「ゴーン・ベイビー・ゴーン」なる映画を見た、勿論レンタルで。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=329920
さてこの映画はわが国では未公開とのことだが、見事な出来のサスペンス。
おまけにモーガン・フリーマンとエド・ハリスが出ているのだから外し様が無いのだが、シナリオが少し地味、少し分かりにくい(ハリウッド映画としてこの点が不満)等々が未公開の理由だろうと推測する。
確かにエド・ハリスは少し抑えていて、いつもの狂気が微塵も無いので少々勿体無い気がするが、それでも全体に漂う「セブン」の様な雰囲気が気に入った。
フランス映画の様な「皮肉な結末」も後を引く。
M・ナイト・シャラマンの「ハプニング」を見た、と言ってもレンタル・ビデオだが。http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=329767
この監督はかつての名TVドラマ「トワイライト・ゾーン」の匂いがして好きだったが、これにはがっかり。
最後の10分までは良いテンポで面白いのだが、何とも哲学的なラストが見事にそれまでの期待を裏切ってしまった。 この人にはスタンリー・キューブリックの真似はして欲しくない。
結局「ヴィレッジ」以降はこの人下り坂。
なお今回はシャラマン氏の出演シーンを見損なってしまった。
TVドラマの「疑惑」を、細君が取ってくれたビデオで見たらこれは結構いけた。
まさかシャラマン映画の口直しになるとは思わなかった。
松本清張氏の原作なのでよほどの大根でも使わない限り失敗は無いだろうが、沢口靖子が期待を裏切って良かった。
1983年の「ゴジラ」では見事にぶち壊してくれたアイドルだったが、見事な女優になったてくれたものだと思う。
田村正和氏は相変わらず臭いんだけど、沢口さんが見事にカバーしてくれた。
たまには、こんなTVドラマがあっても良い。
http://www.allcinema.net/prog/search_all.php
ここは横浜の大口商店街。
「模型のラッキー」大口店が昨年からシャッターを下ろしたままである。
2年程前に東神奈川の同店が閉鎖されてから気にはなっていたんだけれども、この時勢だからいくら好きでやってた稼業でも続けられなかったのかな。
(といっても子供達がプラモデルから離れていったここ10年位のことで、昨年10月からの景気急降下とは関係無い。)
狭くて窮屈ながら、古典的なプラモデル(戦艦、戦闘機、戦車)からラジコン(水、陸、空)さらにはモデルガン(エアーガンも長物も)までもがギッシリと並んでいて店を覗くだけでも結構癒されたものだった。
幼少の頃はここで¥300位の戦艦のプラモデルを買ってもらって喜んだり、長じてからも細君の留守の間にエアーガンやらモデルガンをコソっと買って揃えたり、子供を出汁にタミヤのラジコン・カーをセットで買ったりといった具合で、この店にはいろいろな思い出があって世話になったもんだと言う記憶がある。
過去作成したタンクを紹介。
スケールは1/24で当時は¥1500位で買えたと思った。ともかくドイツの戦車が好きだったのは「バルジ大作戦」の影響かもしれない。,
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この頃は街の模型屋がどんどん無くなっていって、プラモデルは東急ハンズ位でしか買えなくなるんでは無かろうか、となると地方ではますます入手が難しくなる、さみしいことだ。
「嗚呼合掌」、と思ったらばこの店はしっかりと生きていた。
http://www.mokei-lucky.com/company/
業務拡張のため、店を統合とあるので素直に信じよう。
昨日BS2でケビン・スペーシの監督・製作・主演の「ビヨンド・ザ・シー」なる映画をナガラで見た。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=321428
そして見事に「ボビー・ダーリン」とその音楽にハマってしまった。
「ビヨンド~」はボビーの伝記映画で、何とミュージカル。昨日は三谷幸喜の映画をボロカスに書いたが、やはりボロカスで正解。 こちらとは物が違う。
さてケビンは名優だがミュージカルが出来るとはビックリ。 そしてこの映画は傑作の域にある。
これをきっかけに「ボビー」を調べたら、結構聞いた曲があり、youtubeですっかり聞き撒くってしまった。
ケビンがボビーに惚れ込んで映画化したらしいが、その思いが伝わる映画の出来だし、伝説に値するエンタティナーであることを恥ずかしながら発見。
昔トム・ジョーンズが好きだったが、ボビーの方が男前で品もあるし、CDでも探して見ようと思う。
ボビーの晩年の曲で、simple song for freedomは素晴らしいバラード。
ケビン・スペーシが好きならこの映画は絶対にお勧め。
久々にレンタルで映画を見た、それも3本。
1本目、「ザ・マジック・アワー」
この映画はご存知の三谷幸喜のコメディ、残念ながら映画館に足を運ぶ内容ではない。
映画の世界をパロッテいてそれなりに面白いのだが、パロディッ気が中途半端。
何よりも三谷自身がメジャーになってしまったのが一番の原因だと思う。
この人の映画で面白かったのは「ラジオの時間」位かな。
なおこの映画の救いは西田敏行で、「釣りバカ日誌」ですっかり失望してたんだけれどもこの映画ではキラリと光っている、家族団らんで楽しむには良いかもしれない。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=328680
2本目、「クローバフィールド」
これはもう「ブレアウィッチ・プロジェクト」と「ゴジラ(レイモンド・バーが出ている米国仕様)」を足して2で割って平行根を求めた様な映画。 結構好きだけどこういうの。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=328680
3本目。「アメリカン・ギャングスター」
ラッセル・クロウとデンゼル・ワシントンの組合せ、良く出来たシナリオ、言うこと無き傑作。
まぁリドリー・スコットが監督しているから間違いのあろうはずが無い。
ともかく面白い、是非ご覧あれ。2時間半の長尺も退屈させない。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=328680
横浜への帰路に魚屋を覗く、すると何とスズキ目スズキ科のスズキ君がまたウインクをするではないか。
値段を見ると何と¥150!!、思わず店主に「これは半身の値段かと聞いたら、一匹だと言う」(これは冗談で、実際にそんなことは聞かなかった)
で、思わず6匹買ったら、鯖君が目に入りこれも購入。総額¥1400は釣り餌に毛が生えた価格。
そして、これが釣った魚なら武勇伝を披露する所だけれども、残念ながら如何に安く手に入れたか位しか自慢の種が無い。
で、鯖は〆て食したらビンゴ!
残りは干物にした。
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お頭付の背開きに挑戦したが何とか形にはなった。味の方はまったく見当がつかないが、それほどのはずれは無いと思う。
なお鮮度は抜群とは言わないが、そこそこのものであった。
一度、これを燻製にしてみたいものだ。
因みに年末の釣りはこのスズキを狙ったものだったが、、、だからと言って釣りが非効率などと言うことはもちろん無い、一匹でも上げていれば壮大なる武勇伝が付いてまわるし、第一に釣った魚は成長する。
つまり、人に話をする度に30cmから60cm位まで1年位掛けてジワジワ成長し、3年後の釣果次第では幻にすらなる。こうなると釣師殿堂にも名釣会(めいちょうかい)にも入れて、その後は「名人」なんて呼ばれて釣り人生安泰てな、そんな馬鹿な話はいくらなんでも無い。