ふせちゃんのブログ

布施隆宏 公式ブログ。 鉄道写真 風景写真 ジオラマ制作など 趣味の世界を紹介します。

不快指数 のハナシ

2024-07-04 21:00:01 | 朝礼ネタ
 Q.人は暑いとなぜ汗をかくのか?
 A.汗をかくと気化熱により、体表温度を下げる働きをします。

 どうやら、人間の知識よりも 人体の方が賢く出来ているようです。





不快指数表 出典元計算サイト 様より抜粋しました

  温度と(相対)湿度の関係で、不快指数が決まります。
 男性は 暑がりな人が多いので、20℃ 50%、不快指数65くらいを適温に感じます。
 女性は 寒がりな人が多いので、24℃ 50%、不快指数70くらいを適温に感じます。

 日本は海洋性気候なので、夏は湿度が高いです。 温度が同じでも、湿度が高ければ 体感温度も上がります。 なので、5月の30℃と 7月の30℃では 体感温度が違います。

 建物や樹木の陰は直射日光と地面の輻射熱を防いでくれるので、気温の変化は無いのに 体感温度は下がります。 日傘は直射日光と紫外線を防ぎます。
 また、風が吹くと体感温度が下がるので、自転車に乗ると-5℃、バイクなら-10℃ほど 体感温度が下がります。

 部屋が暑くなってからエアコンのスイッチを入れたのでは 電気代のムダになります。 部屋の空気の温度だけでなく、天井、床、壁、窓、家具類の表面温度まで高くなっているので、それらの熱を下げるのにエネルギーを消費します。
 暑くなる前にエアコンをゆるゆる運転しておくのが 省エネになります。

 冬の暖房も同様で、冷え切ってしまった部屋では、室温が25℃まで上がっても、床や壁、家具類の表面温度が低いので、体感温度はなかなか上がりません。




 ときどき職場に、エアコンの設定温度 28℃をかたくなに守ろうとする上司がいます。 エアコンの温度センサーの設置位置によって部屋の温度は大きく変わるので、人の居る場所で温度を測り、その場所が28℃になる様に設定温度を調整する必要があるのですが、無能な上司はそんな事も理解出来ないのです。
 無能な上司の元で働く社員は、あらゆる点で可哀想です。 不快指数より 不愉快指数の方が上がりそうです。




 ある日の雨雲レーダーです。 南西から北東に向けて、帯状の雨雲が次々と移動していました。 こんな事もあるのですね。 雨雲レーダーは見ていると面白いです。

 天気予報の降水確率よりも雨雲レーダーの方が参考になります。。。



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