またまたお席亭よりトウモロコシを送って頂いた。
(実は先週末に届いていたが何やかやで漸くすべてを食べきることが出来た。)
農家から直送される農作物はとても新鮮で、生で食べても味が濃くて甘い、でもやはり加熱した方がより旨い。
レシピは薄皮を残してラップで包んでレンジ600Wで約5分(4分でも良いかも)、これで旨い茹でトウモロコシの一丁上がり。
昨年の記事
水曜の夜は昨年度の諸々の打ち上げを兼ねて「神田ぼたん」でシャモ鍋を囲んだ。
池波正太郎氏や長谷川平蔵が愛した「シャモ鍋」、ようやく試すことができた、とても旨かった。
先ずはこの「ぼたん」と言う店、玄関入って予約した旨を伝えると、下足番さんが履物やら傘やらを預かってくれて、中居さんのご案内で階段をトントントンと二階にあがると大座敷、そこであつらえた鍋一式をこれまた中居さんが給仕してくれて、、、てな具合で、なんとも江戸情緒(だと思うが)たっぷり。
それに畳(すのこみたい)に個人用の御膳とくれば、気分はもう時代劇に入り込んだ様なもの。
さて味の方はと言うと、”すっきりした甘さの割り下”に良く煮えた鶏肉と卵の相性が抜群で、ともかく旨い。
そして程よく煮えたネギや豆腐もこれまた旨い。
画像は2人前で、鍋は3ラウンドまで中身を変化させて準備されてる。
〆は雑炊、なお最後の画像は帰り際の店内の様子、なので少々すいている。
先日昨年の残り物のサツマイモ2個で干し芋を作って事務所で披露したら好評だったので、先週末は本格的にコストを掛けて量産を試みることにした。
サツマイモは近所のスーパで4個(計1.4Kg、計¥1,3,62-)、少々高いが妥当な価格だろうと思う、以前収穫の時に結構しんどい思いをしたから。(昨年の10月の記事)
蒸かす前後の姿。
さて蒸かした芋を適当に切って総重量は約1.5㎏、これが天日で干されてどの位になるか。
最後の画像が出来上がり(一部)、出来上がり総量は920g、なので約35%は水分。
こういう自作は1500円位の材料費で、手間と出来上がりと味を楽しめるから、趣味としてはコスパが高いが物好きじゃないと厳しいかも。
なお市販品だと2.000円(1kg)位の価格なので、自作の方が圧倒的に安上がり。(人件費とガス代は考えない)
干物造りは出来栄えが手間を掛けた後(時間を経た後)でないと分からないから、陶器造りと似ているかも知れない。
先週末(昨日)は先日収穫したサツマイモ(引き取った見栄えの悪いくず芋たち)をすべて蒸かして干し芋にした。
何しろ形が悪い上に大小様々なので皮むきとスクリーニングで半日を費やす大作業となった。
見てくれは悪いが味は普通、ちびちびと珈琲や紅茶のお供には結構いける。
昨日から本日AMの好天を利用して、メカジキの干物に挑戦。
3切れ約500円と比較的安価で普通に焼いても煮てもそれほど旨いとは思わない魚なれど干物にすれば結構イケる。
今回は3%弱(2.9%)の塩水に一晩浸けて、醤油:酒=1:1に半身20分ずつの計40分浸けて、約一昼夜天日干し。
少し干し過ぎたかもしれないが、淡泊なカジキがまぁまぁ旨く食べることが出来た。
日本ではマグロの方が珍重されるが、アメリカなんかだと圧倒的にカジキの方が上等の様で、「老人と海」とか「パーフェクト・ストーム」なんかはカジキ採り漁師の話。
その昔仕事で韓国ソウルに行った時、現地の駐在員からマグロを御馳走するよと連れて行かれたマグロ専門店、出来てきたのは大量の白い刺身でおそらくカジキ、粉わさびを練ったのと、少し甘い醤油(九州で味わったことがある)で正直がっかりした覚えがある。
(この時に駐在員氏が教えてくれたのは、本マグロは日本に高値で持ってかれてしまうのでこちらでマグロと言えばカジキとのこと、今から思うと隔世の感有り)
次は味醂干しに挑戦予定。
→ 前回のマグロの干物の記事
〔マグロの干物〕
先日頂いたマグロ・ブロックは干物にして先日漸く食した、ちと塩が物足りない感じ、崎陽軒のシュウマイ弁当のマグロ切り身照り焼きが目標だからもう少し努力が必要。
なお今回の塩分濃度は約4.8%(360cc:180cc*2=2合の水に対して約18gの塩)、次回は8%位で試してみようかと。
〔五島うどん〕
もう何年も前のこと、K氏がまだご健在のころ、とある料亭で会食して〆に食した五島うどんがめっぽう旨くて、今回お取り寄せで試してみた。
このうどんの特徴はつるつるとのどごしが良くてこしがあって粉臭く無い、つまりは美味い。
休日のお昼の定番ソーメンよりも食べ応えがあって冷や麦より上品で、一度は試す価値ある一品。
なお”五島うどん”の特徴は椿油を練りこんであることらしい。
〔アラのあら汁〕
先日釣ってきたアラのあらを汁にしてみたら、これも旨かった。
なんと言っても癖の無い白身、なので結構上品な出汁がでた、身は大根とアブラゲ。
残ったあら汁はご飯をいれてオジヤにでもしてみよう、いつか。
先週、突然、北海道の知人より立派な富良野メロンが届いた、開梱して心の中で叫んだ『あっと驚くタメゴ~ロ~』。
お盆を前に立派なご供物が出来た。
こんな上等なのはとんと縁が無いから、食べるのに勇気が必要で、昨晩家族一同で食したところ結構な熟れ具合で最高に美味かった。
日本の農畜産物はその品質において世界一ではないかと思っている。
かつては世界をリードした重機械工業、電子産業、半導体産業、ほとんどの業種が世界に遅れをとっていて、もはや先進国と言うのも恥ずかしいくらい。おまけに少子化傾向は止まらずに国力の回復の気配がない。
でも農産物とか畜産物とかは世界に冠たる地位を築いている様で、都市への人口集中緩和と食料自給率を上げるためにもこの分野に国が資金をつぎ込んでも良いと思う、こんなメロンを食べた後は特に。
北海道の知人から本場もんのアスパラが送られて来た。
ここ5年位はこの時期になると頂いているが、ともかく旨い、ここらのマーケットでは買う気になれない。
早速、知り合いにお裾分けして、当方は明日にでも食す予定。
(昨年は6月初旬)
送ってくれたのは北海道の頼りになるお客さんで、畜産関係のいろいろな質問・疑問の相談相手でもある。