最近ユーチューブで仏教入門の番組を発見し、ちょっと凝っている。
以前も仏教の話題をユーチューブで観て関心したとこまでは良かったが、最後に某〇〇〇会の宣伝と分かりそっと離れた。
今度のはたまたま就寝前に見た「仏教と量子論なる」話題の番組で知り、以来面白いと思い就寝前にみることにしている、そのためたまに最後まで観ないことも有る。
はっきり言って就寝前に観るには難しすぎるが、それでもなるほどと思うことが多々あって、仏教という難しい宗教の一端が漸く理解できた。(様な気がする)
基本的に世の中の戦争のほとんどは宗教が引き起こしていると考えていて(大日本帝国も例外では無いだろう)、でも戦争させる宗教とは何かと言う事には強い関心がある。
その昔(1991年の9月なそうな)の「朝まで生テレビ」(当時は面白かった!)で「オウム真理教」と「幸福の科学」のコアメンバーと識者(この頃はナンチャッテ識者でなくて本物が出ていた)がケンケンガクガクの宗教論争をした。
余談ながら印象に残っている「朝生」のテーマは「左翼VS右翼」「日本の右翼」「天皇と戦争責任」等々、識者は西部邁、大島渚、野坂昭如、野村秋介、舛添要一(当時は)、小田実、小沢遼子等々。
そんなこんなで過去も少しばかりの宗教記事を書いている。
「去年の11月の記事」
仏のさとりとは 如来と菩薩とあなたの深い関係【0から一気に分かる動画】
久しぶりに映画館に足を運ぶ、今回観たのは「JFK/新証言 知られざる陰謀」でドキュメンタリー、ただし監督がオリバー・ストーンなので想定内の内容だった。
(このタイトルは少々おどろおどろしい)
前半は睡魔に襲われたが(だいたいドキュメンタリーはいつも)、中盤以降は集中して堪能できた。
ジョン・F・ケネディは少年時代に憧れた偉人中の偉人、その昔元秘書エベリン・リンカーンの書いた「ケネディとともに12年 (1966年)」を読んだ。
いろいろな事件の経緯を秘書の目を通して描いていて、この本で知ったエピソードが多々ある。
さて映画は自作「J.F.K.」の一部を時々挿入して、監督のケネディ愛を感じる内容だった、同じ凶弾にたおれた政治リーダーでも彼我の差にはため息しか出ない。
ともかく簡単に明るみに出ないから「陰謀」なんだ、とあらためて感じさせる一作。
映画『JFK/新証言 知られざる陰謀【劇場版】』 本予告 2023年11月17日(金)公開
この映画はスタンリー・クレイマー製作ということもあり、先ずはハーマン・ウォークの小説版を読んだらこれが面白くて、10回以上の引っ越しを経てもハードカバーの本を長い間保管していた。
なお俳優マイケル・ケインがその芸名を映画「ケイン号の叛乱」からもらったと言うエピソードがあるそうな、そのマイケル・ケインへの興味は多分「王になろうとした男」「鷲は舞い降りた」を観たあたりからかも。
(でも10年程前に泣く泣く処分した。)
〔内容〕
第二次大戦中、軍艦としては並みの駆逐艦「ケイン号」、この船は良くも悪くもアットホームな良い雰囲気の艦だった。
そこに新任の艦長クイーグが就任し艦の規律を正すことから始めるが乗組員からは反感を買うことになる。ある時に艦内でイチゴが盗難される事件が起きる。異常な執念で追及する艦長、実は当番兵がこっそり盗み食いしたものだった。太平洋上の島での海兵隊の支援に向かうがなぜか艦長は日本軍の砲弾を恐れて作戦海域に近づこうとしない、実はこの艦長は臆病な性格だった。
段々と艦内で孤立する艦長は、嵐の中を単独航行をするはめとなり、沈没の恐怖から精神錯乱に陥った。副長は緊急避難的に艦長を解任、自ら嵐を乗りきり無事帰港するが、彼らを待っていたのは艦長解任の是非を巡る激しい軍事裁判だった……。
この映画でのハンフリー・ボガードはうなる様な名演技、この人は何をやっても良いがこれはマイ・ベスト。
それと主人公は新任の少尉なのだが(小説はこの少尉の目を通して事態が進行する)、この映画の主人公は全編を通じてハンフリー・ボガードで、前半はそれにヴァン・ジョンソン(副長)とフレッド・マクマレイが、後半になるとそれにホセ・ファーラー(軍法会議の弁護士)とE・G・マーシャル(検事)とボガードが、それぞれ絡む構成になる。
前半は駆逐艦を舞台にした海洋戦争映画、後半は軍法会議という法廷シーンと二度楽しめる構成で、この対比も見事な造りになっている。
なおフレッド・マクマレイと言う役者さんも憎まれ役を実に上手く演じる。(「アパートの鍵貸します」のやらしい上司とか)
もし名画座に掛かれば万難を排しても行きたい一作。
The Caine Mutiny (1954) ORIGINAL TRAILER
先週末(昨日)は先日収穫したサツマイモ(引き取った見栄えの悪いくず芋たち)をすべて蒸かして干し芋にした。
何しろ形が悪い上に大小様々なので皮むきとスクリーニングで半日を費やす大作業となった。
見てくれは悪いが味は普通、ちびちびと珈琲や紅茶のお供には結構いける。
11/16(木)の夜は真福寺本堂での落語会「やすらぎ寄席」に、この会もなぜか恒例になっている。
毎月第三木曜に催され、立川流一門と三遊亭一門が交互に口座を務める仕組みで今年最後(11月だけれども!)の立川一門会。
以前三遊亭の高座も良かったが、何だか立川一門会に嵌ってしまった。
(前回9月)
なお今回は前座の「立川生ぼう」が「立川笑王丸」君に代わっていた、「小ぼう」君の成長ぶりも楽しみにしていたが。
前座(笑王丸):「こほめ」
個人的感想だけど、生ぼう君より上手いと思う。
雲水師:「厄払い」
やはり季節柄年末の話を聞くことになった。
そもそもこの落語会に嵌るきっかけとなったのはこの人のツィッターをフォローしたことから、辛辣な社会風刺の一言が見事。
なお語り口と内容は上方落語、立川流ならばチャキチャキの江戸噺かと思いきや、これが何となく面白い。
談幸師:「親売り」噺の内容は以下の通り。
親を知らずに育った夫婦が、新聞広告の「親売ります」の広告に接し、何とか親孝行の真似事でも良いから
買いたいと考えるが、百円という高額でいくら稼いでも88円までしか貯めることが出来ない。
そこで夫婦は買うことをあきらめて、この苦労して貯めたお金を売主に渡して親孝行の真似事をさせてもらおうと決心する。
大正時代の新作らしいが、今でも通用する良い噺で、今回初めて知った。
(キーワード:車引きの幸吉、親売ります)
ぜん馬師:「文七元結」
この噺をこの師匠から聞けるとは感謝感激。
この師匠は大病を患って声の張りが少々不足してるが、それを補ってあまりある情緒たっぷりな語り口で、
これこそが生の落語のだいご味と言うものだろうと思う。
文七がお店に帰って事の顛末を語るあたり(ここがこの噺の聞かせどころ)で、本堂に集まった約40人の聴衆がシーンと
静まり返って噺に聞き入る所なんかは、一種独特のフィールドがこの空間に満ちている様でもあった。
そして昨年の12月はこの師匠の「芝浜」で多いに感激した。
おまけの一枚は、アシェットの組み立てキット「トヨタ2000GT」のボディでそろそろ終わりに近づいた様子。
クリント・イーストウッド主演・製作・監督の地味な良質ドラマ。
本当に老いているのか演技なのかは不明ながらの名演技で結構勇気を与えてくれる、老いていてもその気になれば結構恰好良いじゃないかとかモテルじゃないかとか。
「マッチョ」ってのは主人公の少年の飼っている雄鶏(闘鶏用)の名前、これが賢そうな鶏で結構なところで活躍してくれる。
〔内容〕
アメリカのテキサス州。孤独に暮らす元ロデオスターのマイク。ある日、元雇い主から、別れた妻のもとで荒んだ生活を送る息子のラフォをメキシコから連れ戻してほしいと依頼される。
半ば誘拐のような訳あり仕事だったが、渋々ながらも引き受けたマイク。いざメキシコへ来てみると、ラフォは母親に愛想をつかし、闘鶏用のニワトリ“マッチョ”を相棒にストリートで生きていた。
やがてマイクとともにアメリカに行くことを決意するラフォ。しかし、そんな2人に、メキシコの警察や母親が放った追手が迫って来るのだったが…。
(出典:全洋画オンライン)
この映画は、過去は英雄でも老い先短くなって、終の棲家と連れ合いを探す物語としてハッピーエンドになっているところとか老人と少年の微妙な間を上手く描いていて、とても良いと思う。
(この辺りは「グラン・トリノ」風)
今のクリント・イーストウッドが演じる最高の役どころかも知れない、映画人としてのイーストウッドは最高。
(そして過去の山田康雄さんの吹き替えも最高だった)
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最近は家でリラックスして見る映画は何となく気が乗らない、やはり映画館で多少の窮屈さを感じながらの方が面白い。
『クライ・マッチョ』予告
この映画はその昔にTV放映で観てあこがれの映画だった、そしてDVDが発売された時は発売初日に入手した。
多分レンタル・ビデオでは存在していなかったと思う。
これを観たきっかけはバート・ランカスターのファンでありジーン・シモンズのファンでもあったから。
バート・ランカスターは大昔のTV放映でみた「ケンタッキー人」、ジーン・シモンズは「大いなる西部」でそれぞれ一目ぼれ。
〔内容〕
口八丁手八丁のやり手セールスマン、エルマー・ガントリー。酒好き女好きで自堕落な生活を送っているが、どこかしら憎めない人に好かれる人物で気楽な旅暮らしを送っている。そんな彼は、ある町で、若く美しい女伝道師、シャロン・ファルコナーに一目惚れする。彼女の気を惹きたいという不純な動機で彼女の伝道活動を手伝ううち、ガントリーは持ち前のセールストークと強引なやり口で伝道師としての名を高めて行く。そんなガントリーにシャロンは次第に惹かれて行き、、、、
この映画はアカデミー賞を取っているので面白いのも納得、そしてバート・ランカスターを最後に観たのは「フィールド・オブ・ドリーム」かも。
ともかく好きだった俳優なのでリアルタイムで「大空港」「追跡者」「追撃のバラード」「ドクター・モローの島」「合衆国最後の日」、リバイバルでは「プロフェッショナル」「家族の肖像」「山猫」、TV放映では「ベラクルス」「ニュールンベルグ裁判」「深く静かに潜航せよ」「許さざる者」「OK牧場の決闘」「カサンドラ・クロス」「フィールド・オブ・ドリーム」「大反撃」等々を観た。
『エルマー・ガントリー/魅せられた男 (1960アメリカ)』より「ゴスペル」 監督・脚本:リチャード・ブルックス
先日西伊豆に行った祭に見事な夕日を見たが、その時に地元でK岩と称される磯に釣り師が二名、まず目に際して何やらの動きが観られた。
面白いので落日との対比で合成写真を作ってみた、なおこのポイントはブダイと芭蕉烏賊(アオリイカ)で有名な所らしい。
どうも帰宅準備の様だが、最後の画像からマズメのあおり狙いかもしれない、実際この時にアオリイカが上がっていた。
本日は朝から魚の処分に明け暮れて、夕食はこんな豪華に。
〆サバは昨晩速やかに3枚におろして、塩を強くまぶして2時間、塩を水洗いして酢につけて24時間位経過。
これは良い物を釣り上げた、上のは半身で残りは明日にでも。
刺身も観てくれは悪いが、カイワリとかキダイとかその他の魚、この刺身は釣り師以外は中々食べる機会が無いだろうとおもう。
最後のはアラ汁で、京風味噌汁の対極にある様な力強い味、少々生臭いけどこちらの方が好き。
(九条ネギをこのために買い求めた)
さて出汁を採った後の中落ちやら背びれ等に肉をこそげおとした物を適当に処理すると、こんな旨そうなソボロに。
そして定番’煮つけ’とおまけの’ワカメの酢味噌’(刺身からの転用)
小型のアマダイは干物を考えたが、面倒くさいのでこの様に、たぶん旨いと思う。
今回は釣りそのものは大したことは無かったが、三連休ということもあって暇つぶしの釣り魚料理を堪能した。
昨日は師匠たちと三蔵で沖釣り、絶好の天候と爽やかな風と穏やかな凪で誠に良い休日になった。
ところが恐れていた「坊主凪」になってしまい釣果は今一、おまけにまぁまぁのサイズの鬼カサゴを上げたものの魚信に気づかずに上げたら付いていたという失態。
(120号の重りをつけて200m付近までおろしていたから、と言うのが言い訳)
何とかかんとかお土産をこさえてこの日は終了。
海の上は爽やかな風に恵まれてとても快適なんだけれども、陸に上がったら風がなくて暑い事この上なし、11月にもなろうと言うに。
魚は、サバは早速シメサバ製作に、その他は疲れたので翌朝に回すことにした。
そして翌朝から本格的な捌きに入る。
鬼カサゴと小型アマダイ二匹は煮つけ用に処理して保管、その他はから揚げにすることとしお昼に食した。
細かいのを三昧におろして、血合い骨を断つように包丁を入れて、塩コショウ&粉をまぶして揚げる。
今回はお昼のメニューとしてフライド・ポテトを自作してフィッシュ&フライと洒落こんだ。
これはビールのおともには最高の事だろうと思う。
そして捌いた残り(中途半端なアラ)は味噌汁用に出汁を採ったあとの残りの身肉をフォークでそぎ落として、後でそぼろ製作に取り掛かろうかと。
これは捨てる所だったので、三枚おろしの残り物の良い使い道が見つかり、骨までしゃぶる様な処理が出来た。
魚釣りはそれ自体も面白いが、その後処理もなかなか楽しめる。
しかし最近は外道の定番のトラギスとかベラがめっきり減った。