
蟹味噌部分は火にかけつつスプーンでかき混ぜてソース状にしていきます。
これを、小さな茶碗によそった丹後米のご飯にかけてくれます。これは気を失いそうになるくらい美味しかったです。やっぱりズワイは味噌の上品さだなと思う次第。
甲羅味噌があると身を入れたくなるのは日本人の性。
hiyoko「コリャウメエナ。タマラネーヨオイ」
蟹すきはまずスープに蟹味噌を放ち、
花のように開いたところですくいます。
んまい。
蟹も煮えました。
うはあ。知ってます。知ってるけど、美味しい。
締めの雑炊はオーソドックスに卵を入れる系。
あつあつのハフハフです。
食後はシャーベット。口の中火傷したのでちょうどいい。
やっぱり蟹はズワイが一番。生でも煮ても焼いてもどうやっても美味しい。
しかし、食事のレポートはどうしてこう虚しくなるのか。
見ていてもちっともお腹いっぱいにならないからですかね。