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ふせちゃんのブログ

布施隆宏 公式ブログ。 鉄道写真 風景写真 ジオラマ制作など 趣味の世界を紹介します。

国鉄時代 花輪駅周辺 1

2025-04-19 08:00:01 | 国鉄 足尾線
 No.181-13 1987.4.11 11:57 723D 100mm、F11、1/250sec、ハーフNDフィルター使用

 花輪駅の北西に桜の古木がありましたが、駅の新築工事の頃に区画整理が行われ、今では見られなくなりました。



 No.97-36 1985.4.14 11:59 723D 210mm、F4、1/500sec

 花輪駅を東側から眺めます。 駅本屋(駅舎)からプラットホームまでは、線路跡の通路を進みます。 のどかな風景です。
 わたらせ渓谷鉄道への移行後 駅舎が建て替えられ、この風景は一変しています。 火の見やぐらは現存します。
 右奥に見える道路は 国道122号線です。 望遠レンズで写しているので 近くに見えますが、数百メートル離れています。



 No.103-13 1985.6.2  170mm、F8、1/250sec

 国道から花輪駅を望みます。 列車の後方の斜面は桜並木になっており、旧 花輪小学校 へと続く道です。



 No.62-10 1984.8.14 花輪駅 40mm、F5.6、1/500sec

 国鉄時代の花輪駅 本屋(無人駅)。 駅名板が見当たりませんでした。



 No.98-30 1985.4.21 花輪駅・保守用車 80mm、F8、1/250sec

 側線に停められた バラストスイーパーモータカー。 国鉄桐生保線区 大間々保線管理室 の側線に留置されている事が多かった車両です。



 No.273-12 1989.3.21 10:14 9725D 50mm、F16、1/60sec、ハーフグレーフィルター使用

 3月、朝晩はまだまだ寒いですが、着実に春が近づいていることを教えてくれる梅の花。 淡くピンクがかった花びらは 澄んだ空に似合います。



 No.245-29 1988.9.23

 お彼岸の日、曼珠沙華と実りの秋。 わたらせ渓谷鉄道への移行後、中野駅 が設置された地点を行く キハ20キハ30



 No.116-30 1985.10.13 9:58 726D 55mm、F5.6-8、1/250sec、C4+ハーフNDフィルター使用

 足元から草の香りが沸き上がり、稲刈り機の音がトコトコ響きます。 時折り通り過ぎる朱色の列車が、風景に彩りを添えてくれました。



 No.274-20 1989.2.24 7:43 722D 50mm、F2.8-4、1/60sec

 一つ上の写真と同じ場所を写しています。 この辺りは一毛作と二毛作との狭間に位置します。 もう少し南に行った地域では、冬には小麦の栽培も行えます。



 No.71-10 1984.9.30 8:44 9721D 35mm、F3.5、1/250sec、PLフィルター使用

 国道沿いに掲げられた『みんなで乗ろう 足尾線』の横断幕。 開け放たれた窓からは、カメラに向かって手を振る顔、顔、顔。



 No.76-4 1984.10.28 1795レ 45mm、F4-5.6、1/250sec、ストロボFP発光

 ひがせ橋より 重連の下り貨物列車。 右下にある木の葉が日陰になっていたので、日中シンクロ撮影をしたらしいです。 効果があったとは思えませんが。



 No.278-19 1989.3.28 10:54 🔹団体列車 50mm、F4-5.6、1/250sec

 一つ上の写真と同じ場所から写しています。 平成元年3月28日、JR足尾線最後の日 です 。
 茶釜に塗色変更した DE10 が、高崎客貨車区所属の 旧型客車 を牽いて足尾駅を目指します。
    関連記事  国鉄時代 足尾駅周辺 2


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BS12 西遊記

2025-04-16 08:00:01 | テレビ・YouTube
 BS12チャンネルにて西遊記を放送中です。 日本テレビ が開局25周年を記念して、1978年に放送したものです。

  キャスト
孫悟空:堺 正章
三蔵法師:夏目 雅子
沙悟浄:岸部シロー
猪八戒:西田 敏行
ナレーション:芥川隆行





 そのほか BS12では、ドラマありがとうも放送中です。

  キャスト
水前寺清子、山岡久乃、石坂浩二、岡本信人、水野哲、大空眞弓、井上順、児玉清、乙羽信子、沢田雅美、奈良岡朋子


コメント (2)
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国鉄時代 小中駅周辺

2025-04-12 08:00:01 | 国鉄 足尾線
 No.235-25 1988.5.3 6:45 720D 105mm、F8-11、1/125sec

 小中駅を発車する上り一番列車。 この日は休日だったので、小中駅からの 通勤・通学者の姿はありませんでした。
 列車は 青白い排気を吹上げると、春の野辺を元気に走り出しました。



 No.248-01 1988.9.25  ひので小学校(gooブログ検索)

 杲(ひので)小学校。 毎年、9月の最終日曜日が運動会でした。 校庭の南側(線路側)に桜の木があり、開花期には カメラを持った人たちが集まっていました。
 2001年(平成13年)3月閉校。 画家・詩人の 星野富弘 さんの母校でもあります。



 No.108-18 1985.7.21 12:06 723D 70mm、F5.6-8、1/250sec

 ひので小学校の対岸。 道路から 渡良瀬川に下りられる小路があり、水遊びの子供たちの姿を 時折り見かけました。



 No.76-17 1984.11.4 9721D 70mm、F5.6、1/500sec

 桐生-神土間を往復する 休日運転の列車。 普段は3両で走りますが、新緑と紅葉の季節には4両で運行。 松島橋にて。



  No.118-24 1985.11.3 9:10 9726D 45mm、F8-11、1/60sec

 小中川橋梁。 上流7kmほどの所に 小中大滝 があります。 遊歩道のワイルドな橋を渡り、落差96mの、涼味満点の大滝を眺められます。
   観光ガイド  じゃらん 小中大滝



 No.174-13 1987.3.8 10:55 5790レ 80mm、F8、1/250sec

 第一神土トンネルを抜け、連続下り勾配を行く 硫酸タンク車。




 こうして小中駅周辺の写真を並べて見ると、秋の風景ばかりだったと 改めて感じました。 実りの秋と 里山の風景を、無意識のうちに求めていたのかも知れません。



 No.119-0 1985.11.3 13:52 1792レ 105mm、F5.6、1/250sec

 国道沿いの畑から 上り貨物列車を後追い。



 No.117-3 1985.10.13 11:50 1790レ 105mm、F4、1/250sec

 一つ上の写真の、通過地点の上り貨物列車を、反対側から撮影。



 No.119-26 1985.11.9 10:57 1790レ 135mm、F5.6-8、1/250sec

 さらにその、通過地点にいる上り貨物列車を、反対岸から撮影。 動画でパンさせながら写すのに向く撮影ポイントです。



 No.119-27 1985.11.9 10:57 1790レ 110mm、F5.6-8、1/250sec



 No.267-19 1989.1.22 12:45 9726D 70mm、F8、1/125sec、ブラウンフィルター使用

 下松島橋。 現在は赤く塗られています。 吊り橋です。 小中駅から南に徒歩1~2分。
    google 下松島橋



 No.78-24 1984.11.23 8:55 9721D 43mm、F5.6-8、1/500sec

 下松島橋から東に少し行った 林の間から、ひので小学校が見えていました。 現在は建物は無く、更地です。
 小学校に通う生徒たちも、毎日 吊り橋を渡っていたのかも知れません。



 No.213-22 1987.11.8 8:51 9721D 80mm、F8-11、自動露出

 小夜戸地区。 国道沿いの雑踏から離れた、静かな地域です。 撮影の合い間、時々、クルマの中でお昼寝してました。
 畑の周辺に柿の木が多くあり、農家の軒先には干し柿がノレンのようにぶら下がっていました。 近年では 曼珠沙華の花や、ハナモモ祭りで 地域を盛り上げています。



 No.251-35 1988.10.23 11:15 石造五重塔 50mm、F8-11、1/60sec

 勢多郡東村(現在 みどり市)には、足尾銅山の銅を江戸まで運ぶ あかがね街道 がありました。 馬に乗せて、宿場をリレーします。
 その道は一本に限られていた訳ではなく、渡良瀬川の南側の 小夜戸地区にも、馬頭観音庚申塔 を見る事ができました。
 花輪地区と水沼地区を結ぶ新道建設のため、小さな石碑はどこかに片付けられてしまいました。 ずっと残る物だと思っていたので、写真には撮っていません。



 No.251-36 1988.10.23 11:20 摩利支天像 35~70mm、F11-16、1/60sec



 No.249-34 1988.10.10 12:50 石碑 60mm、F11-16、1/60sec

 小中駅に近い線路端に、庚申塔などの石碑が。 ここが 旧 あかがね街道 だったのでしょうか?



 No.252-0 1988.10.23 12:02 723D 90mm、F11、1/125sec



 No.238-8 1988.5.8 7:16 721D 135mm、F5.6-8、1/250sec



 No.272-5 1989.2.11 14:19 725D 70mm、F8-11、1/125sec、ブラウンフィルター使用

 小中駅に到着した 下り列車。 飾り気のない冬枯れた風景が 足尾線らしさとも。



 No.119-4 1985.11.3 14:04 小中駅 50mm、F5.6、1/250sec



 No.177-15 1987.3.29 6:46 720D 80mm、F3.8、1/125sec、ハーフNDフィルター使用

小中駅を発車する上り一番列車。 この列車を写すには、自宅を朝5時には出ておかないとなのです。 いつもの事です。
 いえいえ、そんな事よりも、この日が 足尾線貨物列車の最終運転日 になってしまいました。
 この後、足尾駅に直行です。。。

   過去記事  貨物列車 最終運転日 1987.3.29


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あしおトロッコ館 開館 & 足尾駅保存車両 一般公開のお知らせ

2025-04-07 08:00:01 | あしおトロッコ館 イベント
 5月4日(日)10:00~16:00、わたらせ渓谷鉄道 足尾駅構内にて、保存車両の一般公開を行います。 入場無料、車掌車の体験乗車も無料です。

 駐車場はありません。 わたらせ渓谷鉄道利用促進活動の一環ですので、公共交通機関をご利用ください。  《 企画:一般社団法人 あしおトロッコ館 》




 国鉄時代、足尾駅構内にて貨車入替えに使用していた機関車
   関連する過去記事  国鉄時代 足尾駅周辺 1
   国鉄足尾駅 貨物列車 最終運転日 1987.3.29



 現存する唯一の 古河鉱業の硫酸タンク車



 ヨ8000
車掌車の室内を見学出来ます。 車掌車のデッキに立って見る景色は 思わず笑顔に (^^;




 暫定開業の あしおトロッコ館 の開館日は 4月29日(火)からです。
 館内の整備にはまだまだ時間を要するのですが、開館して欲しいと言う要望にお応えし、暫定開業いたします。

 ○ 開館日
土曜・日曜・祝日

 ○ 入館料
大学生・大人:500円
小・中・高生:300円
未就学児、障害者手帳をお持ちの方 及び付き添い者一名は無料

 ○ 開館時間
10:00~16:00 (15:30受付終了)




 通洞駅から あしおトロッコ館までのルート( 距離:300m )

 徒歩のルートは 赤線で示した3つがあります。

 ・左のルートは しゃ断器も警報器も無い踏切を渡ります。 列車の接近にご注意下さい。 また、雨の日はぬかるんでおり、雑草もあります。
 ・中央のルートは かつてガソリンカーが走っていた路地裏通りです。 日光市営バスのバス停横から階段を上り、踏切を渡ります。
 ・右のルートは 昭和の町並みを歩きます。 階段を上り、踏切を渡ります。

 マイカーのルートは 緑線で示します。 市道から斜路を上り、踏切を渡ると 市営無料駐車場に出ます。 40台程のスペースがあります。 観光バスも入場出来ますが、予めご連絡下さい。


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国鉄時代 神土駅周辺

2025-04-05 08:00:01 | 国鉄 足尾線
 No.74-25 1984.10.21 🔹あしお号 70mm、F5.6、1/500sec

 神土(ごうど)駅にて。 12系客車6両編成の団体列車。
 地名は 神戸(ごうど)と書きますが、山陽本線の 神戸(こうべ)駅 と区別する為、神土駅と表記していました。
 わたらせ渓谷鐵道 へ移行後は、神戸(ごうど)駅 と改称しています。
   参考資料  ごうど駅(PDF)



 No.101-2 1985.5.5 1792レ 80mm、F4-5.6、1/500sec

 全長5242mの 草木トンネル を抜ける 上り貨物列車。 右上に見えるのが 草木ダム です。 草木ダムの完成は1976年。 治水と発電を担います。

 ダムの建設に伴い、足尾線のルートが変更されました。 神土駅と沢入駅の間に 草木駅 がありましたが、現在は湖の中です。
 蒸気機関車 C12 の運行を終了させ、ディーゼル機関車に移行した事で、長大トンネルの建設が可能になったのです。



 No.139-25 1986.5.25 9:41 726D 110mm、F5.6、1/250sec

 草木ダム管理所 近くからの眺め。 高低差140mです。
 ルート変更する前の線路は、右下の林の中を走っていました。 現在は遊歩道になっており、琴平トンネル や石積みの擁壁などを見ることが出来ます。



 No.282-8 1989.4.9 14:40 遊歩道 35mm、F11-16、1/60sec

 遊歩道になった 線路跡 です。 小さな橋を渡ると 桜の公園に続きます。
 写真の右にある階段を登ると ダムの上に出て、富弘美術館まで歩けます。



 No.161--1 1986.11.23 10:51 1790レ 210mm、F8、1/250sec

 草木トンネルを抜け、神土駅へと向かう上り貨物列車。 近年ではこの付近は 桜と花桃が植えられ、好撮影ポイントになっています。



 No.99-25 1985.4.29 1793レ 140mm、F4-5.6、1/500sec

 ゆったりとしたカーブが魅力の神土駅。 今日の1793下り貨物列車は、4両のトキと車掌車を牽いています。 その日の輸送量に応じて、重連にも、運休にもなる列車です。

 1793貨物列車は 高崎操車場 始発[仕業番号 A21]です。 補機が必要な場合は、桐生機関区より[仕業番号 A22]が前補機になります。

 神土駅は平成元年の わたらせ渓谷鐵道への移行後、桜と花桃の名所とされ、4月には 花桃まつり が開催されます。 鉄道利用促進のイベントなので、鉄道利用をお願いします。 駐車場には露店が並ぶので、マイカーの乗り入れは出来ません。



 No.156-20 1986.10.18 11:32 1793レ 210mm、F4、1/500sec

 この日の1793下り列車は、機関車だけの単行運転でした。 運休しなかった理由は、折り返しの1792上り貨物列車の設定があったから。
 1793列車はこの駅でのすれ違い列車が無いので、走行したまま 車掌が タブレット の授受を行います。 プラットホームには、それを見守る駅長の姿。



 No.135-18 1986.4.29 10:20 🔹童謡の里号 35~70mm、F4-5.6、1/250sec

 童謡ふるさと館 への団体客輸送に キハ40系気動車 2両が神土駅まで走りました。
 乗務員がヘッドマークの前で記念写真を撮っていましたが、プレートを付け替える前に 写させてもらいました。



 No.116-32 1985.10.13 🔹いもほり列車 35~70mm、F5.6-8、1/250sec、ハーフNDフィルター使用

 乗客は全員 小中駅で降り、付近の観光農園へ。 列車は神土駅で待機です。
 キハ20系 だけで揃えた4両編成。 5年間の足尾線集中撮影で、このような贅沢な編成を見たのは、この時が最初で最後です。



 No.277-14 1989.3.26 9:43 724D 80~210mm、F5.6、自動露出

 2番線に停車中の上り普通列車。 駅長とタブレット交換する運転手。 車掌ではなく、運転手の仕事です。

 跨線橋には、わたらせ渓谷鐵道への移行を応援する横断幕が張られています。 横断幕は随所に見られました。



 No.277-16 1989.3.26 9:43 724D 80~210mm、F5.6、自動露出

 ゆっくりと走り出す列車を見送る駅長。 724D列車は神土駅でのすれ違い列車が無いので、すぐに発車できます。



No.154-6 1986.10.9 12:08 723D 210mm、2倍テレコンバーター、F8、1/125sec

 草木ダム管理所近くから 第二神土トンネル を望遠レンズで望む。 2Km以上離れていますが、湿度が高く無かったので、車種が分かる程度には写せました。



 No.76-22 1984.11.4 11:00 1790レ 35mm、F5.6、1/500sec

 神土駅を出て 第二神土トンネルに入る 上り1790列車。 川の南側の道路は建設中で、ダイナマイトで岩を削って伸ばしていました。 小夜戸地区まで通り抜けるのは、それから何年も経ってからです。



 No.76-9 1984.11.3 9:46 726D 50mm、F4-5.6、1/500sec

 文化の日でも 道路工事をしていました。 作業の邪魔にならないよう、急斜面を下って河原から撮影。 思いがけず、好撮影地でした。
 726D列車は2年後に724Dに改番する列車です。



 No.101-0 1985.5.5 13:37 1795レ 105mm、F3.8、1/500sec

 初夏の汗ばむ日差しに、青葉が輝きを増しています。 第一トンネルと第二トンネルの間に、小さな沢が見えています。
 トンネルの向こうから 重連の機関車が近づいて来るのが、重低音と地面の振動でわかりました。 不意に、トンネルの手前で 警戒吹鳴(すいめい)。 さらに、補機の 呼応吹鳴。
 警笛の余韻も乗せて、今日の機関士たちはノッてます!



 No.279-29 1989.3.28 22:45 上り 回送列車の光跡 70mm、F4、30sec

 足尾線 最後の日。 下り 733D 最終列車 の折り返し列車。 言うなれば、時刻表に載っていない列車
 本来なら 足尾駅で停泊し、翌日の上り列車として運転される車両ですが、この日ばかりはその必要がありません。
 営業運転を終了し、桐生機関区へと帰って行きます。

 一番線ホームには、翌日開業する わたらせ渓谷鉄道 のための設備改修工事が 慌ただしく行われています。
 上り回送列車は わずかな運転停車ののち、ゆっくりと 神土駅を出て行きました。 プラットホームには「ごうど」の駅名標が ひっそりと立っていました。

 足尾線 最後の日。 時おり小雨の降る 寂しい一日でしたが、2本の団体列車が走り、どの列車も乗車率は100%を超え、足尾駅には数百人の鉄道ファンで賑わいました。
 夜の神土駅のホームのはずれに 一人で立っていると、そばを流れる 渡良瀬川の川の音が聴こえるのに 初めて気が付きました。 今まで何度も訪れていたはずなのに。

 5年間の足尾線撮影の、最後の一枚が この写真です。。。


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国鉄時代 沢入駅周辺

2025-03-29 08:00:01 | 国鉄 足尾線
 No.174-11 1987.3.8 10:39 5790レ 80mm、F8、1/250sec

 第一渡良瀬川橋梁。 草木ダムの建設に伴い、国鉄足尾線の沢入駅-神土駅間が 経路変更されしました。 全長5kmを超えるトンネルが作られ、それに直結する形で この鉄橋が建設されました。 旧線路跡は渡良瀬川の右岸に わずかに残っています。



No.134-12 1986.4.27 12:31 723D 80mm、F5.6、1/125sec、PLフィルター使用

 沢入駅の対岸、南西寄りには、水道公園がありました。 桜並木の散策路が広がっていました。 現在は、ファミリーオートキャンプ場になっています。



 No.134-7 1986.4.27 10:46 1790レ 210mm、F5.6-8、1/250sec

 公園からの鉄橋の眺め。 天狗巣病にかかった桜が目立ちます。 モサッとした枝が伸び、花が咲く前に葉が茂り、衰弱していきます。
 40年前、国内の桜公園の大半は感染していて、荒れ放題だったのを覚えています。



No.134-4 1986.4.27 10:21 上り 🔹臨時列車 60mm、F11、1/60sec、ストロボ発光

 この日、ダイヤ的にあり得ない時間に臨時列車が設定されました。 今日は変則的なダイヤになるのだろうと、予測できます。



 No.134-5 1986.4.27 10:44 1790レ 60mm、F11-16、1/60sec、ストロボ発光

 沢入駅と隣の神土駅は一つの閉塞区間です。 「一区間一列車」が原則なので、先行した上りの臨時列車が神土駅に到着しないと、次の上り列車は沢入駅を発車出来ません。
 通常より10分ほど遅れて、1790貨物列車が発車しました。
 ローカル線とは言え 一つの列車の遅れは全体のダイヤの乱れにつながります。 さて、どう収束するのやら。



 No.62-25 1984.8.14 沢入(そおり)駅 50mm、F4-5.6、1/250sec

 国鉄/JR時代は そおり駅 と読んでいましたが、わたらせ渓谷鉄道になってから、そうり駅 と読むようになりました。
 そして駅舎も、現在は 郵便局併設の建物として 建て替えられています。



 No.134-16 1986.4.27 14:03 728D, 1795レ 70mm、F8-11、1/125sec

 1795下り貨物列車が定刻に沢入駅に到着しました。 どうやらこの日は、1793/1792貨物列車が運休だった為、ダイヤの乱れは解消したようです。
 タブレットを交換し、出発信号は青。 728Dの車掌と駅長が見送り、1795貨物列車発車。



 No.134-20 1986.4.27 14:04 728D 70mm、F8-11、1/125sec

 風の無い うららかな春の一日。 ディーゼルエンジンの回転を上げて、のどかな山あいの駅を走り出します。



 現在の沢入駅は、7月に アジサイ祭りが行われ、露店も出て賑わいます。
 上の動画は イルミネーション 点灯式 の様子(一部抜粋)です。 背後に列車が通過して行きます。



 No.253-21 1988.10.28 14:46 上り 🔹トロッコ列車 110mm、F4、1/125sec

 10月28日は 群馬県民の日 です。 群馬県内の学校は休日で、JR線は県内は 定額乗り放題 です。
 なので、トロッコ列車も運転。 紅葉には少し早い沿線の風景を楽しんで戴きましょう。



 No.163-22 1986.12.28 14:07 726D 90mm、F4、1/125sec

 奥に見える建物は 沢入小学校 です。 のちに 沢入国際サーカス学校 として使われてきました。 2022年に神戸駅最寄りの 旧東中学校体育館 に練習拠点を移し、この沢入小学校の校舎は取壊し予定です。



No.109-3 1987.7.25 10:38 1790レ 35mm、F5.6、1/250sec、PLフィルター使用

 濃硫酸を載んだタンク車が山を下って行きます。 列車はこの先、全長5242m、高低差140mの 草木トンネル に入ります。 1973年完成で、当時の在来線では最新の スラブ軌道 が採用されています。
 トンネルの中間地点に避難脱出口があるらしく、富弘美術館の近くに出られるこのこと。



 No.106-23 1985.6.30 10:38 1790レ 210mm、F4、1/125sec

 トンネルの向こう側から風が流れると、トンネル内の湿った空気が外に押し出されます。 その瞬間、相対湿度の違いから霧が発生し 滞留します。 梅雨時にときどき見られる 不思議な現象です。。。


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AI生成 歌謡曲

2025-03-25 17:21:30 | テレビ・YouTube
 AI生成 による音楽が YouTube に溢れ出しました。

 もはや、歌手も演奏家も、作詞家も作曲家もいらない世界です。 楽譜も書けず、ピアノもギターも弾けなくても、誰でも楽曲を作れてしまう時代です。

 どこかで聞いたことがあるようなセリフも多いですが、シングルカットしても良いような、軽快な曲もあります。
 にしても、時代の変化が速すぎて、気後れしてしまいます。



 Soulful Soundさんの作品 【𝐏𝐥𝐚𝐲𝐥𝐢𝐬𝐭】聞いたら絶対好きになる! 何度でも聴きたくなる邦楽バラード|癒し&感動の旋律|勉強・睡眠・リラックスに最適|治癒日語情歌推薦


2025.3.27~28  AI博覧会 東京都立産業貿易センター浜松町館 4F・5F展示室


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国鉄時代 足尾線 県境付近 2

2025-03-22 08:00:01 | 国鉄 足尾線
 No.100-13 1985.5.3 5794レ

 DE10型ディーゼル機関車 の運転席からの前後の視認性の良さは、この写真で分かります。 と言うか、後ろから丸見えで、監視されてるみたいで ちょっとやり難そう。
 DE10型の軸配置は A-A-A-B の5軸。 曲線通過性能に優れ、足尾線に打って付けの機関車と言えます。



No.137-24 1986.5.4 14:08 1795レ 45mm、F5.6-8、1/125sec、ストロボFP発光

 足尾線内の最急曲線R=144mの 通称:坂東カーブ を行く貨物列車。
 渡良瀬川の対岸からの好撮影ポイント。 国道から急な坂を降りる小路がありましたが、現在は通り抜け出来ません。



 No.138-9 1986.5.5 13:54 728D 35mm、F5.6-8、1/250sec、ハーフブラウンフィルター使用

 河原には、明るいグレーの 御影石 が広がっています。 逆光で眩し過ぎるので、薄茶色のハーフフィルターを使って、下半分の光量を落とします。



 No.78-7 1984.11.11 1795レ 80mm、F4-5.6、1/125sec

 坂東カーブは落石の危険性があり、コンクリート擁壁で固められています。 その上にネットが張られ、電線が通っています。 落石で電線が切断されると、非常停止信号が作動する仕組みです。



 No.101-37 1985.5.17 10:32 1790レ 105mm、2倍テレコンバーター、F8、1/250sec

 坂東カーブの少し桐生寄りの地点。 落石を知らせる 特殊信号発光機( 俗称:クルクルパー )が見えます。 ちょうどここで、線路を巡回する保線区の方に合いました。 平日に有給休暇を取って来た甲斐がありました。
 この頃の私は、鉄道の保線機械の設計・製造の仕事をしていて、在来線や新幹線の夜間作業にも立ち会っていました。 線路端が自分の居場所のような、変な感覚を持っていました。




 石積みの切通しの急カーブ。 この石積みには びっしりと苔が生えていて、すぐ近くから見上げると、新緑の草原のような世界が広がって見えます。
 カーブの先から ひょっこり キハ20 がやって来ました。
 線路の張り出しを防止するため、枕木を突っ張り棒として使ったり、ガイドレールを設置したり。 レールのふく進防止に アンチクリッパー を取付けるなどしています。

 足尾線で使っているレールのほとんどは 他線区の発生レール(中古品)です。
 37kgレール、40N、50kg、50PS。 更には、東海道新幹線 で初期に使用していた 50Tレール までありました。
 37kgレールと50kgレールとでは、高さは30mmも違います。 それが すごい形の継ぎ目板でつながれていました。 締結装置も多種ですし、レール交換などの保守は苦労したと思います。
 どのレールも、レール踏面は ツルツルのペッタンコだった記憶があります。



 No.119-15 1985.11.4 14:45 725D 135mm、F4-5.6、1/250sec

 名越トンネルを抜けてやって来る列車を写そうと思いましたが、樹木にたくさんのツタが絡まっていたので断念。 通過する列車を後追い撮影。
 紅葉の風景は 順光で写してはいけないと言う見本。



 No.160-9 1986.11.10 14:47 725D 70mm、F16、1/60sec

 名越トンネル を抜けてやって来た下り列車。 前の年、左の枝にたくさんのツタが絡んでいたので、時間をかけて払っておきました。 そして、一年後に撮影。
 秋の日の光線状態は この時間の列車しか チャンスがありません。



 No.186-18 1987.5.17 🔹トロッコ列車

 沢に架かる小さな鉄橋を行くトロッコ列車を流し撮り。 風とたわむれる 白い服の少女が、偶然にも良い位置で写ってくれました。
 40年近くも前に写した写真です。 どんな人生を歩んだのかなぁ。
 私の心の中では、いつまでも 可愛らしい少女です。。。


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国鉄時代 足尾線 県境付近 1

2025-03-15 08:00:01 | 国鉄 足尾線
 No.160-26 1986.11.16 13:21 5792レ 135mm、F5.6-8、1/125sec

 栃木県と群馬県の県境にある 笠松トンネル を抜ける上り貨物。 日に3往復する貨物列車の内の2往復目。 その日の輸送量によって、運休にも重連運転にもなる 気の置けない列車です。
 今日は身軽に山を下って行きました。



 No.160-1 1986.11.10 13:23 5792レ 135mm、F11-16、1/125sec

 笠松トンネルから1km程の所にある 吉ノ沢架樋(かけひ)。 枯れ沢に架けられた雨樋(あまどい)の様なもので、まとまった雨が降った時に、雨水や土砂が流れていきます。
 足尾線にとって とても重要な建造物なのです。




 No.100-7 1985.5.3 13:52 728D 210mm、F4、1/500sec

 国鉄足尾線の時代、吉ノ沢架樋の少し足尾寄りの所に、写真の様な建造物がありました。
 上空からの落下物から列車を守るような形状をしていますが、用途は分かりません。 いつの間にか撤去されています。



 No.100-8 1985.5.3 14:11 1795レ 135mm、F3.8、1/500sec

 カーブの外側の安全な場所から撮影しています。 少し盛り上がった場所に三脚を立てているので、旅客列車の乗客と同じ目の高さになってしまい、目が合うと ちょっと気恥ずかしい撮影ポイントです。



 No.160-4 1986.11.10 13:54 726D 70mm、F11-16、1/125sec

 渡良瀬川の谷間を縫うように、くねくねと伸びる線路。 崖を切り開き、見通しの悪い急カーブが続きます。
 ひとたび大雨が降れば、土砂流出、がけ崩れ、倒木、軌道狂いなどの災害が懸念されます。



 No.100-10 1985.5.3 725D 35mm、F4、1/250sec、ストロボFP発光

 私が足尾線の撮影を始めた昭和59年頃、災害で流失した鉄橋が この辺の河原に転がっていたのを見ています。 デッキタイプのもので、サビだらけでした。
 撤去しようにも作業車が入れるような場所では無く、しばらく放置されていました。



 No.78-5 1984.11.11 待避禁止 70mm、F8-11、1/60sec

 橋梁や軌道の狭くなっている場所には、待避禁止の表示が随所にありました。 列車のダイヤを確認し、足早に通り過ぎます。
 線路内立ち入りは禁止なので、撮影は安全が充分確保された場所から行いますが、移動には線路脇を歩かなければならない時もありました。



 No.78-4 1984.11.11 水のみ所 70mm、F8-11、1/60sec

 小さな沢すじが線路脇の所々にありました。 中には 塩ビ管で水が飲めるようになっている所もあり、湯吞み茶碗が置いてあったりしました。
 保線区員の仕事は大変ですから、一息つく場所も必要なのです。



 No.102-20 1985.5.17 サル 210mm、2倍テレコンバーター、F8、1/250sec

 ときどき出会います。 エサを物色しながら移動するサルの群れ。 少し離れた所からじっと見つめているのがボスザル。
 並行する道路がなく、山と谷に挟まれた線路ですれ違うしかありません。
 中には注意力散漫で 人間のすぐ近くまで来ても気付かない者もいて、びっくりしてギャアギャア鳴きわめいたりします。
 ボスザルとの信頼関係を保つため、急な動きはせず、威嚇もしません。 サルたちは遠巻きにして山の斜面を登り、通り過ぎて行きました。



 No.119-34a 1985.11.9 13:53 728D 110mm、F5.6-8、1/250sec

 線路の吹き溜まりに積もった落ち葉は、列車の風圧程度では舞い上がらないです。 足で蹴散らしてフワフワに盛り上げて、列車の通過を待ちます。
 テールランプは点いていませんが、後追い写真です。 動画でないと伝わらないのが残念ですが、舞い上がった落ち葉たちは列車の後を追って、彗星の尾のように流れていきました。



 No.139-16 1986.5.18 14:07 1795レ 135mm、F5.6、1/250sec

 この区間を歩く時、好きな季節は夏でした。 気温の上昇でレールが伸び、レールの移動する音が キーン、キーン、キーン、キーンと、遠くまで連鎖していくのです。
 かげろうの立つ 夏草の線路に、マクラギに撒かれた防腐剤の独特なニオイ。 撮影の合い間に駆け込む 沢すじの木陰。
 冷房が無く、大きく開け放った窓の気動車の様。 そんな一つひとつが足尾線の記憶です。



 No.102-16 1985.5.17 1795レ 135mm、F5.6-8、1/250sec

 振り向いて、ちょっと見下ろしぎみに お見送りです。 鉱石運搬貨車のほか、硫酸タンク車も1両連結しています。 この子も 浜川崎操車場 から連結されていると言う事なのでしょうか?



 No.78-3 1984.11.11 12:36 723D 80mm、F5.6、1/250sec

 40年前、列車は日中はヘッドライトを点灯させて走る習慣はありませんでした。 笠松トンネル脇のスペースに三脚を立て、ヘッドライトを点けてトンネルに進入するタイミングで撮影。



 No.162-20 1986.12.13 12:34 723D 80mm、F5.6-8、1/250sec

 1つ上の写真の場所を 国道沿いから写しています。 午後になると日差しが回ってきて、光線状態は良くなります。
 渡良瀬川の水量が少ない時は、飛び石越えに渡渉できますが、おススメはしません。



 No.183-10 1987.4.29 11:55 マヤ検 下り 300mm、F8、1/250sec

 年に一度は珍客が訪れます。 9793貨物列車のスジで運転されました。。。


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テレビ・乗れない鉄道に乗ってみた!

2025-03-12 08:00:01 | テレビ・YouTube
 次回の BSテレ東 乗れない鉄道に乗ってみた! は、福島臨海鉄道 安中貨物東邦号 です。

 間もなく運行を終了する安中貨物・東邦亜鉛の 赤茶色のタンク車の、見納め映像です。




 64 dendenさまのYouTube動画 【全区間追跡】さらば名物列車「安中貨物」- 東邦亜鉛 鉱石輸送(福島臨海鉄道 小名浜・泉→安中) を掲載されて頂きました。


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