お席亭にお招きを受けて、半年振りに清里に行く。
いよいよ楽しみにしていた薪ストーブの夜が味わえる。
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この手作りの山荘(ログハウス)は改めて見ると美しい造形で、この季節が最も似合うと思う。
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夜ともなればひたすら冷えて、キムチ鍋で空腹を満たし、薪ストーブで暖を採る、究極の贅沢と言うかヒマツブシ。
このストーブは俳優「柳生博」氏から頂いたかなり値の張る代物だそうで、それを知らなくても「こんなのがあったらなぁ~」という一品。
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夜の10時、外気の気温はマイナス5℃でこれでも大分暖かいそうな。
真っ暗な写真は夜空を撮影したもので、一応オリオン座の撮影に成功している。暗闇の中、カメラの操作で大分ジタバタした挙句に何とか物にした一枚。
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夜は本当に静かで、ストーブの薪が燃える「ごー」というわずかな音、小川は凍りついてせせらぎの音は無いが、風の無い静かな夜、そして朝。
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隣の飼い犬「あんず」君、可愛いいんだけど人見知りするタイプでやたらと吼えられた。
朝の山並みもまた良し。
良い休暇になった。
仕事に行く電車の中とか仕事中とかに頭をよぎる音楽がある。 クラシックであったりブラフォーであったり映画音楽であったり。
今日は思いっきり映画音楽、それもエルマーバーンステインやらジェローム・モリスやらが頭を駆け巡った。
先ずはエルマー・バーンステインの「荒野の七人」。マルボローのCMでおなじみの奴
で映画の面白さは”上の下"
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YouTube: 荒野の七人 オリジナルサントラ 同名映画から七人の勇姿を
続いてジェローム・モリスの「大いなる西部」。
映画の面白さは”極上"、最も愛する西部劇。ともかくジーン・シモンズが綺麗。
驚いたことにチャールトン・ヘストンが脇役で、また悪役のチャック・コナーズ(ライフルマン)が良い。 昔渋谷の映画館のリバイバル上映でみた時には、この3時間の映画を2回見てしまった。
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YouTube: 大いなる西部
最後は「西部開拓史」。 作者は知らないが、このテーマは大好き。 映画は”中の上”。
でも、「グリーン・スリーブズ」がメインテーマで挿入歌には「シェナンドー」「牛追いの歌」やらのアメリカ民謡がたっぷりと盛り込まれていて結構楽しめた映画。
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YouTube: 西部開拓史How the West was Won (1962)
ここら辺の西部劇は今見ても絶対に面白い。
NHKの連続TV小説「純と愛」が面白い。
最初は「ホテル:アーサ・ヘイリー」の様な雰囲気満載なのと、ヒロインの少々空回りっぽい熱演で見ていたが、最近はほとんど「メゾン一刻=るーみっくわーるど」の様な面白さ。
このドラマの演出で、臭いところは思いっきり臭く、抑えるところはとことん抑えているところが見ていて心地良く、昨年の大河の「平清盛」のスタッフは多いに見習えば良かろう。
とりわけ武田鉄也が予想に反して目立たなくて、みごとな駄目親父ぶりで好演。この人にこんな役を割り振るキャスティングも凄いと思う。
そう言えば、このドラマの親父連中は誰もがだらしない。そこがまた奥方連中に受けているのかも知れない。
最近はこのドラマを実時間で見ることが多い、こんな生活も有りかな。
ところでアーサ・ヘイリーの「ホテル」。
これは結構面白いドラマで、過去、加山雄三主演でTVドラマ化されたのも結構面白かった。
この作家の小説は今でも結構通じるのでは無いかな。
「ホテル」は1960年代に映画化されているらしいが未だ見ていない。
また、「0-8滑走路」は恩人O氏(航空機ファンと言うか旅客機ファン)の紹介で読んで、この作品は1970年代以降の映画「エアポートシリーズ」の原点となった傑作と言うか名作。
でもこれを完全パロディ化した映画「フライング・ハイ」が最高に好き。
(この映画についてはここを読めば凄さが分かる。)
今朝電車でPPMの「500マイル」を聞いてたら妙に感傷的になった。
この歌は昔、いとこの葬式帰りにカーステレオで聴いてて涙目で運転したこともあり、特別に感傷的な歌。(この時はブラフォー版) でも、PPMも良い。
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YouTube: Peter Paul and Mary, 500 Miles
さて今週と来週は100マイル離れた山梨へと出向く、それも裏稼業で元締めを同道して。
そして、裏稼業と言えば、
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「彦さん、どうしなすった」
「梅安さん、今度の仕掛けはどうも気が乗らねぇんだけれども、、、」
「うん彦さん、あたしも音羽の元締めからこの仕掛け(しごと)の話があった時に、気になったんでちと調べてみたんだよ。そしたら今度の仕掛けの相手は相当に悪い奴だよ、生かしといては世のため人の為になんねぇ奴だよ。」
「そうかえぇ、梅安さんがそこまで言うのなら間違いねぇだろ、俺もこれで迷いはねぇ。」
「彦さん、夜も更けて少々冷えてきた、そこに燗がしてあるだろ、ぼちぼち良い加減だから始めようか」
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池波正太郎氏の「必殺仕掛人・藤枝梅安」シリーズにはこんな感じの会話が良く登場する。
往年の必殺シリーズ(TV)の原作だと言えば見当がつくでしょう。
池波正太郎といえば、「鬼平犯科帳」、「雲霧仁左衛門」「剣客商売」等々面白いのがいっぱいあってその内に。
時刻は午前11時半、場所はJR新子安のホームの上、トリテツ達(撮鉄:やたら群れて鉄道写真をとりたがる人達)がたむろしていた。陽気はこの時期にしてはポカポカ。小春日和と言いたいが少々時期が遅い。
野次馬根性(良く言えば好奇心)から質問。
「何を撮ろうとしているんですか?」
「オールストライプの踊り子でS???型車両、あと1時間位でここを通過する」
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多分、東京駅12:00発の特急踊り子115号(もちろん後で調べて分かったこと)
たずねた相手は年の頃30歳、めがねを掛けて、痩せ型、ほとんどオタクの風体、一時間以上も待つ根性は見上げたもん、天気が良くてなにより。
こちらは車体の型式を言われてもついては行けぬ、でも踊り子なら良く乗ったもんだけど。
JR新子安のホームはトリテツ達の十八番スポットで、最後のブルートレインとか何やかやの時には朝早くから場所取りをしている。(TVでも紹介済み)
そして持っているカメラは羨ましいほどの立派な奴だった。
なお、下の動画は鉄道ファンの執念を感じる一品、お暇なら。
今日はオフ、で川崎大師にお札を買いに行く。
朝八時頃の風景、人はまばらでゆったりとした散策気分。
テキヤの兄さん達も開店準備といった所。
それでもすがすがしい程に商魂たくましさが表に出ていて、¥5000だの¥10000だのの正札がやたらと目に付く。
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多分、大晦日や元日は大きな売り上げがあったことだろう、こんなビジネスモデルも悪く無いが誰でもが起業出きないのがちと問題。
さて、これが一時間半程経過すると、平日にも係らず人がわんさかわんさか。
近頃ではとんと目にしなくなった托鉢僧まで見た。
こんなのは昔は乞食坊主と呼んでたもんだが。
混むと歩きずらいが、この風情もまた正月。,
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ここの住吉の葛餅(久寿)は葛餅界の特級ブランドで、店の前は門前市を為す。(真ん中の写真)
さて、ここで何がしかの料金を払って加持祈祷をして頂いたが、これがまこと見事なパーフォマンス、凛とした読経のコーラスに中太鼓のリズムが見事に調和して、これは良い物を見た。さてここはお寺、弘法大師が開いた真言宗のお寺、お経は法華経で無ければ南無阿弥陀仏でも無い、多分「南無弘法大師金剛何とか~」とか言ってるみたいで、これまであまり聞いていない。因みに当方は一応日蓮上人でお祖師様信仰。
この川崎大師、1997年の1月15日頃に、当時開発に係った家庭用カラオケ機(このWikiの記事は当時の関係者が係っていることは確実ながら一部嘘の記述がある)の「爆発的成功祈願」を目的にネットワークサービス側の責任者氏に同行して自費でお札まで買ったが、あまり効果は無かった。
やはり「爆発的成功」では無くて、「普通の成功」にして置けば良かった、そしてあれから15年も過ぎた。
昔の年末年始には大作映画を放映したものだが近ごろはそんなことも無い。
「大列車作戦」そんな昔にTVで見た名画、もともとはバート・ランカスター主演というのが動機だったが、この映画を見て以来ジョン・フランハイマー監督が好きになった。
原題は"The Train"、線路から眺めた列車の重量感と質感を見事に映像化していて、このカメラアングルは後々の列車シーンに影響を与えたらしい。
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YouTube: 大列車作戦予告編
で、線路と列車を撮影したが、にわか鉄っちゃんでは駄目。
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さて、遅れての年始、氏神様。
さすがに三日ともなれば人は少ない、のんびりとお参りが出来た。
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箱根駅伝の復路の応援準備の風景、通過時刻には人で埋まる。
新年早々、元日と本日は朝早くからよその神社で仕事。
今までは人並みに休んでいたが、サービス業に係ったがために、人が休む時に働く様になってしまった。
ところが、電車の中でもご同類が結構おって、なかなかこんなのも良い。
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京急羽田線の穴守稲荷神社、結構な人が訪れてワンコインで沢山の願い事を置いてゆく。
神様も正月から大変なことだわ。
夕方五時半ともなると真っ暗、人もまばら。
テキヤの兄さん達も帰り支度。
この羽田界隈は稲荷神社が沢山あって、お遍路さんみたいに地図を持って歩いている人を数人見た。
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明日は氏神様へのご挨拶に行かねばならぬ、せめてもの氏子の務め。