落ち葉の上に「ウスタビガ」の繭が落ちていました。
可哀想に・・・家に持ち帰って直してみよう。
なるべく衝撃を与えないように、そっと、そっと。
でも、この時点でもう私は間違っていたのです(笑)
小枝に糸でしばって木にぶら下げておこうかな。
たぶん、やってる人がいるだろうから
ネットで調べてみよう!
「ウスタビガ」「マユ」で検索。
そして、生まれて初めて知ったんです。
この繭がすでに空っぽだってこと!!!
うそ、うそ。
だって出口がないよ。
「ウスタビガ」「羽化」で再び検索。
すると、カンガルーの子どもみたいに繭から顔を覗かせている
衝撃的な画像がありました!
え~~~、まさかそこから出るとは~(@_@)
そうとも知らずに、私は先日こんなアホな事をしていました。
枝が折れて木に引っかかっていた繭を
その辺に生えていたツルで木に縛りつけて
「頑張ってね!」って(´ー`)
ああ、恥ずかしい・・・
冬にぶらさっがっている繭が空なのは常識なのか?
周りのみんなに聞こうと思ったのですが
ウスタビガに興味がある人を誰も思いつかないので
母に聞いてみたら「え~、うそ、だって出口がないじゃない」って
私と同じ反応でした(笑)
この世は、不思議と驚きと、知らない事で満ち溢れる「ワンダーランド」だと
あらためて思った出来事でした(^^)
せっかくなので、持ち帰った繭を開いてみました。
私が何度もカパカパ開いたので、この写真では
口が閉じていないのが分かりますが、拾ったときはピッチリ閉まっていました。
繭の底には穴が開いています。
上部が閉じていないので、水抜きの穴があるそうです。
知れば納得ですが、ずっとこの穴が不思議でした。
手品の種みたいな(笑)構造の出口です。
サナギの抜け殻が入っていました。
この狭い空間で殻を脱いで、出口をこじ開けて羽化するの
きっと大変だろうなぁ・・・
***************************************************
以前みつけた「ヤママユガ」の繭を思い出して
写真を探してみました。
1月の初め頃。
穴が開いていて、ここから出たんだなと分かりました。
でも、ヤママユガの成虫は口が退化しているのに、いったいどうやって?
調べてみたら、食べることはできないけど口はあって
そこから酵素の液体を出して、繭を溶かして出てくるそうです。
ウスタビガも大変だけど、ヤママユガの羽化も大変ですね。
こちらは9月中旬に見つけた繭です。
もしかしたら、まだ中にサナギがいたのかも。
羽化が秋って知っていたら観察できたのに、残念です。
10月の中旬、道を歩いているヤママユガとばったり出会いました。
車に轢かれるといけないので、神社まで連れて行って放しました。
触覚がすごい。
きれいなオスです。
しばらくして今度はメスを見つけました。
弱っていて、死にそうでした。
成虫になってからは餌も食べずに交尾の相手を見つけ
卵を産んで、1週間くらいで死んでしまう蛾の人生って・・・
人間の私は可哀想とか考えてしまいますが
それがこの生き物の自然な姿なのでしょうね。
今年はチャンスがあったら、繭から出てくる蛾の様子を観察してみたいです(^^)
可哀想に・・・家に持ち帰って直してみよう。
なるべく衝撃を与えないように、そっと、そっと。
でも、この時点でもう私は間違っていたのです(笑)
小枝に糸でしばって木にぶら下げておこうかな。
たぶん、やってる人がいるだろうから
ネットで調べてみよう!
「ウスタビガ」「マユ」で検索。
そして、生まれて初めて知ったんです。
この繭がすでに空っぽだってこと!!!
うそ、うそ。
だって出口がないよ。
「ウスタビガ」「羽化」で再び検索。
すると、カンガルーの子どもみたいに繭から顔を覗かせている
衝撃的な画像がありました!
え~~~、まさかそこから出るとは~(@_@)
そうとも知らずに、私は先日こんなアホな事をしていました。
枝が折れて木に引っかかっていた繭を
その辺に生えていたツルで木に縛りつけて
「頑張ってね!」って(´ー`)
ああ、恥ずかしい・・・
冬にぶらさっがっている繭が空なのは常識なのか?
周りのみんなに聞こうと思ったのですが
ウスタビガに興味がある人を誰も思いつかないので
母に聞いてみたら「え~、うそ、だって出口がないじゃない」って
私と同じ反応でした(笑)
この世は、不思議と驚きと、知らない事で満ち溢れる「ワンダーランド」だと
あらためて思った出来事でした(^^)
せっかくなので、持ち帰った繭を開いてみました。
私が何度もカパカパ開いたので、この写真では
口が閉じていないのが分かりますが、拾ったときはピッチリ閉まっていました。
繭の底には穴が開いています。
上部が閉じていないので、水抜きの穴があるそうです。
知れば納得ですが、ずっとこの穴が不思議でした。
手品の種みたいな(笑)構造の出口です。
サナギの抜け殻が入っていました。
この狭い空間で殻を脱いで、出口をこじ開けて羽化するの
きっと大変だろうなぁ・・・
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以前みつけた「ヤママユガ」の繭を思い出して
写真を探してみました。
1月の初め頃。
穴が開いていて、ここから出たんだなと分かりました。
でも、ヤママユガの成虫は口が退化しているのに、いったいどうやって?
調べてみたら、食べることはできないけど口はあって
そこから酵素の液体を出して、繭を溶かして出てくるそうです。
ウスタビガも大変だけど、ヤママユガの羽化も大変ですね。
こちらは9月中旬に見つけた繭です。
もしかしたら、まだ中にサナギがいたのかも。
羽化が秋って知っていたら観察できたのに、残念です。
10月の中旬、道を歩いているヤママユガとばったり出会いました。
車に轢かれるといけないので、神社まで連れて行って放しました。
触覚がすごい。
きれいなオスです。
しばらくして今度はメスを見つけました。
弱っていて、死にそうでした。
成虫になってからは餌も食べずに交尾の相手を見つけ
卵を産んで、1週間くらいで死んでしまう蛾の人生って・・・
人間の私は可哀想とか考えてしまいますが
それがこの生き物の自然な姿なのでしょうね。
今年はチャンスがあったら、繭から出てくる蛾の様子を観察してみたいです(^^)