また録溜映画より「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」、これが面白かった。
老人と青年の友情を描いた映画は名作というか面白いのが多い、「グラン・トリノ」:クリント・イーストウッドが自身の映画をパロッタ様な作風と断然の恰好良さ、「小説家を見つけたら」:こちらは老いたボンドと青年との友情が見事で自転車のシーンが妙に印象に強い。
さてこの映画「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」、想定内のごとくにクライマックスでのアル・パチーノが見事、やな性格の軍人上がりの下品な人格を見事に演じていて、クライマックスの演説との対比が見事。
なおこの邦題はいただけない。原題は""SCENT OF A WOMAN"=「女性の香り」=盲目の老人が嗅覚で女性の人となりを言い当てることが由来だと思うが、この邦題では内容との乖離がひどすぎる。
〔内容〕
人生に悲観し、ふて腐れた孤独な盲目の退役軍人が、自身もトラブルを抱え人生の選択に迫られている心優しい青年との数日間の交流を通じて、自分の人生を見つめ直し、新たな希望を見出すまでを描いたヒューマンドラマ。(出典:Wiki)
なお録溜では「リサール・ウェポン」の2~4までも改めてみたがこれらも十二分に面白かった。
まだまだ見たことも無い傑作がありそうだ。
先日漬けた梅干しの様子を伺いながら赤紫蘇を混ぜこんでみた。
あまり開封はしたくなかったが、スーパで買った袋詰めの赤紫蘇を良く水洗いして、塩で揉んで、さらに20%の焼酎を通してまた揉んで、最後に昨年の梅酢を振りかけて適当に揉んで絞って、といった具合。
赤紫蘇と言うのは面白くて。塩でもんでいるときは汚れてくすんだ様な紫色の汁が出て、これが梅酢に会うとかなり鮮明な赤色に変わる、そういえば昔理科でフェノールフタレイン反応とかいうのがあって、酸の検出に使った様なかすかな記憶がある。
身近な化学反応を体験。
さて、カビ対策の消毒には相当にかつ神経質に実施した、ここでオジャンにするわけにはいかないから。
左側が漬けてから約2週間で全体が梅酢に漬かった様子、そして右側が赤紫蘇投入後の様子。
八月中旬が楽しみ。(経過も観察していこうかなどと、)
昨日、お席亭から送って頂いたトウモロコシを入手。
細君が先週初めから留守のため木曜に着くはずが不在で土曜にクロネコの営業所までお迎え。
農家からの直送らしく、見事な粒揃えと確かな甘みでともかく旨い。
皮を2枚程度残してラップに包んで500W3分30秒のチンで見事な出来栄えの一品に。
さて日曜は午後から先日の車庫の波板を家庭ごみ用に裁断(といっても劣化してるから手でパリパリ割れる)してゴミ袋に、5袋位に分けて何とかなりそう。
義弟の下知に従ってペンキ塗ったりなんやかやで結構くたびれた。
その午後の昼下がりに向かいの家の庭の桃をパチッ。
かつて豊作の時に頂いたが、ガリガリの食味にほのかな甘みと酸味で懐かしくも有りとても美味かった。
子供の頃は桃と言えばガリガリ食べるものだった、山梨の人達もやはりガリガリ感を愛してやまないそうである。
本日はかつてカラオケ機械を作っていた頃、米国のE社の日本営業の責任者OK氏と20年振りに再会、当時の親分のKC氏と三人でとびぅきり贅沢に夜会食をした。
場所は乃木坂の淡々菜、ともかく和食の贅の極みの様な美食ととびっきりの昔話で楽しいひと時を過ごした。
( ↓の写真をクリックするとスライドショーの再生)
いろいろと食べたが、一押しはA5の和牛ステーキ、これはともかく旨い。
実は仕事では牛さんの関係でアチコチのたくってるけど牛肉にはありついてない、そんなこんなは置いといてともかく旨かった。
二番目はこれも忘れ難い「五島うどん」(と言うらしい)、腰があって粉臭くなくてつるつる感が何とも言えない旨さ。
これならうどん嫌いの江戸っ子にも受けようかという代物。(アマゾンで是非とも取り寄せようかと)
さて、この日曜は父の日らしいが勝手に仲間と祝ってしまった様だ。
このOK氏はカラオケ機の音源チップのベンダーで、今なら言えるが設計チョンボのLSIだったのが金と手間をつぎ込んでどうにか物になった代物。のちにこのチップは車載カラオケに使用されるほどの高品質の物に化けた。
たまの贅沢は生活のオアシスだと思うが。
先日広げて追い熟させた梅を漬けた。
総重量約8㎏(3.5Kg + 3.5Kg +1Kg)で塩分は濃度10%(ようすれば80gと言うことでございます)。
さてこの10%と言う塩の量はカビが生えずに出来る梅干しの素人限界なそうな。キッチリと密閉かつ冷温長蔵が出来る環境ならばもう少し下げられるかもしれないが。
20%の甲類焼酎で容器や梅や蓋等々を念入りに消毒して果たして結果はどうなるか、これが結構な楽しみ。
ごらんの様に器量は悪いが梅干しにすればそれほど気にならないだろうと思う。
うまいこと果汁が上がってヒタヒタになってくれれば成功、ならなければカビの餌食、さてさて。
実のところ本日実行したのは、家に帰ると梅の香りがぷ~んとして、よくよくみたらそこそこ熟していて中には髭生やした個体まであったので「これは捨てておけぬ」と思いついた次第。
録溜めした映画「ジャズ大名」、これが素晴らしかった。
時代劇で風刺を効かせた喜劇でありミュージカル、さすがは岡本喜八監督、本当にしみじみ思うことはこの監督の存命中にリアルタイムで観たかった。
この映画は1986年公開だからこの映画製作当時は65歳くらいか、でも邦画は衰退のさなかで活躍場所も少なかったことだろうと思う。
「血と砂」では中国大陸の荒野を「聖者の行進」を若い軍楽隊が演奏しながら行進するシーンで始まり、本作では南部の荒野を黒人4人組がジャズを演奏しながら行進するという自身の作品のパロディみたいな’造り’も大いに気に入った。
(どちらも風景は日本の富士の裾野あたりみたいなのが面白い)
良くは知らないけれどもこの監督さんは映画のテーマを語るのにさりげなく効果的に音楽を取り入れてる様な気がする。
今年の八月もまた「日本のいちばん長い日」が名画座系に掛かるかもしれない、是非行こうかと思う。
そうそう筒井康隆の原作らしいが、このハチャメチャぶりはまさに彼のSF短編の真骨頂、この映画は見事に表現してると思う。
<内容>
江戸時代末期、アメリカから駿河の国の小藩に流れ着いた黒人3人が、音楽好きの大名と出会い、城中でジャムセッションを繰り広げる姿を描く奇想天外なコメディ。筒井康隆の同名短編を「近頃なぜかチャールストン」の岡本喜八監督が映画化。故郷アフリカへ帰るはずが、メキシコ商人に騙されて香港行きの船に乗せられた黒人4人組。ある日、病気で死んだ一人を残し、大嵐の中ボートで脱出を図った3人は駿河湾の庵原藩に助けられる。音楽好きの藩主は彼らの演奏するジャズの虜となり……。(出典:全洋画オンライン)
今の日本の映画監督達は束になってもかなわないだろうと思う。
1986年 『ジャズ大名』予告編
今年も家内の実家から梅が届いた、不揃いで少々器量の悪い梅たち、老いた義理の両親が収穫したもので大事に処理してあげようかと思う。
昨年も6月18日に梅干しの仕込みをしていたので、そんな季節になった。
(昨年8月の梅干し完成の記事)
今日は午前中にお時間頂いて座間にある日産ヘリテージ・コレクションを見学。
当初はゆっくりと午前中いっぱい掛ける予定が午後一都内で打ち合わせが入ったため急ぎ働きとなった次第。
(↑の写真をクリックするとスライドショー再生へリンクします。)
この工場の敷地は膨大で(正門から当該場所までマイクロバスで移動)、この展示場も工場の跡地だけあって広いこと広いこと。
今回残念だったのは初代サニークーペ1000と初代パルサーが無かったこと、これは残念。
と言うのも過去、サニークーペ1000(現栃木在住の友人から10万円で購入:約40年前)、パルサー1400(初代:約30年?前)、トラッド・サニー(約35年位?前)~と乗り継いでいるので是非とも御目文字にと思ったが、クーペと初代パルサーは無かった。
まだまだ写真が撮ったが面倒臭いのでこれくらいに。
なおムービーメーカが具合が悪いというかサポートが切れたため、別の似た物を探さなければならない、面倒なことだ。
以前も書いたが祖父の最初の車がダットサン1000の中古(箱根山を青息吐息で登坂)だったり、身内が日産のエンジニアだったりとかで何やかやその方面に染まってしまった。
PS:'PhotoStage何たら'とかいうフリーソフトは結構使えそう。
本日は老朽化したガレージの塩ビの波板を張替え、と言っても主たる作業は義弟でこちらはプロ、当方は下知に従ってペンキ塗りとか荷物運び等の雑役専門。
朝からなぜか腰痛に襲われて、本日の仕事は本当にしんどかった。
プロの仕事ぶりは違う、段取りとか加工と組立ての手際とか、道具も機関銃みたいなので単純なくぎ打ちなら人出の10倍の能率。
左がガン式くぎ打ち機(圧搾空気で作動し、弾帯状の釘を装てん)、そんな道具達が満載のワゴンの荷台。
総額200万円相当の道具でこれらの盗難は結構頻発しているらしい、実際ヤフオクでも中古のプロ用道具は花盛り。
今日は中日ドラゴンズも申し訳程度に勝ったらしいから、それなりの充実感に浸って寝ようかな。