風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

こっちにおいで~(^o^)丿

2019年02月13日 | 散歩
今朝もどんより曇り空でした。
お日様が恋しいなぁ・・・
そんな空の下でも、花が咲いているのを見ると
気持ちが暖かくなります。


これ、チンゲンサイの花です^m^

白菜、キャベツ、水菜に人参・・・
人参の花なんて、レースみたいで本当にきれいです!
これからだんだん、近所の畑が花園になっていくのが楽しみです。

ブロッコリーの花もきれいなんです。
でも、これは咲く前に食べられるだろうな。


畑を眺めていたら、山のほうから鳥の鳴き声がしました。
「ケキョケキョ、ケケ・・」
えっ?もしかしてウグイス??早くない?

鳴き声に呼ばれるまま、歩いていくと、やっぱりウグイスの声でした。
鳴き始めの「ホー」はまだ発声できていなくて
ケキョケキョだけですが、「初鳴き」が去年より一ヶ月近く早く聴けました。

歩道に引き返しかけて、ふと地面をみると「クジラ」がいました(笑)

見たことがあるような、ないような。何だろう?

指先でつついて、辺りを見回したら
少し離れた畑の柵に、仲間がいっぱいぶら下がっていました。


ヘチマでした!夏には気がつかなかった~
もしこれがこの木になった実だったら・・・めちゃめちゃ興奮しただろうな(笑)


ヘチマを見てからまた歩き出したら、今度は地面にカマキリの卵が落ちていました。
草と一緒に刈り取られてしまったみたい。


この卵は、中身が空っぽじゃないって知っていたので(笑)
近くに生えていたツルをちぎって、木の枝に括り付けました。


そのツルの切り口が凄くヌルヌルしていて、うわ~と思い、よく見たら
「ビナンカズラ」のツルでした。
この枝から出るねばねばした液を、昔は整髪に用いたので「美男カズラ」とうい名前が付いたそうです。
知ってはいたけど、枝を剥いでまで「ねばねば」に触った事がなかったので
偶然にも知識と体験が出会った、嬉しい体験でした(^.^)

ウグイスの鳴き声に「おいで~」と呼んで貰って
色んなものを見て、知ることができました。
今日も一日、ありがとうございました(#^.^#)

種コレ

2019年02月12日 | いきものとか植物とか、いろいろ
テイカカズラの種がひと粒ずつ、鞘から脱出しています。


種には鞘を押し広げる力がないから、ひたすら鞘が乾燥するのと
車の乗り降りの時にドアから入る風を頼りに、本当にちょっとずつ出てきています。


毎日見てると、なんだか生きてるみたいに思えてきて(生きてるけど)
種を飼っているような気持ちになってきました(笑)

みんな頑張ったね~

先日見つけた「ボダイジュ」の種もコレクションに仲間入り。


それから、友だちを迎えに行ったとき駐車場で見つけた「タンキリマメ」の種。


たくさん成っていたので、貰ってきました。
可愛いなぁ


フジの鞘は変化なし。
最近天気が良くなくて、車内の温度が上がってないからかな。

今日も曇ってきて、寒い日です。
でも、元気に一日過ごします(^^)

桜井寺

2019年02月11日 | お出かけ
すごく久しぶりに会うのに、つい最近会ったような気がする・・・
友だちと岡崎市にある「桜井寺」へ行ってきました。
人里離れた山奥にある、静かなお寺です。


お寺の山にはミニお遍路さんや、伝説の井戸があります。


空海が杖を突き立てた所から清水が湧いたと言われている「桜の井戸」


15分くらい石段を登った頂上には、薬師堂と鐘楼があります。




一度下山してから、今度は「修行大師尊像」がある山道を見に行きました。


入口の石像の台座には「二才」という文字。

弘法様、2歳でもう本を読んでいるの?(^^)

山頂までの道のりに62体、62才までの弘法大師の像があります。


弘法大師のことを、偉い僧侶としか知識がなかったので
こんな石像を見ても、意味がまったく分かりませんでした。

口と両手、両足に筆を持っている像です。
当時は、何してるんだろう?って思いましたが、学問に打ち込んでいる様子なのでしょうね。

何歳?何かのお告げ?


62才、頂上の像です。


今度行くときは、ちゃんと勉強してから
山を登りたいと思います。

こんな誰も居ない山奥へ一緒に行ってくれる、貴重な女ともだちです。
ありがとね(^^)

桜井寺に行ったもうひとつの目的は
これ。
駐車場のすみの、崩れ落ちそうな藤棚ですが・・・


フジのさやにビッシリ生えている、オレンジ色の物体です。


前に見つけたとき、怖すぎて持ち帰れなかったけど
ずーーーと気になっていて、今回は採取してきました。
これは何?きのこ?




それと、もうひとつお土産がありました。

境内の大木に実が残っていて・・・
何度も行っているのに、菩提樹の木があることに気が付きませんでした。
花が咲く6月に、また見に行ってきます(^^)





「ウスタビガ」まさか、留守だったなんて・・・

2019年02月10日 | 散歩でみたいきもの
落ち葉の上に「ウスタビガ」の繭が落ちていました。
可哀想に・・・家に持ち帰って直してみよう。
なるべく衝撃を与えないように、そっと、そっと。

でも、この時点でもう私は間違っていたのです(笑)

小枝に糸でしばって木にぶら下げておこうかな。
たぶん、やってる人がいるだろうから
ネットで調べてみよう!
「ウスタビガ」「マユ」で検索。
そして、生まれて初めて知ったんです。
この繭がすでに空っぽだってこと!!!

うそ、うそ。
だって出口がないよ。
「ウスタビガ」「羽化」で再び検索。
すると、カンガルーの子どもみたいに繭から顔を覗かせている
衝撃的な画像がありました!
え~~~、まさかそこから出るとは~(@_@)

そうとも知らずに、私は先日こんなアホな事をしていました。
枝が折れて木に引っかかっていた繭を


その辺に生えていたツルで木に縛りつけて
「頑張ってね!」って(´ー`)

ああ、恥ずかしい・・・

冬にぶらさっがっている繭が空なのは常識なのか?
周りのみんなに聞こうと思ったのですが
ウスタビガに興味がある人を誰も思いつかないので
母に聞いてみたら「え~、うそ、だって出口がないじゃない」って
私と同じ反応でした(笑)
この世は、不思議と驚きと、知らない事で満ち溢れる「ワンダーランド」だと
あらためて思った出来事でした(^^)

せっかくなので、持ち帰った繭を開いてみました。

私が何度もカパカパ開いたので、この写真では
口が閉じていないのが分かりますが、拾ったときはピッチリ閉まっていました。

繭の底には穴が開いています。

上部が閉じていないので、水抜きの穴があるそうです。
知れば納得ですが、ずっとこの穴が不思議でした。

手品の種みたいな(笑)構造の出口です。


サナギの抜け殻が入っていました。
この狭い空間で殻を脱いで、出口をこじ開けて羽化するの
きっと大変だろうなぁ・・・


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以前みつけた「ヤママユガ」の繭を思い出して
写真を探してみました。

1月の初め頃。

穴が開いていて、ここから出たんだなと分かりました。
でも、ヤママユガの成虫は口が退化しているのに、いったいどうやって?
調べてみたら、食べることはできないけど口はあって
そこから酵素の液体を出して、繭を溶かして出てくるそうです。
ウスタビガも大変だけど、ヤママユガの羽化も大変ですね。

こちらは9月中旬に見つけた繭です。
もしかしたら、まだ中にサナギがいたのかも。
羽化が秋って知っていたら観察できたのに、残念です。


10月の中旬、道を歩いているヤママユガとばったり出会いました。


車に轢かれるといけないので、神社まで連れて行って放しました。


触覚がすごい。
きれいなオスです。


しばらくして今度はメスを見つけました。
弱っていて、死にそうでした。


成虫になってからは餌も食べずに交尾の相手を見つけ
卵を産んで、1週間くらいで死んでしまう蛾の人生って・・・
人間の私は可哀想とか考えてしまいますが
それがこの生き物の自然な姿なのでしょうね。

今年はチャンスがあったら、繭から出てくる蛾の様子を観察してみたいです(^^)




今朝の「ちい」ちゃん

2019年02月09日 | いきものとか植物とか、いろいろ
どんより曇り空です。

朝の散歩でまた写真を撮ってきました。
暗いし、寒いし・・・
ピントはボケボケでした(笑)

かろうじて、あんまりボケてないのだけ。
載せておいて、あとで名前を調べてみます。

神社の狛犬の台に、目玉おやじみたいなのが。


お地蔵さまの水の台。




花壇の石垣で。
今までここで、植えてある花しか見ていなかったなぁと
あらためて思いました。



ゼニゴケの仲間かな?




昨日の可愛い子とは、ちょっと違う気がしますが・・・

みんな地味ですね~(^^ゞ
そんな中、キラッと光るものを見つけて駆けよったら・・・
ガラス瓶のふたでした(笑)


でも、隣りの枯れ枝?が竜神さまに見えて
宝物の水晶を守っているように見えました(^^)


ヒイラギナンテンの葉も、暗い林の中でピカピカ光っています。


ほんのり色づいたつぼみが春を待っているようでした。


こんな曇り空の日は気分が落ち気味になりますが
元気に過ごしたいと思います(^^)

ミラクルフルーツの花

2019年02月08日 | ミラクルフルーツ
秋に室内に取り込んだミラクルフルーツに
花が咲きだしました。


ミラクルフルーツは西アフリカ原産で
この実を食べた後に酸っぱいものを食べると
それを甘く感じるという、不思議な木の実です。

通販で買ったミラクルフルーツの苗を育てて
14年くらいになります。
うちには温室がないのですが、当時は思春期だった子どもたちが
毎晩夜更かしをしていて、居間の暖房が遅くまでついていて
その温もりで、毎年冬を越すことができたのだと思います(笑)
2014年10月
実がたくさん成りました。


小さい頃の写真を見つけました。
2006年10月


成長はゆっくりですが
8年でこんなに大きくなりました。
2014年7月


5月の初めに外へ出して、夏は直射日光の下で育てます。
病害虫に強くて、何もしなくても元気に育だってくれます(^^)
秋、部屋に入れるには大きくなり過ぎたので
枝を切ってスッキリさせました。


鉢は10号です。
これ以上は大きくできないので、古い土を落として
新しい園芸用土で植え替えました。
窮屈そうですが、根詰まりするくらいの方が実が付きやすいそうです。

部屋に入れると環境がかわるせいか、葉が落ちます。
でも大丈夫(^^)
落葉が収まって、しばらくすると枝につぼみが付き始めました。
2018年11月


花は5ミリくらい。
咲いているのか、見た目では分からないくらい小さいです。
真ん中は咲いたあとで、両側はつぼみです。


虫がいない季節なので、爪楊枝の先でチョンチョンと受粉をしてみました。
冬に実がなったの覚えがないけど・・どうなるかな。


花をひとつ取って、仕組み?を見てみました。

めしべが長くて、花びらは5枚でした。

もし、実が赤くなったら・・・
いろんな酸っぱいものを食べる実験をしてみたいと思います(笑)


もしかしたら「ハタケゴケ」?

2019年02月08日 | いきものとか植物とか、いろいろ
イチョウウキゴケ・・・
やっぱり、こんなに沢山あるのはおかしいと思って
似たものはないか、図鑑で調べてみました。

そしたら、ありました!
「ハタケゴケ」というそっくりさんが。


wikipedia掲載画像

似てますね~(^^ゞ


去年イチョウウキゴケを見つけた田んぼに
また水が入ったら、見に行ってきます。



地衣類?名前は・・・まだ知らない^_^;

2019年02月07日 | いきものとか植物とか、いろいろ
この前、出掛けたときに
岩に生えている樹氷みたいなものを、なんだろう?と思って
とりあえず写真に撮りました。
家に帰ってきてパソコンでみたら・・・
その綺麗さ、可愛さにノックダウンしてしまいました(^O^)

今日も散歩中にいろいろ撮ってみたけど
地衣類や苔の写真は、ピントがボケていると何が何だかまったく分からない!
という事が今日初めて分かりました(笑)
日の出まえの薄暗い時に撮った写真は、全滅でした。
明るくなってからも、ちゃんと写ってたのは数枚で(笑)
コンデジの限界?いやいや技術の問題でしょうね(^^ゞ

続けていればいつか上手に撮れる日がくると信じて
頑張ります。

今日の収穫です(^^)

神社の境内にあった石。


石段にくっ付いていたもの。


拡大したけど、何が何やら(笑)


いつも、なんとなく「黄色いなぁ」と思ってた所。


こんな姿だったなんて!
明日から見る目が変わりそう。


この子だけは知ってる♪
ウメノキゴケ。


平和に同居?それとも陣取り合戦?


海藻みたい。


いつも歩く農道の端っこにある緑色のかたまり。
あるのは知ってたけど、これを見ようと思ったのは今日が初めてでした。
うそ!こんな可愛いものだったの!




胸がキュンとなるくらいチャーミング(^^)


こんなのもありました・・・
なんだろう?
何ていうキーワードで検索しようかな(笑)


きのこと同じで、名前を見つけるの難しそうですね(^O^)

霧の朝

2019年02月07日 | 散歩
どうしてこんなにテンションが上がるんだろう?
朝、窓の外を見たら霧で真っ白でした!

早く、早く!霧が消えないうちに行かなくちゃ!
ダッシュで支度をして、散歩へ出掛けました(笑)

空の色があっという間に変わってきます。


西へ向かっていたけど、日の出が見たくなって進路を東へ変更。
苔も水滴をキラキラさせて嬉しそうです。


最近、苔や地衣類が気になりだして
今まで見えていなかった美しい世界に夢中になりそうです(^^)
あれ?変わった苔だなぁと思って近くに行くと
石にくっ付いていたのは「てんとう虫」の集団抜け殻でした。



50匹分はありました。
今年はこの場所も観察地点にします。

日が昇ってきました。
飛行機が空に模様を描いていきます。


もう、見るものすべて何もかもがきれいで(#^.^#)


「今日、咲くぞ~!」
お日さまに向かって叫んでいるみたいです。






小さな溜め池へ行ってみます。


もちろん、ここにもイチョウウキゴケがありました(笑)


蜘蛛のたまご。
大切な宝物みたいに、優しく糸に包まれていました。


池の横の山へ入ってみました。








花が咲いたらすごい眺めだろうなぁ


芸術品(^^♪


カワセミの鳴き声が響いています。


しばらく待っていたら、茂みから飛び出してきました。


帰り道。
モンスターが(笑)


春になったら頭に花が咲くかな。


すっかり霧が晴れました。
きれいな朝でした(^^)ありがとう。


「イチョウウキゴケ」その後

2019年02月06日 | 植物の栽培や観察
絶滅危惧種のイチョウウキゴケを近所で見つけてから
散歩するとき、田んぼの溝を注意して見るようになりました。
すると、「あれ?こっちにも、あっちにも苔がある!」と
他の草と同じくらい普通に生えている事に気付きました。


不思議に思って、30反くらい見てまわったけど
見渡す限りの麦畑の、全部にありました!


もしかしたら「イチョウウキゴケ」に似た他の苔なのか?
さすがに不安になって、去年見つけた時の写真と比べてみました。
2018年5月
田んぼに浮かんでいたものです。




やっぱり違う?(。・Д・)ゞ
でも調べてみたら、イチョウウキゴケに似た種類の苔はないらしく
間違えることはまずない、とのこと。
それと、生育場所が水と土では、形が少し違ってくるそうです。
そうなんだ・・・良かったー(^^)

先日採ってきたものは一度乾燥したせいか
水に戻しても残念ながら枯れてしまいました。
ということは、いま麦畑に生えている苔は土が乾けば全滅するんだ・・・


夕方、雨が上がったので
仕事の帰りに畑に寄って、少しだけ苔を採取してきました。

どこを掘ろうか?と迷うほどたくさんあります(笑)

いただきます(^-^)ゝ


本当にイチョウの葉にそっくりです。


今度は乾燥させないように。


寒さには強いようなので、このまま屋外で観察してみます。


暖かくなったら増えるのか
それとも大きくなって、分裂するのか?
楽しみです(^^)