さてさて2008年度の釣りチャンピオンを決める恒例のFOYだ。
といってもごく内輪の単なる年末釣行会で、多分20年位続いているのではないか。昨年は波浪で中止なので一応継続記録は途絶えたが。
最初は、スズキ狙いのトローリングで、成果なし。でも静かな朝マヅメの雰囲気を堪能。
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そして第二幕は、三浦の油壺から底モノや赤いのを求めて出航。
静かな海は我々が「ボーズ凪(なぎ)」と名づけた不吉な好天。
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やはりロクなのしか釣れない。 最初のは赤イサギという奴でまぁまぁのモノ、その後は「ギス(=食えないしろもの)」、白ムツ(まぁ上物)といった具合。 ,
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釣果の中でお土産は上記2枚の様な具合、メバル2匹、白ムツ2匹、ソーダ鰹1匹。
で、結局フィッシング・オブ・ザ・イヤーは最後の10分で外道の姫小鯛を揚げた私目のもの。
いつの頃からか、最後の10分で何でも釣り上げたら勝ち、と船長が勝手に決めて以来このルールは続いている。
ようやく今年も終わった。
土曜の朝7時30頃、JR国道駅の魚屋街に詣でる。
古典落語のまくらに、「お金と言うのは、貯めても使っても楽しい」という一節があったが、「魚と言うのは、釣っても食べても見ても楽しい」。
このところ魚屋を覗くのが完全に趣味になってしまった。
大きい店、小さい店、乾き物やらすしネタの卵焼きが売り物だったりして、見て歩いて楽しい。,
七時位から店を開けているらしい。
ここで値段を聞くと、「ハチマル」とか「ジュウサン」とか答えてくれるんだけど、これがKg当たりの値段で、「ハチマル」は¥800/Kg、「ジュウサン」は¥1300/Kgの意味。
以前は「じゃ、鯖一本とイカ2本くれ~」なんて格好を付けて、予想外の高い買い物をしたもんですが、近頃は恥かしげも無く「で、一匹いくら?」と聞くと、親切にも測って掛け算までしてくれる。
この日はイカが¥240/杯で2杯を購入、鯖は¥900/本だったのでここではパス。
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お昼頃に別の街の魚屋で鯖とフッコ(スズキの未成年、セイゴ、フッコ、長じてスズキと称す也)を購入。フッコは何と¥200/本と破格なので3本を求めてしまった。干物にすれば¥600/本位で、燻製にしたら¥800/本位で売れそうだ。
因みにフッコの首を切ってあるのは、"活け〆め”と申しまして鮮度を保つために首筋を切って安楽死させた証拠、刺身でもいける物でした。,
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話は替わって、先日、師匠よりフィッシング・オブ・ザ・イヤーの招待があった。
これについては別の機会にルールと歴史それに賞品や出場資格について紹介したい。
嗚呼~早く沖釣りがしたい。
ペールギュントの「朝」あたりが最高に合いそうな風景だと勝手に思う。
さて、件の山小屋に土曜の夜お泊りして、明けた日曜は建設の手伝いをするフリをした。
朝からトンカン、トンカンとお昼を挟んで四時頃まで働いた人達の成果が以下の様な次第。
大工道具持参で応援に来たツワモノ、仕事振りもこれは「はかどるわいなぁ」、てな具合。でもプロの大工ではないというから、この世界のアマは中途半端じゃない。
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最後は前夜に作ったイカのワタ炒めを紹介。
塩漬けして少し干した新鮮なワタをオリーブ・オイルで炒めて潰して、別に購入したするめイカと合わせて炒めたもの。
これは旨い。 イカのワタの酵素の作用でイカが驚く程やわらかくて、味も良い。
オーナが最後におまけで入れたバターが効いたかもしれない。
この日は先週手にいれた「スズキ」の開きも食したが、「大当たり!」と言いたいが誤解が怖いので「ビンゴ!!」と言っとおきましょう。