ともに木戸銭取れる内容では無い、TV放映で見たけど失われた時間を返せ、と叫びたい。
この様な駄目映画に木戸銭を払うから癖になって駄作から抜け出せない。
1.ゴールデンスランバー
ミステリだか喜劇だか分らない実に中途半端な映画。
筋立てがありふれている。(もちろんハリウッド映画ですけど)
20~30年前に放置された車がバッテリ交換だけで動き出したり、突っ込み所が満載で筋運びも乱暴。
こんな映画に出ていれば俳優も自然と大根になろう、というもん。
2.インシテミル
これもばかばかしい筋で、ハリウッド映画ではおなじみ。
それでも役者達が迫真の演技で唸らせるのなら救いはあるが、そう「12人の怒れる男」の様に。
それが学芸会なみの演出で、映画として非常に酷い。むしろ芝居にしたら「不条理劇」として面白いかもしれない。
どちらも筋立てはマネッコで、役者は大根、演出は素人、救いが無い。
邦画の質の低さには目を覆う、まぁ付き合ったこちらがアホだったということか。
ところで「一命」と言う新作邦画、これはかつての名作「切腹」のリメーク版。
「隠し砦の三悪人」と「椿三十郎」とともに今様の人気役者でこけ*ている、果たしてこいつはどうか?
(*興行的には知らないが、ともに内容は酷い)