ふせちゃんのブログ

布施隆宏 公式ブログ。 鉄道写真 風景写真 ジオラマ制作など 趣味の世界を紹介します。

横須賀市 猿島

2018-04-22 12:39:43 | おじゃまします~ぅ
 横須賀市 猿島。  仮面ライダーショッカーのアジト を訪問しました。




 軍艦 三笠 のすぐ近くの乗船場から フェリーに乗り込みます。




 フェリーの操舵室。 埠頭に寄せる時、船外のオペレーターの無線指示に従って 操作します。 カッコ良かったです。




 猿島に向けて出港するとすぐ、軍艦 三笠 を真横に見ます。




 十分ほどで 猿島 に到着。 海上は風がありましたが、島に接近すると 穏やかになりました。




 乗船待ちの人。 いっぱい居ます。 船は意外と大きいので、ちゃんと乗れました。




 島内を案内してくれるガイドさんと一緒に歩くことにしました。

 こちらの写真は 動力棟。 戦時中、石炭を燃料にして発電し、島内の電力を確保していました。
 トラス構造で屋根を支えているので 柱が無く、部屋を広く使えるのだとか。




 切り通し。 削岩機は存在しない時代だったので、ノミとハンマーで切り開いていきました。 大変な労力です。




 猿島には 弾薬庫や兵舎、トイレなどの遺構 が点在します。 敵の軍艦を迎え撃ち、飛行機を撃ち落とす、首都防衛の要 として開発されました。




 明治維新以来、西洋から土木技術が伝わります。 明治初期のレンガ建築は フランス積み が多かったようです。 のちに イギリス積み が主流になりました。

 イギリスの技術供与により 日本中のインフラ整備が進みます。 日本の鉄道の線路幅がイギリスと同じ 1067mm なのも、日本の道路がイギリスと同じ 左側通行 なのも、その影響です。




 日本にも、西洋に誇れる土木技術がありました。
 築城の 石積み技術 です。 農業用水路の整備は 日本の農業の礎です。

 新橋 - 横浜 間の線路は 陸上だけでなく海の上も通っていました。 石積みの堤防を海の中に作り、そこに線路を敷いたのは 日本独自の技術です。




 トンネルを抜けると 海が広がりました。




 平和な時代でよかった。 ふと、思います。




 パラグライダーが2つ。




 陸から見えていた景色とは違います。 船が近いです。 時間がゆったりと流れます。




 砲台跡。 大戦中、猿島には 大砲や対空砲がありました。 けれど、一発も撃っていません。
 対空砲の弾が届かないさらに上空を、爆撃機 B29 の大編隊 が、悠然と飛んで行きました。 せっかく、これだけの設備を整えたのに。

  戦争 って何でしょう ・・・。




 やっと たどり着きました。
 今回、サル島を訪れた最大の目的です。 『 防空指揮所 』 と呼ばれる建物です。




 私が子供の頃、仮面ライダー のテレビの撮影で、 ショッカーのアジト としてロケに使われていたらしいです。
 なぜ、わざわざ横須賀に、ロケに来ていたのか。 意味不明です。
 アジトにしては 小さすぎます ( 笑 )。




 内部の様子。




 旅の目的を果たし、高台から市内を見渡します。

 写真には残していませんが、島のあちこちで コスプレイヤー さんの撮影グループを見かけました。 遺跡や自然が共存する場所。 写真映えするみたいです。




 時間軸が逆の紹介になりましたが、お昼は横須賀市内で 海軍カレー でした。

 今回の旅のコーディネーターは Gトラベルさんでした。 ありがとうございました。。。


コメント
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