さて仕事が変わって二週間が過ぎた、無事過ぎたと言うべきか。
毎日頭を振り絞って毎日の終はもうクタクタ、でも結構な充実感と先行きのわずかな不安感がそれなりに気持ちが良い。
ここの所休みは世間並みに日曜日、じゃに寄って平日に行くことの出来ない贔屓の「志楽の湯」、ひょんなことから手にいれた”平日タダ券”はこの先使い道が無くなりそうなので、以前の同僚に進呈した。
ここ2~3年は気分転換のため休日には良く温泉に行く、この辺は日帰り温泉施設が沢山あるが設備が一番貧弱で老朽化していてしかも一番遠い「志楽の湯」がなぜか一番のお気に入り。
やはりこの風情にひかれるのかも、なお二枚目は玄関に胡坐をかいている大カボチャで本物かどうかは知らないが、造り物にしては少し汚いし本物にしては随分前から居る。
そして極まれではあるが中国からの団体客に遭遇する、そんな時はお店の従業員が見るからに大変そうでこちらも何となくいやな気分になる。
さて話は変わって大河ドラマ「真田丸」、もはやNHKは歴史ドラマからは手を引いた方が良い。
先ず「原作」に頼らずに脚本家が物語を作るから、キャラクターの作り込みが甘い、下手をすると視聴率に左右されて視点がぶれるから全体的に造りが安っぽくなっていけない。
そもそもこのネタでは過去に「真田太平記」(池波正太郎の娯楽小説をドラマ化)と言う力作もあったから、この大河は大きな荷物を背負っているのも同じ。ちなみに「真田太平記」では幸村に草刈正雄、信之に渡瀬恒彦、昌幸に丹波哲郎だったか、加えて原作が池波正太郎では21世紀の「真田丸」は比較にならんと思う。ちなみにこのTVドラマをきっかけに池波正太郎の原作を読んだ記憶がある。
ヒットメーカたる三谷幸喜も最近はつまらない、最近でなくても大河「新選組」は充分につまらなかった。
まぁ「面白い/つまらない」は個人の主観だから、つまらなけりゃ黙ってみなけりゃ良いものを、などと言うなかれ。
かつてはこの大河を結構楽しみにしていて何とかならんかな、との思いもあるので。